アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

パリッとしたバッハさんのために-バイオリンレッスン

2011年10月19日 | バイオリン
バイオリンにとっちゃ、カラッとして湿気がない日がいいのかな。

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なんだか、とってもよく「鳴る」日でした。ホーマンの166番を一回、ひとりで弾いたら先生が「今日はとてもよく響いてますね。いい音です」とちょっと驚いたように言いました。自分でもびっくりです。なにしろ、前日(日曜日)は結局、一度もバヨ出せなくてね…

それで、先生が下を弾いて合わせてみたところ(ホーマンは二重奏がたくさん載ってます)、とてもきれいな曲で、それを先生のがっちりした低音に合わせて、私のいつになく響くバイオリンで弾いてみると、まぁとっても素敵~。あ、私がドカッと一回、指が転げてわやくちゃになった一小節を除けばね。

この曲の技術的課題はというと、弓を「戻す」ところ。つまり、ふつうに弾くなら弓を「アップ」「ダウン」「アップ」「ダウン」とギコギコしていくわけですけど、曲の都合で「ダウン」「ダウン」と…この、二つの「ダウン」の間は弓を空中ですばやく戻すんです。そうすると、音の間に隙間ができ、二つ目の音が強調される感じになります。

これが、戻したあとのスムーズな着地に自信がないもんだから、なんかおかしなことになりがちで、変にバウンドして着地したりするとね。当然ですが余計な音が鳴ります。

課題を残しつつ(^^;; ま、曲としてきれいだったので(そりゃホーマンさんの手柄だろ)、丸をもらいました。

そしてバッハのドッペルに突入。

えっちらおっちら弾くとなんだか、残念感が部屋いっぱいに漂います。大好きな曲なのにねぇ。もたもた下手に弾くと、チョビくんはちっともさっきのようには鳴ってくれず、音がまず聞き苦しくなります。それでもって、なんかバッハっぽくない…

「八分音符のひとつひとつは、もっと隙間があるように弾くといいですよ」先生が同じフレーズを弾くと、こりゃまったく別物という美しさです。パリッとしていてしかも優雅です。いいなぁ…

全体に、もっと切れ目があったり緩急があったり、めりはりをつけて弾くものらしいですが。それはおいおいやっていくとして、まずは指使い弓使いの整理など。前回、アンサンブルの先生にちょこっと見てもらいましたが、それでやりにくかったところとかは別案を出してもらったり。

それで、バッハをパリッと弾くにはどうも、さっきのホーマンで課題として残っていた、弓の「戻し」がうまくできる必要があるようです。これがうまくできなかったりして余分な音が出ると、どよどよと、濁っていって、なんかぜんぜんいかさない感じになってくるんです。

さらに、音程が悪かったり、フレージングがわけわかんなかったりすると、とっても残念なバッハのできあがり。。

いやこりゃー、難しいねぇ(なにをいまさら)。

とりあえず、弓の着地の改善、地道に練習しよっと。

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コメント (2)
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