三題噺というか
吉松隆
サン=サーンス
ベルリオーズ
って、いったいどういうポリシーによるまとまりなのかわからないんだけど、
←ほんとはオケもっと聞いたほうがピアノにもいいと思う
昨日行ったコンサート「日本フィル杉並公会堂シリーズ」はこの三曲でした。
私は、あまり自主的にプロオケ演奏会に足を運んでいないんだけど(時間とお金が乏しいため)、
元々このチケットは、きーちゃんさんのご両親が行く予定で押さえていたところ、ご都合悪くなって
急遽、代打です(きーちゃんさん+私)。
行ってみたらとても楽しかった(^^) 貴重な機会をありがとうございます。
この三曲の取り合わせは、指揮者さん(藤岡幸夫)が個人的に好きな曲だとか(きーちゃんさん情報)、
確かに、なんかとても楽しそうだったんですよね…指揮者さんが…
吉松の曲は、私もピアノでときどき弾いていますが、そういえばオケ曲もたくさんあるんですよね。
昨日のは「夢色モビール」という曲で、元は「サクソフォン+ハープ+弦楽四重奏」(そんな編成あるんだ?)だったものを、バージョンアップ(?)して「独奏楽器+ハープ+弦楽アンサンブル」としたものだそうです。ハープ二台並んでるとゴージャス感あるね。響きもとってもきれいで確かに夢色。
サン=サーンスという作曲家は、ふだんピアノのことしか考えてないとあまり意識しないけど、バイオリン畑でいえばもっと存在感のある人。
昨日演奏されたバイオリン協奏曲第三番は、サラサーテのために作曲されたものだそうで、そりゃあ超絶技巧な曲でした。ソロを弾いた伊藤亜美さんは若くてかわいらしい雰囲気だけどバイオリン弾くと力強くがっつり系で、かっこよかったです。
しっとりしたメロディーの二楽章は、特に気に入りました。これ、緩徐楽章だから前後よりは超絶技巧っぽくない…ようでもあるんですが、最後のほう、ずーっとフラジオでいくのがやっぱり、これきれいに弾くのは至難の業だわね。
バイオリン知らない人のために説明しますと、フラジオは、倍音だしてちょっと笛の音っぽい音色にするやつね。私もいちおうやりますが一番単純なのしかやらないし超下手でヒット率低いです(笑)一番単純なのは、開放弦でふつうに出る音の一オクターブ上を出すもので、弦の真ん中あたりを軽くさわった状態で弾きます。
しかしこのやり方だと開放弦の音の倍音の音程しか出せないことになりますが、サン=サーンスがサラサーテさんのために書いたこの曲の場合だと、まず弦をしっかり押さえる方法で基本の音程を変えた状態で、その倍音を出すため軽く触れる、というふうにしてメロディーを弾くんです。私はやったことないデス(^^;;
きーちゃんさんはこの協奏曲の楽譜を見ていちおう「めくってみた」ことがあるそうですが、二楽章、なんとかなりそうでなんともならないのがこのフラジオラッシュだって…まぁ、そうだろね…
で、驚いたのが、この協奏曲終わって「アンコール」としてなんと、サラサーテつながりでツィゴイネルワイゼン、これを無伴奏で弾いたんだす。え(o_o) 伴奏なしで弾くことあるの??
単にピアノを取り除いた状態でバイオリンパートを弾く、ということではなくて、音を足したりして無伴奏曲として弾いていました。ピアノがいたって十二分に超絶技巧曲ですが、とにかくすごかったです。客席全体が度肝を抜かれていました。ずしんと来る演奏であることは確かなのですが、私は頭の中でピアノパートをはめ込もうとついしてしまいハマらないのでなんとなく落ち着かない気持ちで聞いていました。つまり、ピアノの音が抜けた分、正確なリズムを刻むのではなくちょっと早めに先へなだれ込んで行くんです。無伴奏で聞いた場合このほうが迫力のある演奏になるのかもしれませんが、私はあまり好きになれませんでした。しかし好き嫌いはともかくものすごい演奏を聞くことができてよかったです。
長くなりましたのでベルリオーズについては後日。
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吉松隆
サン=サーンス
ベルリオーズ
って、いったいどういうポリシーによるまとまりなのかわからないんだけど、

昨日行ったコンサート「日本フィル杉並公会堂シリーズ」はこの三曲でした。
私は、あまり自主的にプロオケ演奏会に足を運んでいないんだけど(時間とお金が乏しいため)、
元々このチケットは、きーちゃんさんのご両親が行く予定で押さえていたところ、ご都合悪くなって
急遽、代打です(きーちゃんさん+私)。
行ってみたらとても楽しかった(^^) 貴重な機会をありがとうございます。
この三曲の取り合わせは、指揮者さん(藤岡幸夫)が個人的に好きな曲だとか(きーちゃんさん情報)、
確かに、なんかとても楽しそうだったんですよね…指揮者さんが…
吉松の曲は、私もピアノでときどき弾いていますが、そういえばオケ曲もたくさんあるんですよね。
昨日のは「夢色モビール」という曲で、元は「サクソフォン+ハープ+弦楽四重奏」(そんな編成あるんだ?)だったものを、バージョンアップ(?)して「独奏楽器+ハープ+弦楽アンサンブル」としたものだそうです。ハープ二台並んでるとゴージャス感あるね。響きもとってもきれいで確かに夢色。
サン=サーンスという作曲家は、ふだんピアノのことしか考えてないとあまり意識しないけど、バイオリン畑でいえばもっと存在感のある人。
昨日演奏されたバイオリン協奏曲第三番は、サラサーテのために作曲されたものだそうで、そりゃあ超絶技巧な曲でした。ソロを弾いた伊藤亜美さんは若くてかわいらしい雰囲気だけどバイオリン弾くと力強くがっつり系で、かっこよかったです。
しっとりしたメロディーの二楽章は、特に気に入りました。これ、緩徐楽章だから前後よりは超絶技巧っぽくない…ようでもあるんですが、最後のほう、ずーっとフラジオでいくのがやっぱり、これきれいに弾くのは至難の業だわね。
バイオリン知らない人のために説明しますと、フラジオは、倍音だしてちょっと笛の音っぽい音色にするやつね。私もいちおうやりますが一番単純なのしかやらないし超下手でヒット率低いです(笑)一番単純なのは、開放弦でふつうに出る音の一オクターブ上を出すもので、弦の真ん中あたりを軽くさわった状態で弾きます。
しかしこのやり方だと開放弦の音の倍音の音程しか出せないことになりますが、サン=サーンスがサラサーテさんのために書いたこの曲の場合だと、まず弦をしっかり押さえる方法で基本の音程を変えた状態で、その倍音を出すため軽く触れる、というふうにしてメロディーを弾くんです。私はやったことないデス(^^;;
きーちゃんさんはこの協奏曲の楽譜を見ていちおう「めくってみた」ことがあるそうですが、二楽章、なんとかなりそうでなんともならないのがこのフラジオラッシュだって…まぁ、そうだろね…
で、驚いたのが、この協奏曲終わって「アンコール」としてなんと、サラサーテつながりでツィゴイネルワイゼン、これを無伴奏で弾いたんだす。え(o_o) 伴奏なしで弾くことあるの??
単にピアノを取り除いた状態でバイオリンパートを弾く、ということではなくて、音を足したりして無伴奏曲として弾いていました。ピアノがいたって十二分に超絶技巧曲ですが、とにかくすごかったです。客席全体が度肝を抜かれていました。ずしんと来る演奏であることは確かなのですが、私は頭の中でピアノパートをはめ込もうとついしてしまいハマらないのでなんとなく落ち着かない気持ちで聞いていました。つまり、ピアノの音が抜けた分、正確なリズムを刻むのではなくちょっと早めに先へなだれ込んで行くんです。無伴奏で聞いた場合このほうが迫力のある演奏になるのかもしれませんが、私はあまり好きになれませんでした。しかし好き嫌いはともかくものすごい演奏を聞くことができてよかったです。
長くなりましたのでベルリオーズについては後日。
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