あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

エジプト旅行(33)ガラベーヤ・パーティー

2011-02-13 | エジプト紀行

   

  

 エジプト民主化への 歓喜!

 いや船内での ガラベイヤ・パーティーの一幕です。

  今回の旅行で 一番楽しみにしていたイベントです。!

  国際色豊かに参加した人の中でも 我がジャパングループは

  ガラベイヤ(民族衣装)に着替え すっかりエジプトに溶け込み

  乗り乗りの乱舞状態に・・・

  

        これにしようか あれにしようか?衣装選び!

 

     *今日のエジプト情勢

       軍統治による 民主化は前途多難のようだ。 

       デモが行われた広場では 市民が率先して清掃していた。 

       「この国のすべての悪(ゴミ)は 我々が片づける!」と

      


エジプト旅行(32)エドフの夕暮

2011-02-12 | エジプト紀行

  

   旅行4日目の夕暮れ エドフの岸辺にて

      落日とともに ナイルの静寂が ゆっくりと流れていく。

   この悠久の流れのよう エジプトの騒動が 落ち着いてほしい・・・

 

  *エジプト情勢

       ついに ムバラク大統領が辞任し 30年続いたムバラク政権が

    崩壊し 全権が軍最高評議会に委譲された。

 


エジプト旅行(31)エジプトの子供2

2011-02-11 | エジプト紀行

  エジプトの子供(2)

  

  エドフの街角での 子供たち

  何を思い 何を楽しく しているのだろうか?。

  ふと 自分の子供のころの一シーンを思い出させたが。

  国の騒動は 子供たちには影響ないのだろうか?

  一日も早く正常化 民主化してほしいものだ。

 

   エジプトの教育事情は 日本とほとんど同じ 小・中の9年間は

  義務教育に 前後の幼稚園・高校も含め一貫教育で

  9月期入学になっている。

   また 使用語は英語とフランス語だそうだ。

 

  *今日のエジプト情勢

    ムバラク大統領は国営テレビを通じて副大統領に権限を委譲すると

    しかし 即時退陣はあいかわらず拒否している。


エジプト旅行(30)結婚式

2011-02-10 | エジプト紀行

   

  写真は エジプトの”デモ”の様子ではありません。

     驚くことに 結婚式 が行なわれているのです!

   路上で行なわれているので 交通渋滞に

  我々のバスも 盛んにクラクションをならすが 一向に進まない

  通過するのに 相当の時間がかかってしまった。

  現地ガイドの説明では この国の結婚式の大半は このように

  路上で行なわれ ホテルでの挙式などは 一部の金持ちだけ。

  新郎自身が新居を用意しなければならないので その資金を

  調達すのに時間がかかり 男性は30代になりやっとという。

  宗教上の問題もあって 家族との関係が強く ほとんどが

  見合い婚になるそうだ。更に離婚のこともあり 契約証も交わす

  とのこと。 

   因みに 現地ガイド(男性)は ”バツイチ”で  現在独身との

   ことでした。

  

  *今日のエジプト情勢

    カイロ市以外にも反政府活動がひろがり 反政府デモ隊と警察とが衝突し

    3人が死亡。

  

  

 

 

 


エジプト旅行(29)ホルス神殿

2011-02-09 | エジプト紀行

  

  クルージングの中間点 アスワンから123kmのナイル川西岸

 のエドフに接岸 ハヤブサの神ホルスを祭る神殿 ファラオ時代と

 ギリシアの建築様式を取り入れている 「ホルス神殿」へ

 塔門 横79m 高さ36mに圧倒される。

 1860年に有名な考古学者マリオットにより 砂で埋まっていた

 神殿が発見された。 埋まっていたことにより 保存状態がよく

 エジプトの神殿で最も美しい神殿の一つで カルナック神殿に次ぐ 

 大きな神殿とのこと。 

 

                  ホルス像

 

       *エジプト情勢 

     昨日のデモの規模は 数十万に達し デモ開始最大級のもになった。

     更に長期化するようだ。また 政権側と野党勢力との合意により

     憲法改正委員会が発足し 今月末までに勧告をまとめるとのこと。


エジプト旅行(28)船旅

2011-02-08 | エジプト紀行

  

  「ナイル川 ひねもす のたり のたりかな!」 

 昼食後 船室から川岸を眺め 船は静かに 流れに乗って

 進んでゆく 旅4日目の疲れを癒すように ついうとうとと・・・

 

   *今日のエジプト情勢 政権移行をめぐる交渉が始まった。

     政府は公務員給与や年金を15%引き上げると決めたようだ。

     また エジプト航空の発着も通常にもどりつつあり 社会生活も正常化に向かっている。

 


エジプト旅行(27)カボチャアート

2011-02-07 | エジプト紀行

カボチャアート

 

前回(26)では タオルのアートを掲載したが

船の食堂には 花を彫刻したカボチャのアートがあった。

ハロウィンではないが これも 手作りとして

船スタッフの歓迎と おもてなしの一つに!

 

*今日のエジプト情勢 最大野党勢力が 政府側と対話へ

しかし ムバラク大統領の即時退陣を求める声はやんではいない。

 


味噌つくり

2011-02-06 | 出来事・行事

                  豆をペースト状に

  我が家では 毎年この時期に 味噌を作っている。

  今年は20kg 前夜から豆を水にたっぷり浸し 麹に塩を混ぜておく。

 また カビを発生させないために 容器類の消毒には 35度の焼酎を

 使用する。

 当日は 圧力鍋にて豆を煮たあと フードプロセッサーでよくつぶし

 塩入り麹を混ぜ 空気を逃がすために団子状態にしてから 

 味噌容器に投げ入れる。

  仕上げとして 空気との遮断するため面いっぱいに塩をふり

 ラップを付して蓋をし 暗所に寝かせておく。

 半年後が楽しみ!

                         団子状に丸めた味噌玉


エジプト旅行(26)タオルアート

2011-02-05 | エジプト紀行

 

   午前中の見学を終えて 船に戻り 部屋に一歩入って  びっくり

  ベット上に バスタオルで作られた スワンがいるではないか。

    しかも ハート形に 我々への歓迎メッセージ

  ベットメイキングの係が 演出してくれていたのだ。

  まさに ”タオルのアート” 

  他の部屋では ワニ 孔雀 人形等の作品もあったようだ。

  このような ”持て成し”には 感動ですね。

  しかし 観光客がまったく来ない現状で こいうこともできず

  それらを生業とする人々の暮らしは いかばかりか・・・

  *エジプトに対し 「デモの参加者やメディアへの攻撃は

   受け入れがたい」など 世界各国もメッセージを送っているが

   大統領の退陣がないまま 硬直状態になりつつある。 

   

 


エジプト旅行(25)バクシーン

2011-02-04 | エジプト紀行

 

    神殿内を警備する警察官とその友人!

   腕章を見ると ”ツーリストポリス”とある テロなどから観光客を

   も守っており エジプトの観光名所には 必ず配置されているが

   身分は下級公務員のようで 薄給らしい。

   しかし 腰に下げた拳銃は本物だ。

   神殿内を写真撮影しようと うろちょろしていたら 警官が盛んに

   手招きしているので行くと 何やら意味ありげにこの奥に入れと! 

   入ると内の壁を指差して ここを写真に撮れと こちらは

   何か凄いものを見せてくれたと思い 礼にチップを渡そうとしたら

   隣にいる ”マイフレンド”にというので渡した。

   後で考えてみたが 上手く乗せられたことに気がついた。

   彼らは このようにして日銭を稼いでいたのだ 直接 警官が

   受け取ると問題になるので 友人や家族を近くに居させ 

   周りの人の気配がない時に カメラを持ってうろちょろしている

   観光客をターゲットにしていたのではと。

   この後も行く先々で ”警官の手招き”があったが その手には

   乗らなかった。

   我々は”チップ”と考えるが イスラム教の教えに「バクシーシ」 

   つまり ”裕福な者が貧しい者への施し”というものがある。

   でも ”施し”ではなく トイレなど街中では ”セビリ”状態に

      なっている。 

 

   *今日「決別の金曜日」として大規模デモが計画されており

   ムバラク大統領は「即時退陣はしない」と言明しているが・・・。

   今回の反政府デモに対する政府側デモの中には このような警官も

   私服に着替え 参加しているのかもしれない。

   

    

 


エジプト旅行(24)コム・オンボ神殿

2011-02-03 | エジプト紀行

 

 クルージングの途中 船を降りての観光

 アスワンから約50kmのコム・オンボに接岸 徒歩でナイル川を

 見下ろす小高い丘の神殿へ この神殿はワニの神セベク神と

 ハヤブサの神ホルス神を祭り 壁・柱にレリーフされている。

  神殿は 紀元前300~30年のもので 左右対称の二重構造に

 なっており エジプトでは珍しいとのこと。 

 また ローマの医療器具などもレリーフされている。

 多くの世界的遺産が 今回の騒動で破壊等されないことを

 祈るばかりだ。

 

  * 2日 カイロ市内では 反体制派と大統領支持派が衝突して 死傷者がでた。

    また取材中の外国人記者も暴行を受けた。 ますます混沌としてきている。

 

 


エジプト旅行(23)クルージング

2011-02-02 | エジプト紀行

 

 

 船はゆっくりと進む。 もしかすると 悠久で雄大な景色から 

 そのように感じるのかもしれない。

 12月末の季節 まして川面の風があるなか 船上では 欧米人が

 日光浴 さすがに 我がグループの人はいなかった。

 先日 NHKーBSで アガサ・クリスティ原作「ナイルに死す」の

 映画「ナイル殺人事件」を観た。

 1978年制作の映画で  時は1930年代だが 現地人の有様は

 現在と変わっていないように思う 今度の反政府デモは

 こんなことからも 発生したもしれない。

  また ピラミッド・ナイル川・神殿など 行って来たばかりの

 景色が映り ストーリよりも そちらに関心がいく。

   我々の旅行は 殺人事件も起こらず 

            優雅なクルージングがつづく・・・ 

 

  *今日のエジプト情勢は ムバラク大統領は次期大統領選に不出馬を表明したが

   民衆は大統領の即時退陣を要求している。


エジプト旅行(22)帆船・ファルーカ

2011-02-01 | エジプト紀行

 

  旅行第4日の朝を迎えた。 

 船は ナイル川の流れに乗り ルクソールに向けて 7時に

 アスワンの岸を離れる。

 ナイルの川幅は広く 流れる水はゆったり 時も同じ

 こちらも まだ夢こごち・・・  

 荷物の支度もなく 遅い朝食 クルージングのよさを

 たっぷり味わえるひと時が 流れる。 

 昔からナイル川は 交通の要 帆船「ファルーカ」は 生活の足として

 使われていたが 今は観光用になっている。

 

  * 今日のエジプトは ムバラク大統領の退陣を求めて「100万人の行進」を

  呼びかけている。 軍は発砲はしないとの声明に デモの参加者は徐々に

  増えているようだ。