スクリューキャップの缶飲料に、広口タイプと、狭口タイプ(ペットボトルと同じくらいの太さ)があることにお気づきでしょうか、皆様。
←せっかくおもしろいトコの勉強できるのにねぇ
左、広い口のほうがよく見るかなと思います。実は、広い口のほうが製造しやすい缶で、右の、狭い口のものを製造する技術を持っているのは一社だけだそうです。
円盤状の金属を、真ん中押して伸ばしていってコップ状にしたとしますね。それで、最後に口のところをすぼめてスクリュー部分を作ろうとしても、もうすでにコップ状にするまでに相当無理してますから、それ以上縮まらない。それで、この広口あたりが限界になるんです。
では、狭い口のはどうやってるかというと、コップ状にするところまでは同じで…それから発想の転換で、コップの底部分のほうをすぼめて切って、スクリュー部分を作るんです。だから狭くできるんです。それで、元のコップの開口部分を底にしなきゃいけませんが、それには別の円盤を持ってきてくっつけます。だから
缶のおしりのところを見ると形状が違いますね。
それで、なんで私がそんな話を知っているかというと、またろうがこの狭い口の缶を作る大和製缶というところに見学に行ったので、帰ってきてから母に教えてくれたわけです。高専から見学に行くところって、あんまり一般の人は聞いたことのない社名だけど「~は、ウチしか作れないんですよ」みたいなのが多くておもしろいです。
もっとも、コーンスープのようなもってりしたものとか、コーヒーのように香りを楽しみたいものは広口のほうが合っていますし、せっかくの狭口技術なのに、あんまり売れてないんだとかorz
ふだんの授業のほうも、三年生になって専門科目が増えてきて、材料学、材料力学、機械設計など、「かろうじて理系」の母がかすりもしなかった科目名が並んでいます。
実習も進んできて、溶接なんかも扱います。ある日、会社から帰ってきたら、あんまりにも部屋が汗臭くて
「頼むから今まずシャワーを浴びてきてくれ」
といったことがあるのですが、「いったい何をやったの?」と聞くと
「いや~今日はそんなに汗をかくようなことは…ガス溶接くらいしかやってないけどなぁ(^^)」とまたろう。
(ガス溶接よりアーク溶接のほうが暑い…いや熱いそうです)
またろ「こじろうのほうが部活で運動してきたんじゃないの」
母「そりゃ運動は着替えてしてるからね。実習は、その服のうえに安全服を羽織ったんでしょうが」
そりゃもう、運動系部活帰り小僧より、溶接帰りのほうが臭いです!!
ときどき、またろうが授業で聞いた話をしてくれますが、それなりに興味の持てる内容はあるようです。しかしそれなり…ところどころです。
とにかく試験期間中も含めて、自主的に勉強する様子は一切なく、結局前期中間では英語ではなく専門科目で赤点をとってきました(o_o)
クラスメイトの中には、もう専門科目は出席すらせず、一般科目の単位だけ取ろうとしている人がいるらしいですけど(つまり高専の三年が終わったら、一般の大学受験に転じようとしている)、もちろんまたろうはそんなことありません。
つまり専門科目をすべてどげんかせんといかんのですが、いったいどうするつもりなのでしょう。というか、「つもり」がさっぱり見えず、日々なんとなく動画を見たり、ピアノを弾いたり、絵を描いたり、ラノベ読んだり…だらだらと時間が経っていきます。親が頼めば、料理でも、風呂洗いでも、ごみ捨てでも、はなひめのお迎えでも、なんでもやってくれます。ただし勉強以外のことならば。
今回の前期期末では、時間割を確認させてカレンダーに記入させるとか、やることリストを書き出させるとか、最低限、よしぞうが面倒みたらしいですが、本人は特にやる気なく、よしぞうが監視している間は適当に形をつける程度のようですし、内容まで見るってこともできないので、どうなるかわかりません。はなひめが中学生になるとき(←こちらは確実)、またろうが四年生になっているのかどうかが問題です。
いや、真の問題は、またろうが将来どうするつもりなのかってことですね。
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左、広い口のほうがよく見るかなと思います。実は、広い口のほうが製造しやすい缶で、右の、狭い口のものを製造する技術を持っているのは一社だけだそうです。
円盤状の金属を、真ん中押して伸ばしていってコップ状にしたとしますね。それで、最後に口のところをすぼめてスクリュー部分を作ろうとしても、もうすでにコップ状にするまでに相当無理してますから、それ以上縮まらない。それで、この広口あたりが限界になるんです。
では、狭い口のはどうやってるかというと、コップ状にするところまでは同じで…それから発想の転換で、コップの底部分のほうをすぼめて切って、スクリュー部分を作るんです。だから狭くできるんです。それで、元のコップの開口部分を底にしなきゃいけませんが、それには別の円盤を持ってきてくっつけます。だから
缶のおしりのところを見ると形状が違いますね。
それで、なんで私がそんな話を知っているかというと、またろうがこの狭い口の缶を作る大和製缶というところに見学に行ったので、帰ってきてから母に教えてくれたわけです。高専から見学に行くところって、あんまり一般の人は聞いたことのない社名だけど「~は、ウチしか作れないんですよ」みたいなのが多くておもしろいです。
もっとも、コーンスープのようなもってりしたものとか、コーヒーのように香りを楽しみたいものは広口のほうが合っていますし、せっかくの狭口技術なのに、あんまり売れてないんだとかorz
ふだんの授業のほうも、三年生になって専門科目が増えてきて、材料学、材料力学、機械設計など、「かろうじて理系」の母がかすりもしなかった科目名が並んでいます。
実習も進んできて、溶接なんかも扱います。ある日、会社から帰ってきたら、あんまりにも部屋が汗臭くて
「頼むから今まずシャワーを浴びてきてくれ」
といったことがあるのですが、「いったい何をやったの?」と聞くと
「いや~今日はそんなに汗をかくようなことは…ガス溶接くらいしかやってないけどなぁ(^^)」とまたろう。
(ガス溶接よりアーク溶接のほうが暑い…いや熱いそうです)
またろ「こじろうのほうが部活で運動してきたんじゃないの」
母「そりゃ運動は着替えてしてるからね。実習は、その服のうえに安全服を羽織ったんでしょうが」
そりゃもう、運動系部活帰り小僧より、溶接帰りのほうが臭いです!!
ときどき、またろうが授業で聞いた話をしてくれますが、それなりに興味の持てる内容はあるようです。しかしそれなり…ところどころです。
とにかく試験期間中も含めて、自主的に勉強する様子は一切なく、結局前期中間では英語ではなく専門科目で赤点をとってきました(o_o)
クラスメイトの中には、もう専門科目は出席すらせず、一般科目の単位だけ取ろうとしている人がいるらしいですけど(つまり高専の三年が終わったら、一般の大学受験に転じようとしている)、もちろんまたろうはそんなことありません。
つまり専門科目をすべてどげんかせんといかんのですが、いったいどうするつもりなのでしょう。というか、「つもり」がさっぱり見えず、日々なんとなく動画を見たり、ピアノを弾いたり、絵を描いたり、ラノベ読んだり…だらだらと時間が経っていきます。親が頼めば、料理でも、風呂洗いでも、ごみ捨てでも、はなひめのお迎えでも、なんでもやってくれます。ただし勉強以外のことならば。
今回の前期期末では、時間割を確認させてカレンダーに記入させるとか、やることリストを書き出させるとか、最低限、よしぞうが面倒みたらしいですが、本人は特にやる気なく、よしぞうが監視している間は適当に形をつける程度のようですし、内容まで見るってこともできないので、どうなるかわかりません。はなひめが中学生になるとき(←こちらは確実)、またろうが四年生になっているのかどうかが問題です。
いや、真の問題は、またろうが将来どうするつもりなのかってことですね。
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