ダイエット商材の闇

いやなんのブログよ、って感じで申し訳ないですけど、今日たまたま見かけてぜひご紹介したくなり

　　　　←昨日は甘いもの食べ過ぎたよなぁ…

いつもくだらない記事(おもしろい記事含む)で満載の「ねとらぼ」ですが
おぉっと思った記事:
「本当に痩せるサプリは「ほぼ毒」!?　専門家が語る「ダイエット商材の闇」とは」

これは、ダイエット商品の口コミサイトを運営している人へのインタビュー記事なんですが、
「口コミ」情報というのは、ある意味最強…でありながら、何がほんとだかさっぱりわかんないというカオスなフィールドですが、
このサイトでは、「いったいどのダイエット商品がほんとに痩せるか」を口コミの集積から調べてみたそうなんです。

もちろん体重変化については自己申告ですし、
いったい、入力してくれる人ってどういう偏りを持ってるの、ってあまりわからないことですし、
どこまで信頼できるかわからないですけど、

そもそも、商品の7割は、「やせない」といってる人のほうが多い(笑)

残りの3割はというと、

まず、一番「効果がある(体重減少したという答えが多い)」のは「運動DVD」(^^;;
それ、正確にいえば「ダイエット(食事療法)」じゃないけど
まぁ、食事など生活状況が何も変わらない中で、運動をしないよりするほうが減るかなと。そりゃそうですね。

あと、いわゆる「置き換え」(の一部)。ふつうの食事の代わりに、低カロリーのものを食べるんだから、そりゃやせるだろうと思うけど、これが案外そうでもなくて、やせる「置き換え」やせない「置き換え」がある。やせるのは「味がおいしくて、腹持ちもいい」もので、要するにそうじゃないと続けられないということですね。

というわけで、数が集まれば、玉石混交の「口コミ」情報からでも何かが見えてくるということ。これはおもしろいと思うんですが、それじゃ、生の口コミができるだけそのまま提供されていれば役立つかというとそうでもないってことがあり、次にサプリの話。

ダイエットサプリがいったいどれだけ売られているか、わからないくらいたくさんあるけど、やせないサプリが大半で、やせるものも1/4くらいあるとのこと。えっ、やせるのあるの?

すると、やせるサプリというのは「飲んだら動悸が止まらなくなって、汗がめちゃくちゃ出て、のどがものすごく渇く。でも食欲がなくなるのは本当で、確かに体重は減る」(怖)とか…こういうのはふつう日本で許可がおりないんで、外国から買ったりするようですが、まぁともかく、体に害があって痩せるサプリということでよければ存在するらしい(o_o)

口コミでつけられた評価というのは、その平均をサイトに示して消費者が目安として使ったりするわけですけど、それを「ナマ」で見せてしまうと、有害で痩せるサプリが高評価になってしまうんだそうです。ふつうに考えると、害があれば評価は下がるだろうと思ってしまいますが「このサプリは副作用がすごいです、だけど1カ月で5キロやせました、評価は5」という調子。だからそのまま載せていると、このサイトの情報から死者が出てしまうかもしれないと思い、(ふだんは生の口コミがモットーなのに)例外中の例外として「副作用」が多いものはランキングから外すようにしているとのことです。

ダイエットっていったら、より健康になるとか、美しくなるとかが目的なんだろうに、死んじゃったらどうするのよと思うけど、この運営者がいうには
「ダイエッターは必死だ」「ダイエット中は思考が鈍る」ということからたいへん騙されやすい状態になっているとのこと。記事後半は、そこにつけこむ悪徳商法の数々について語られていてさらに深い闇へ突入していくわけだが…

ほーんと。ダイエット商品に手を出す前にこのへんのことをまず知って(考えて)ほしいものです。体重を減らすにも「ちょっと運動、ちょっと甘いもの控える」くらいで、ゆるーく、やっていれば悪徳商法や不健康な健康食品が跳梁跋扈することもないんだけどね。

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