あかない日記

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ポーランド・クラクフ 85 十字架

2018-07-14 | ポーランド紀行

 

 

カノニツア通りから 
ヴァヴェル城の前に出た東側
聖イジー教会脇に「十字架」が立てられている。

 十字架には「1940 KATYN 1990」とある。

1940年は 第二次世界大戦時に
「カティンの森事件」があった年。


そして1990年はソ連が事件を認め、
ゴルバ チョフ大統領が謝罪した年を表している。


カティンの森事件とは

第二次世界大戦中に
ソビエト連邦のグニェズドヴォ近郊の森で
約22,000人のポーランド軍将校
国境警備隊員 警官 一般官吏 聖職者が
ソビエト内務人民委員部によって銃殺された事件。

虐殺死体がみつかった当時は
この虐殺は ナチス・ドイツが
行ったものと伝えられていた。

しかし 1990年 ペレストロイカ(改革)の一環で
「この虐殺事件を行ったのは ナチス・ドイツではなく
ソビエト軍によるもの。」と認め 謝罪した。




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