左営大路と鼓山三路の交差点にある「南門」(啓文門)
蓮池潭の西側一帯 昔 鳳山という集落があった。
清の時代 清の軍隊が 1722年 ここに築城し東西南北に門を設けた。
それまでは台湾が海に囲まれていることから 城の建設をおこなわなかったが
朱一貴の乱の勃発を機に 築城した。
しかし 1786年の林爽文の乱で落城すると鳳山に移築した。
その後 再び落城し 1825年に現在の場所に再建されている。
左営は「鳳山旧城」 鳳山市の方は「鳳山新城」と呼ばれている。
現在の鳳山旧城は 北門(拱辰門) 東門(鳳儀門) 南門(啓文門)と
西門(奠海門)の城壁の一部が残っている。
台湾最初の石造城郭として 保存状態がよく 国家1級古跡に指定されている。
当方が高雄市内に向かう途中に目にしたのは 南門と城壁であった。
蓮池潭と共に 清朝の鳳山八景の1つとなっている。
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