前回 ポルトガルの国旗について 少々触れたが
ポルトガルの国旗は 緑と紅が 2:3の割合で
竿側を緑とし
緑は 希望や誠実を
赤は 共和国成立の革命を表す。
黄色の球状の物体は
大航海時代の航海用具・天測儀。
「ポルトガル」という国名は
初期に都が置かれた町ポルトの
ラテン語旧名「ポルトゥス・カレ
(カレ港の意味:ローマ時代に遡る都市)」
から由来する。
・盾の中の7つの黄色い城は
レコンキスタ国土回復運動)の終わりに
アフォンソ3世がベルベル人(ムーア人)から
奪い返した城砦。
・5つの青い盾は
オーリッケの戦い(1139年)をめぐる
初代ポルトガル王アフォンソ1世の
伝説にある敵の5人の王。
・青い盾の中の5つの白い円は
キリストの5つの聖痕を表すとされている。
5つの盾にまつわる伝説は 前回触れた。
現行の国旗は 1910年に王政が廃され
共和政が成立した際に制定された。
それまでの君主制の時代と決別するため
白と青を基調にした歴代のポルトガルの
国旗とは 全く異なる配色となった。
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