アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

残念な演奏になっちゃう分かれ目ってどこ?

2012年07月07日 | ピアノ
今日は、こまたろう母さん、きーちゃんさんといっしょに内藤先生のレクチャーコンサートへ。

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きーちゃんさんは「前あり」だったのでお昼はごいっしょできなかったけど、こまたろう母さんとは事前に待ち合わせてまずランチ。なにしろ、またろう族の母どうしですから、えぇ、語り合うことは「たんと」ございます。欠点といえば、いくら母が熱をこめて語りあっても別になんの解決も改善もないことでしょうか。ま、ガス抜きしてまた明日ってとこですね。

会場に行くと、こじんまりしたおしゃれなスペースで、スタインウェイのグランドがあります。まだ開場間もないところへ入っていったので、席は選び放題。先生は、「少し後ろのほうがきれいに響きますよ」とアドバイスしてくださったのですが、あえて最前列、舞台に向かって左側の、通称「ガン見席」を選びます(^^)

本日のプログラムは、全面的に内藤先生が組んでくださったものだそうですが、ショパン、ドビュッシー、バッハ、リストの「耳に馴染みのある曲」が並びます。むしろ、何度も聞いている曲を、語りつきでいつもと違う角度から聞くと、あら不思議、新鮮な発見があるという仕掛けです。

プログラムを見ると、「リズム感について」「グルーヴについて」「遊び心について」の三部構成になっていて、そのそれぞれに、解説のため一部分を弾く曲と、全体を演奏として弾く曲があります。

そして全体のテーマは…

「すさまじきもの(by 清少納言)」
(「昼ほゆる犬」とか、興ざめなものってことです。)
つまり、台無し感漂う演奏はどこで間違っているのか。それを避けるにはどうしたらよいかということで、我々アマチュアピアノ弾きに向けた実用講座としてちゃんと、ツボを心得ています。なるほど。

ピアノのうまい下手というのともちょっと違う軸で、ノリのいい(聞いていて楽しい、心地よい)演奏と、なんかモニョる演奏というのは何が違うかっていえば、まぁリズムの良し悪しが大きいのだろうけど、リズムがいいってどういうことなのかというと。ただ拍を正しくイチ、ニッ、サン、シー、ニー、ニッ、サン、シーと数えてればいいって話ではなくて、

・シンコペーションを自然に感じつつそれに乗せて弾いているかどうかだったり(ショパン 別れの曲)
・拍子どおり分けずにまとめて一小節を1と感じるかどうかだったり(ベートーベン ソナタ第30番第一楽章)
・基本的に同じフレーズが、二度目は内声で作られるリズムが違うのをちゃんと聞くことだったり(ドビュッシー 月の光)


先生が、いい例と悪い例を弾きながら説明していくと、なんだかまるっとわかったような気がしてしまうのだが、結局のところ、そのリズムをどう感じるかというところと、感じたリズムをどう表現するかっていう技術と…結局冷静に考えれば、説明聞いて「おぉ」と膝を叩いたからといって次からどうなるというわけでもないんだけれど。

とりあえず、なんで自分の演奏がダサかったかわかった!! という気がちょっとするところがおもしろい。

特に、次の「グルーヴ」ですかね。グルーヴという言葉の意味はわかったようなわからないような、検索すると「ノリ」のことのようでもあるんだけれど、「リズム」と「グルーヴ」を合わせて「ノリ」になるような気もするし(気がするだけ)。今日の話の中では、こう…和音ごと拍ごとにえっちらおっちらいかないで、連続性・脈絡を持って進んでいくところがまずは大事なのかなと。例えば和音の進行(関連性)がわかっていて、「閉じて(でも切れないで)」またスムーズにふくらんで…というような。

レクチャーで聞いたことがどのくらい理解できたのか、心もとないところはあるけれど、ともかく、なんかいろんなイメージがふくらんで、「あーもっとピアノ弾きたい!!」って気分になったのは確か。
(家に帰ってから、ずいぶん弾いてた。)

それと、やっぱり曲丸ごと聞ける演奏は楽しい!! 今日の演奏の中では、ショパンの即興曲第三番の演奏とか、めちゃくちゃ好き。最後は、リストのリゴレット・パラフレーズを、説明のとおり「遊び心たっぷり」にかっこよく決めてくださいました。

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