アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

マイナーすぎるベトソナ

2017年02月07日 | ピアノ
「ベトソナ道(どう)」というものがあるとしたら、私はその入り口にも足を突っ込んでいないくらいのトーシロです。単にベトソナ弾くのが下手ということだけでなく、おそらくは聴く立場からもよさを十分に理解してないという意味で。

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オフ会とかで、この道に深く分け入った方々の演奏を聞くと、その溢れんばかりのベトソナ愛から、ベトソナ道の奥深さと魅力がひしひしと感じられます。この32曲のソナタというものの大きさ(存在感)は、ピアノ好きを自認しながらここを素通りして一生終わるなんて許されないというような雰囲気です。チェルニーを素通りするのはかまわないが、こっちはかまうというような気が、ちょっとする。

去年、テレーゼの一楽章を弾いてみましたが(とりあえず手に当てとくキャンペーンの一環として)、そこそこおもしろかったものの、自分の弾くベトソナは好きじゃないという結論に(-_-;;

まぁベトソナはこれ一曲じゃありませんからまた別のに挑戦してみるとか、あるいはテレーゼでもまた日を置いてやってみるとかは悪くないかもしれません。そんなことを考えていたときに、ベトソナ限定イベントの募集がありまして、応募するか? 無理か?? などと余計なことを考えて逡巡していたところ、数多くのベトソナ愛を持つ方々に叩き負けてキャンセル待ち13番(!)に(^^;;

さすがにここまで回ってくることもないでしょうからこのことはすっかり忘れていましたが、ここんとこ動きがあって(都合の悪くなった方がいたり、枠数の調整があったり)いつの間にかキャン待ち6番まで上がっていました。まさかとは思いますが、この先、「練習してみたら10分以内で弾けた」とかそんな感じでエントリー締め切りあたりで枠の放出があった場合、イベント1か月前とかに突然「1枠いりますか」って聞かれたら弾けるものがないよな~と考えまして…

そんなところへ、しばらく更新の止まっていた「ゆにくあ缶」ブログでも、どどっと新しい記事が入り、シフさんのレクチャーの訳文が入りました(嬉)

それで聞いたこれ→ピアノソナタ第22番 ヘ長調 op.54

これ、聞いたことがありませんでした。シフさんレクチャーの中でも「一番知られてないソナタ」と言ってましたが。
「ワルトシュタイン」と「熱情」の間に挟まれたソナタ。

試しに、当該コミュのベトソナコンプリート表(今までのベトソナイベントでどの曲のどの楽章が既に弾かれているか)を見に行くと、確かに見事に空いてます。一曲丸ごと(どれかの楽章だけではなく)空いている曲はこれと16番ですが、16番のほうは今年弾く方がいるようなので、最後まで残るのがこの曲ということになりますね。

なぜこの曲の人気がそんなにないのか?? シフさんレクチャーを聞いた範囲ではなかなかいい曲じゃないか~、というか、なにしろベトソナではトーシロの私なので、コアなファンの方がより好むベト様というのはどういう曲なのかということをよくつかめていない可能性がありますが。第一楽章の「美女と野獣」もおもしろいし、第二楽章はとてもこみいってておもしろい。無駄に難しいような気はするのですが私にとってはベトソナのどれもわりとそういう傾向(無駄に難しい(^^;;)に感じられるのでその濃淡はよくわかりません。誰か弾いてみてー。

まぁ現実問題、もう一度落ち着いて聞いてみたら、シフさんが弾くならいい曲かもしれないけど、私が弾くならありえないですね。テレーゼは既に塞がってるので9番とか弾けないかな…

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コメント (2)
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