アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

フレーズの理解を助けるピアノ伴奏

2013年03月10日 | ピアノ
はなひめの学校で「感謝の会」という行事があって行ってきました。

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これは、卒業する六年生が感謝をする会という意味で、前半部分が親のみ参加(親への感謝)、後半部分が先生方も参加(先生方への感謝)という構成になっています。そこで、親からも子どもへのお祝いとエールをこめて(?)歌をうたうとかで、曲目は「それが大事」でした。

この曲、サビの部分なら誰でも…私みたいな、なんでもかんでもうとい人だって知ってると思うんですよ。「負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと信じぬくこと~」という、アレです。

あそこばっかり印象的で、そこならすぐ歌えますが、サビ以外のところはまったく記憶にありません。あと10分で会に(というか、会の前の歌の練習に)出かけなきゃというときに、そのことに気がついて、あわててYouTubeで検索して聞きつつ、いっしょに歌ってみましたが(泥縄)、
「高価な墓石を立てるより安くても生きてるほうがすばらしい…」のあたりから、メロディーの上がり下がりがたいへんこちゃこちゃとわかりにくい曲で、ちっとも頭に入らない。「わーだめだ。もういかなきゃ!!」

学校の体育館に入っていくと、ピアノ伴奏の練習をしているところでした。数歩入ったところで、「ん? このピアノやけにうまいな」。もっと入っていくと、なんだ、るんちゃんママさんでした。るんちゃんママさんは前にピアノWeb発表会2011「子どもの曲を大人が弾く」のとき、いっしょにフォーレドリーの連弾をした人です。

それで、ピアノ伴奏がついて歌の練習が始まり、一回、二回と歌ってみると、「おぉ、わかりやすい!!」。

真ん中の、こちゃこちゃした節回しがわかりにくいところ、ほとんどの部分でピアノが旋律をいっしょに弾いてくれているのですが、そのピアノのフレーズの作り方が、私の理解をまるっと助けてくれて、なんだかするっとわかっちゃったんです。

声には声、のほうが相性がいいと考えるのがふつうだと思うんだけど、私には、オリジナルの歌のあの騒々しい(失礼)歌声よりも、整理されたピアノのフレーズのほうがすんなり聴けて、マネしやすいようです。

るんちゃんママさんのピアノは、連弾をするにしても、バイオリンの伴奏をしてもらうにしても、すごくやりやすくて、「自分がどう弾きたいかに気づけてしまう」というそんな感じなんですけど。それは、単にるんちゃんママさんが過去に(今はほとんど弾く暇ないようですけど)とてもしっかりピアノを学んでいたからというだけではなくて、ヤマハのグループレッスン(アンサンブル)や、少年少女合唱団やら、多方面から経験を積んでいるからなのでしょうね。

私はどうも、歌もしくは管楽器の経験のある方のピアノが好きになるようです。

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コメント (2)
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