遺跡内には生活の跡が多くあった。
全盛期には2万人もの人々が
生活していたのでインフラも充実していた。
水洗い場
街全体が緩やかな傾斜になっていることを利用して
近くの泉から水道を通って運ばれてきた水が
家庭や共同の洗い場 浴場に給水されている。
汚水や雨水は下水管を通って主要道路の
地下深くの水落としに集められクルマン川に流れれている。
しかし ローマ人が去った後は
水の管理が怠ったため人々が街を去り廃墟へとつながった。
それほど水のありがたさは
金よりまさリ生活にとって貴重だとわかる。
浴場 ジャグジー 半身浴?
ローマ時代には欠かせないのも豊かさの象徴だ。
ガリエヌス帝の浴場は 低温 高温 冷温の
3室のサウナ施設だったそうだ。
トイレ
オイル絞り
この地は オリーブの栽培が盛んで
これは そのオリーブオイルを絞り受けるものだそうだ。
石臼と同じように 窪みに実を入れ 取手のついた重石で絞り
絞って出てきたオリーブオイルは 溝から流れ出ていき
オイルを溜める所へ集められたそうだ。
これらの恵みにより潤っていた『ヴォルビリスの古代遺跡』
街並みからもその豊かさが伝わってくる。
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