今度の日曜日にまた弾くベトソナ9番、その弦楽四重奏バージョンを聞いていたら、よしぞうが
「あぁ~なかなかイイ感じの編曲だね」
というので「なにしろベト様ご本人の編曲ですから」と教えてあげた。
←今週末は発表会!!
よしぞうは私の弾くベトソナ9番があまりお気に召さないらしくしきりと「なんかヘン~」と抵抗(?)していた。
これは私が下手だからということではなくて、シフ様CDもかけてあげたのに「やっぱりヘン」だという。
その前にさんざっぱら私がアルカンの「ファ」を練習してたときは、けっこう気に入ってたくせに…
あれより「ヘン」な曲滅多にないぞ!?
でも、「ファ」はもうハナっからそういう曲で、ずーーっと不協和音だったのがたまに協和音になっておぉみたいな、もうそういうものだと思って聞くから逆におもしろいと思えるそうだ。ベトソナ9は、なんか古典派っぽく安心して(?)聞いているとだしぬけに意外なことがあれこれ起こるから裏切られた感があるらしい。
弦楽四重奏版は、ほぼ忠実な編曲で、ピアノ版と別に変わりはないんだけれど、
まぁ楽器の音色の性質というか、ピアノ版よりもまろやかにカドが取れた感じがする。かもしれない。
もちろんそこがまさにベトソナの魅力であって、
急に強くなったり急に弱くなったり、
どこへ行っちゃうんだーという転調やら半音の進行やら、
まとまりそうなところ裏切られて「そっち!?」みたいな偽終止やら、
弱拍にスフォルツァンドやら、
しょっちゅう「え?」って感じになるところがおもしろいんだよね。どこがどう「え?」なのかはずいぶん納得できるようになってきたと思うんだけれど、じゃあそれをどう弾くかというのはまた別問題で、
・「え?」の箇所を察知し
・どう弾くかを計画し
・実行する
2番目も3番目もえらく問題でこれがもう。
昨日は内藤先生レッスンだったんだけど、私は「いまさらレイアウトとか違う楽譜見て弾けないので」と全音版を見ながら弾いてて、先生はヘンレ版見ながら聞いてて、「けどやっぱりココは許せない」ってところだけヘンレ版を採用していくという変則妥協スタイルで(^^;;
先生「えぇー?」(←この「えぇー?」は上記の「え?」とは違います)
私「あスミマセンちゃんと書いてあります。今のは私がスフォルツァンド弾き損ねただけです」…ありゃ紛らわしい
先生はしきりに、「聞く人を案内する」というようなことをいうんだけど、つまり弾く人はその意外な仕掛けのある進行をしっかり前もって把握しておいて、
聞く人がしっかり「え?」を味わえるように導く。
弾く自分も「え?」を味わうことが大事だけれど、自分がその箇所へ来て突然「げっ!!」って驚いてたらダメで(^^;;
ちゃんと準備して効果的に案内しないとね。
先生がベヒで見本弾きをすると「そうそう、それそれ」と思うんだけど
なかなか真似して弾いてもそんな感じにならないのでこりゃ大変。
特に、似たパターンで一回目~二回目とくるときの色の変え方というか、
二回目で高まるとき
二回目で降りる(落ち着く)とき
この微妙な変化の付け方がわかったようなわかんないような、やっぱりわかんないような感じなんだけど…
とにかく違えるつもりで違うつもりで味わって弾いてればちゃんと違うように聞こえることも…あったりなかったりするかもしれない。(どっちだ)
日曜日までにできることには限りがあるので、
「もっとヴィオラパート素敵に弾く」とか実施難易度高のものはとりあえずおいといて(爆)
緊張感の高低
あたりは…いまどんな感じ、ということを意識して起伏を楽しみつつ弾いてみたいと思います(^^)
とにかくこの曲ほんとに名曲!! 特に、弾いてみてそう思うたぐいの。弾いてみてよかった!!
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
「あぁ~なかなかイイ感じの編曲だね」
というので「なにしろベト様ご本人の編曲ですから」と教えてあげた。
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よしぞうは私の弾くベトソナ9番があまりお気に召さないらしくしきりと「なんかヘン~」と抵抗(?)していた。
これは私が下手だからということではなくて、シフ様CDもかけてあげたのに「やっぱりヘン」だという。
その前にさんざっぱら私がアルカンの「ファ」を練習してたときは、けっこう気に入ってたくせに…
あれより「ヘン」な曲滅多にないぞ!?
でも、「ファ」はもうハナっからそういう曲で、ずーーっと不協和音だったのがたまに協和音になっておぉみたいな、もうそういうものだと思って聞くから逆におもしろいと思えるそうだ。ベトソナ9は、なんか古典派っぽく安心して(?)聞いているとだしぬけに意外なことがあれこれ起こるから裏切られた感があるらしい。
弦楽四重奏版は、ほぼ忠実な編曲で、ピアノ版と別に変わりはないんだけれど、
まぁ楽器の音色の性質というか、ピアノ版よりもまろやかにカドが取れた感じがする。かもしれない。
もちろんそこがまさにベトソナの魅力であって、
急に強くなったり急に弱くなったり、
どこへ行っちゃうんだーという転調やら半音の進行やら、
まとまりそうなところ裏切られて「そっち!?」みたいな偽終止やら、
弱拍にスフォルツァンドやら、
しょっちゅう「え?」って感じになるところがおもしろいんだよね。どこがどう「え?」なのかはずいぶん納得できるようになってきたと思うんだけれど、じゃあそれをどう弾くかというのはまた別問題で、
・「え?」の箇所を察知し
・どう弾くかを計画し
・実行する
2番目も3番目もえらく問題でこれがもう。
昨日は内藤先生レッスンだったんだけど、私は「いまさらレイアウトとか違う楽譜見て弾けないので」と全音版を見ながら弾いてて、先生はヘンレ版見ながら聞いてて、「けどやっぱりココは許せない」ってところだけヘンレ版を採用していくという変則妥協スタイルで(^^;;
先生「えぇー?」(←この「えぇー?」は上記の「え?」とは違います)
私「あスミマセンちゃんと書いてあります。今のは私がスフォルツァンド弾き損ねただけです」…ありゃ紛らわしい
先生はしきりに、「聞く人を案内する」というようなことをいうんだけど、つまり弾く人はその意外な仕掛けのある進行をしっかり前もって把握しておいて、
聞く人がしっかり「え?」を味わえるように導く。
弾く自分も「え?」を味わうことが大事だけれど、自分がその箇所へ来て突然「げっ!!」って驚いてたらダメで(^^;;
ちゃんと準備して効果的に案内しないとね。
先生がベヒで見本弾きをすると「そうそう、それそれ」と思うんだけど
なかなか真似して弾いてもそんな感じにならないのでこりゃ大変。
特に、似たパターンで一回目~二回目とくるときの色の変え方というか、
二回目で高まるとき
二回目で降りる(落ち着く)とき
この微妙な変化の付け方がわかったようなわかんないような、やっぱりわかんないような感じなんだけど…
とにかく違えるつもりで違うつもりで味わって弾いてればちゃんと違うように聞こえることも…あったりなかったりするかもしれない。(どっちだ)
日曜日までにできることには限りがあるので、
「もっとヴィオラパート素敵に弾く」とか実施難易度高のものはとりあえずおいといて(爆)
緊張感の高低
あたりは…いまどんな感じ、ということを意識して起伏を楽しみつつ弾いてみたいと思います(^^)
とにかくこの曲ほんとに名曲!! 特に、弾いてみてそう思うたぐいの。弾いてみてよかった!!
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社