アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ゆっくり練習でやってみたいこと

2017年02月16日 | ピアノ
ゆっくり練習って何のためにするかっていえば、そりゃまず第一に速いと弾けないって場合に、ゆっくり弾くしかないっていうか…

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弾けないテンポでぐちゃぐちゃ弾いても、いったいぜんたい、練習してるんだか、間違った音の癖をつけてるんだか(^^;; 不明な状態になっちゃうもんね。

この趣旨でいうと、ゆっくり練習するというのは、つまり正しく音を並べられるようにするための手段。ラフマの組曲二番なんて、ほんっっとに弾けないからめちゃくちゃゆっくりからじわじわとメトロノーム上げていったんだけど、そういうゆっくり練習というのはそれはそれであるとして、

最近のゆっくり練習というのは、なんだかそれと一味違ってきたような気がします。
(メトロノームが壊れたというのもある-笑)

・出ている音色とかをじっくり聴いてフィードバックしたいとき(例: シューベルト即興曲op90-3)
・適切な「音の方向」をさぐりながら弾きたいとき(例: 吉松)
・「ファ」が他の音とどういう関係にあるか考えながら弾きたいとき(例: アルカン「ファ」)

もちろん、無理なテンポで弾くのは弾いててもつまらないし聞いてるほうも(いるとしたら)最悪なんでなんの価値もないんですが、たとえば練習でなく、とりあえず人前で弾きたい場合、一部弾けてないところはあるにしても全体をこれくらいのテンポで弾いておこうってときはありますよね。

つまり、現状の許す範囲内で、聞く側に立ってベストなテンポで弾こうとする。(下手でゆっくりすぎると忍耐切れるかもだから)

自分が練習のために弾くならば、通し練習であってもそれよりはちょっと遅く弾くかもしれません。(弾けるテンポ)

でも、それよりもっとずっと遅く、音の方向や和声の変化や響いている音色について思いながら弾くというのは、あんまり前は好きじゃなかったと思うんです。カッタルイっていうか…まぁぶっちゃけ考えるネタがなかったから(それに、めるちゃんもいなかったから)ともいえます。

ゆーーっくり練習が好きになったのはとてもよかったなぁ(^-^)と思います。楽しみの幅が広がった。


それで、思い立って、昨日ためしに、私の一番の憧れ曲(実は、ピアノじゃない)
バッハ 無伴奏バイオリンのためのパルティータ第三番 プレリュード
(参考: Johann Sebastian Bach - Partita No. 3, BWV 1006 | Hilary Hahn ←ヒラリー・ハーンのごきげんな演奏でどうぞ)

で、ちょこっとゆっくり練習してみたんですけど
…笑えるほど下手すぎて…
音色とか音程とかが耳障りすぎて曲に没頭できないっ(爆)

頭の中ではけっこう素敵に鳴ってるんだけどな~

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コメント (2)
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