アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ラヴェルピアノ協奏曲、オケパを鍵ハモで

2024年01月07日 | ピアノ
ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調、いい曲ですよね~大好きです。

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一楽章、三楽章はとにかくあの疾走感がかっこいいですけど、しっとり二楽章もほんとに素敵です。

アマチュアがピアノ協奏曲を弾くときには、通常ピアノ二台用編曲を利用するわけですが、あの二楽章のオケって、
すっと入ってくる管楽器が印象的なんですよね。ピアノはオーケストラに相当する表現力のある楽器といってもいいんでしょうけど、この分野に関してはやや苦手かも。すーーと伸びる音は(物理的に真似できないので)

そのあたり、管楽器の端くれといってもそう間違いではないところの鍵盤ハーモニカで代替すると雰囲気出るのではないかというのが今回の試みで、ただし最初の私のイメージでは、ピアノ一台しかない会場でこの曲弾くならオケパなしの演奏になって寂しい(というか進行がわけわからないところも)けれど、鍵ハモで管楽器ソロの部分とかアシストするとだいぶ曲らしくなるのではないか、という程度だったところ、今回せっかく二台ある会場なので…

管楽器のイメージで出したい旋律は鍵ハモで。その他の音はピアノで。といういいとこどりができるハズなんですよ。

右手で鍵ハモを操り、左手はピアノでその他の音を弾くということですね。その線で練習しようとしていたのですが、思ったより苦戦して(汗)
息で旋律の形を作る楽器と、(ぜんぜん表現方法の違う)ピアノとの同時演奏は難しいです。なんか脳みその区切り方(?)がうまくいかないんです。でも世の中、弾き語りできる人とかいるわけだし、慣れればできるものなのかも知らんけど。

どこを鍵ハモで吹くか、そして残りの音全部をピアノで(左手だけで)鳴らせないとすればどの音を省略するか。検討するところもなかなか固まらないうちに日にちが経って(言い訳)、ほとんど「練習」する時間がありませんでした。

当日、リハの時間を特に予約はしていなかったのですがピアノが空いたときにちょこっと吹きながら弾く姿勢を確認していたら「二刀流!」とか「かてぃんみたい」とお声がけいただきましたが、実はかてぃんスタイルとは大きく異なります。かてぃんはピアノの上に鍵ハモを乗せ、ピアノライクに鍵ハモの鍵盤を操作していますが、あれは楽譜ガン見派には取れない体勢なのです。譜面台に譜面立てる都合上、立奏のときのように斜め掛けスタイルでピアノに向かいます。

これで譜面見ながらピアノ弾きながら鍵ハモ、いったん手がずれちゃうと鍵盤がどこにあるやらという感じで回復が難しい。まだまだ修行が必要です。

昨日は、あたふたして音を外したり、ピアノで弾くつもりだった音も余裕がなくて飛ばしてしまったり、いろいろと事故りましたが、なんとなくやりたいことの雰囲気は伝わったかなと。

昨日の演奏(with りゅりゅさん):
ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調第二楽章(ピアノ+鍵ハモ)

私もりゅりゅさんも、昨日の演奏を振り返って要改善点いろいろとあったので、機会をみて再チャレンジしたいと思います。

ボロディン韃靼人のときも、本番一回目より本番二回目のほうが格段によかったものね。

同じく昨日の演奏(with clalaさん):
モーツァルト=グリーグ/ピアノソナタK.545(二台ピアノ)
こちらはもうコンビ結成から長いので、アンサンブルは安定感あります。私がちょっと音省略しすぎだけどね


↑ 天井高いところで鍵ハモ吹くと素敵に響きます

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