アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

突撃!隣のピアノ伴奏

2014年07月22日 | バイオリン
昨日、すごく久しぶりに、るんちゃんママさんからメール。「とうもろこしたくさんもらったのでいかがですか??」

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それでとうもろこしをいただきに行ったのですが…そしてものはついで(!?)

「バイオリン弾くから伴奏してくださいっ!!」

ってことで、あたばよの二巻と三巻、およびその伴奏楽譜を抱えていそいそと行って来ました。


るんちゃんママさんは、ピアノ弾いてると膝にまとわりついてきちゃうような小さな子がまだいるし、かつ超~忙しいお仕事なんで、私と違って(笑) まだなかなか優雅な生活にはならない、という状況です。同い年なんだけどね。

昨日もまだそれからお子さんの習い事の送迎やらあるところだったので、手短に。

・ビバルディ コンチェルト イ短調第一楽章
・バッハ ブーレ
・リーディング コンチェルト

それぞれさらっと合わせてみました。

るんちゃんママさんにとっては、リーディングとかまったく聞いたこともない曲を初見ですが、それぞれちゃんと曲の進行がわかるように伴奏してくれます。さすがです。


バイオリンはまだしも、ピアノとなると本番はどうしても緊張するから、自分の100%を気持ちよく出せたということも滅多に起こりませんが…大人になってからは、どうしてもね。その中で、ほとんど唯一、たぶんベスト以上で弾けたのが、るんちゃんママさんとの連弾です。ラフマニノフの六つの小品から、ロシアの歌。

音楽が合うというか、好きなんです。話も合います(^^)
ロケーションはばっちり、同じマンション内。

ただ、合わないのが時間orz

ここんところ、何年か前よりさらにさらに忙しそうで、遠くの人とは何度でもアンサンブルしている中、近くて遠く、なかなか会えず。

そんなだったんで、バイオリンを聞いてもらったのもどんだけぶり!? で、しみじみと「アンダンテさん、うまくなりましたね~」といってもらってほくほく。ま、うまくなるのも当たり前ってくらい、間が空いてましたからね。

伴奏してもらった感じ、リーディングを弾くのは久しぶりでしたがほとんど問題なく、ずいぶん前に発表会で弾いたときより、ぐんと弾きやすくなりました。ピアノも活躍するし、なかなか楽しいです。ただ、曲としての出来はバッハさんやビバルディさんと比べちゃうとどうも…

バッハのブーレはとてもいい曲、好きな曲ですけど、伴奏は「付け足し」なのでイマイチですかね。それと、これはリーディングと違って(教則本の中では隣り合って出てきますが)、しばらくぶりに弾くならちょっと練習しないといけないようです。

以上二曲が二巻で、ビバルディだけ三巻です。だいぶ難しいですけど、ほんといい曲です。伴奏はなんかクドくて弾きにくい系ですが、まぁ音を適当に減らしてもいいし、一番楽しいかな。やっぱり、八ヶ岳はこれメインでいこうっと。


こうやって気軽に合わせて、サンダルばきでおうちまで帰れちゃうのはほんと最高。
あぁ~、六十歳(定年)が待ち遠しいっ!!

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スーパー・ロックスターとしてのパガニーニ

2014年07月21日 | バイオリン
ちまちまとバイオリンを習ってはいますが、まーおそらく一生、ご縁がないと思われます作曲家がパガニーニ。

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私のピアノとリスト、というよりさらに遠いですね。

ということで、よくは知らないんですけどとにかく超絶技巧イメージの作曲家、いや、作曲家というよりバイオリニストなのかな? 「パガニーニ 愛と狂気のバイオリニスト」(←公式サイト。予告編も見られます)という映画がありましたので見てきました。

この映画が最初、私の注意を引きつけたのは、予告編を見たときに、「あれ、この人(パガニーニ役の俳優)マジ弾いてる」ということでした。

ほら、のだめ映画なんかでは、千秋やのだめが弾くシーンにプロがアテレコしてるわけですけど、そしてそれは過去のあまたある稚拙な音楽シーンよりはかなり周到に練習されたものではありましたけど、やっぱりね。かなり嘘っぽさは漂います。特に、バイオリンは難しいですよね。弾いてる手や弓と顔が近すぎて、分けて映すのもやりにくいですし。(もちろん、だからといって映画としてダメなわけではない)

ところがこの映画では、超絶技巧で弾くシーン満載なんですけど、明らかに俳優さん自身が弾いてるんですね。んんん?? こんなにバイオリンが弾ける俳優がいるのか?? あるいは、演技ができるバイオリニストがいたのか?? どっち??

答えは、「俳優ではなくバイオリニスト」でした。デイヴィッド・ギャレットという人で、10歳でハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団と初競演、13歳でドイツ・グラモフォン社と最年少専属契約、とかそういう早熟天才系。若いころ(まだ若いけどね)はモーツァルトとかパガニーニとかチャイコフスキーとかの録音を出していたけど最近はロックとクラシックの融合がテーマなのかしらん。

でもこの人がほんとにハマリ役で、イケメンで、たいへん男くさくて、退廃的で、そんでめちゃくちゃ(悪魔的に)バイオリンが弾けちゃう。

俳優としてのトレーニングは別に受けたことないらしいけど、信じられない(o_o)

今回は、与えられた役をこなすというより、バイオリニストとしての経験やポリシーをシナリオや演出に生かしつつ、映画作りに積極的に関わったらしい。

脇を固めているのは本職の俳優たちだけれども、ソプラノ歌手であるシャーロット・ワトソン役、ピアニストであり指揮者であるジョン・ワトソン役はいずれも音楽の専門的な勉強をしたことがある人で、自分で歌ったり弾いたりしてます。

特にシャーロット・ワトソン役の人が、声も姿も美しくて、凛としてすばらしい女性なの。パガニーニが作ったアリアをシャーロットが試しに歌ってみるシーン(ベッドに座って)は、パガニーニが傍らに腰掛けてバイオリンを…弾くのではなくてギターみたいに抱えて弦をはじいてるんですけど、とても印象的です。

で、パガニーニとシャーロットの間に芽生えかける感情は純愛と呼ぶにふさわしいもの、なのかもしれないんだけど、でもそもそも、パガニーニの「ろくでなし」度がハンパないんで、とにかくシャーロットには「逃げて~!!」といいたくなりますね。

ともかく、人としてダメなところも含めて大勢がとにかく気になってしまう魅力を持つスーパースターであるパガニーニ、でもその商品価値は単独で存在できるものではなくて、仕掛け人というかプロデューサーが必要なのだな、とか。おもしろい映画でした。後味はあんまりよくない。だってパガニーニがダメすぎるんだもん(笑)

とはいえ、もっと品行方正な現代の演奏家はパガニーニほどの大物にはならないのかな、とか。

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お泊りピアノ三昧に向けて♪

2014年07月19日 | ピアノ
今いっちばん楽しみにしていることは…

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八ヶ岳二泊ピアノ三昧オフ!!

ごーじゃす!!

何がゴージャスって…いやぁ、ここまでなんだかんだとバタバタしてて連弾合わせ程度のこともままならなかった友人同士、都合合わせて子ども置いといて宿泊ですよ。こんなプランが実現するほどそれぞれ子どもが育ったということで、なんとめでたい。

それで、まぁ私もピアノは弾きたいですけどね、というか弾くけど、ひとりでピアノ弾くだけじゃそんなに新味はないので、やっぱりメインは合わせモノかな。

ゆっくり練習して合わせられるじゃないですか。これってほんとに贅沢ですよね。連弾楽譜をどさどさ持っていかないとね~

それからそれから、私がバイオリン弾いたら伴奏してもらえるじゃない??
ということで、何がいいかなと楽譜を漁っていたら、ふと思い出したこの曲。

ビバルディ バイオリン協奏曲イ短調 の第一楽章

これ、いうたら何ですが、ぜんぜん印象に残ってない曲で、というのは人前では弾かずレッスンでやった曲なのかなと思うんですが、

たぶんこれをやった頃ってのはずいぶん前のはずで、そりゃ無理すぎるのでぐちゃぐちゃだったんでしょう。

「あたばよ(新しいバイオリン教本)」第三巻に入っています。先生の書き込みからすると何回かに渡ってきちんとレッスンしてもらったらしくはあります。

ということで今、自分の記憶があんまりアレなのでブログを検索してみたところ、この曲をレッスンしていたのはなんと2011年、それでuduranさんちに遊びに行ったとき、夜毎屋さんに伴奏してみてもらったが崩壊したという記録があります。当たり前や!! と全力でつっこみたい。

今弾いてみると、いい曲なんですよ~ほんと。
パールマンさんよりかなり遅く弾かせていただくとは思いますが(^^;;
それでも十分楽しめます。

というわけでこの曲を練習しなおし、それから歌の伴奏もしたい~

その場でいきなり弾けないし、歌の楽譜はなんにも持ってないしで、いくつかポチしてみました。

イタリア歌曲集(1)中声用 [新版]

ドイツ歌曲集(1) (原調版・改訂版)

わ~どれ練習しようかな。

でもこれ、荷物がすごいことになりそうなんだけど。
バイオリン、楽譜たくさん、録音機、ワイン

こりゃ重そうだ
…楽譜をどのくらい持っていくかによるな…

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いや、諦めてませんよ、アマオケ

2014年07月15日 | バイオリン
もう「ちょっと」(って、どのくらい?)バイオリンがうまくなったら、アマオケに入りたい。

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というのは、前から言ってるんだけど、それで、どのアマオケを狙おうかなってんで、皮切りに行ってみたのが水星交響楽団。なんでそこだったのかって、それは誘ってもらったからというのと、練習場所を聞いたらわりと行きやすいところだったんで。でも…

いやいやいやいや。

すんごい、関係なかった!!
一生、あのレベルに到達することはないです(-_-) ←遠い目
スミマセンスミマセン。

かっこよかったけどね。室内楽の会があったのでまた行って。これまたとてもよかった。また聞きに行きます。永遠聞く側。

ということで、アマオケ探し、出だしからけっつまづきましたが、そんなんで諦めませんよ。

先日も行ってきました。アマオケのコンサート。

曲目は、ベートーベン「レオノーレ」、モーツァルトピアコン、ブラ4ということで、まさに王道。

ひとりで行ったので、開演直前にすべりこみました。
ふつう、アマチュア演奏会で、自由席のものって、あらかた座席が埋まってるようでも、三人連れと二人連れの間に一席空いてたりとか、ぱらぱらしてるものじゃないですか。ひとりだったら、いくらでも滑り込めると思ったんですよ。それが…

1500席を超える広いホールがマジ満席(o_o) 荷物座ってる席とかないの。すごい集客力!!
必死に探して、どっちの通路からも遠い席がぽつんとひとつ残っていたところにもぐりこみました。

んで、曲が始まると。滑らかに美しい弦の響き。あら素敵(^-^)
アンサンブルもかなり合ってます。でも、一糸乱れぬというほどではなくて、
速いところは一部ついていけない人が混じっているのとか、隣の弦さわっちゃう雑音とか、よーく聞くとちょっと聞こえるんです。

そんなにうまくない人も混じっていて、でも全体の響きはとてもきれい。

これ、理想的じゃないですかー!?

パンフレットのウラには団員募集のお知らせ。バイオリンもばっちり募集してます。

しかも、今回だけでなく、伝統的にいつも、古典中心のオーソドックスな曲揃えみたいです。
地域の固定客がたくさんついてる、市民オケ。


私の勝手な想定(?)よりはかなりうまいのと、
地理的にかなりアウェーなので負担が大きく、
両方の意味合いから、「すぐ」はないけれど…

候補ひとつ!! …と、勝手に指を折る。

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結局、肝心なトコは間違えるのね…

2014年07月13日 | ピアノ
ショパンのノクターン15番は、これまでに何度か人前で弾いたんだけど、どうも納得いく感じにならなくて、

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十八番CD企画に乗せようとしたけど、タイミングが合わずあんまり弾けてなくて、

縁が深いような深くないようなこの曲。

ばっちりいかないとなんだか寝覚めが悪いー。


というわけで、今日のカンタービレで弾いてきました。

練習会(だよね?)なんだけど、なんかすごくちゃんと弾いてる人が多くて(o_o)
しかも曲がすごくて、
聞いてるほうはすごく楽しかったけど、
ビビった(^^;;

とはいえ、そんなに緊張してる自覚はなかったんだけどね…


私がこの曲で一番お気に入りのポイントというのは、テーマが戻ってきてすぐのあの凝ったフレーズですよ…
(変な説明。こんなんで通じるのか??)

けど、お聞きになるとわかります。
私がその、お気に入りポイントのところで集中的にガタガタになってるからね。→今日の録音

ここ、難しくてこれまであんまりちゃんと弾けてなかったんだけど、このところようやくつかんで、少なくとも練習のときはほとんど間違えなくなったんです。確か、レッスンのときもちゃんと弾けてたと思うよ。

でもでも、結局こうなっちゃうんだorz

成仏できない(-_-;;


あぁ…聞くほうはほんと充実してましたよー。
shukuさんの演奏もとーるさんの演奏も聞けたしね(ファンなので(^-^))
そのほかも、弾いてみたい曲(というか、そういう気にさせる演奏)目白押し。

ノク15の成仏めざすより、次いこか(笑)

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