ミリャッカ川 ブルバニャ橋方面を望む
前回紹介した「スナイパー通り」の犠牲となった話として
以前 テレビの特集番で サラエボで交際していた男女が
内戦から逃れるために国外に逃れようとする2人が
銃弾に倒れた悲劇を 見たことを思い起こし
この写真の付近かと思ったが ここミリャッカ川を下った先
国立博物館裏に その現場となった 「ブルバニャ橋」があるとのこと。
1992年4月5日 女子大生アドミラが狙撃され
紛争の最初の犠牲者となった。
ブルバニャ橋の中央には アドミラが息を引き取った時の言葉
「これがサラエボなの?」と書き込まれた追悼碑があるそうだ。
かつては 同じ国民だった 民族同士が 憎み合う中で
運命を共にした 2人は 内戦の悲劇の象徴として
「サラエボのロミオとジュリエット」 とも呼ばれている。
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