鎌倉の梅

今日の更新は吉野梅郷の梅の銘木です。
４つ、別名の着いている梅を紹介します。
が、中の一つはその所在地で探したのですが、見つけ切れませんでした！
なんでやっ！
せ、せめてこれが●●の木って書いた看板か所在地を書いたものを出しておいて欲しい～。
悔しかったので、所在地から近いうどん屋に入って聞いてみたんですけど、店の人は知らなかった！
観梅客に聞いたらガセネタを教えられた！
も、さんざん～だったのは即清寺の招春の梅。

さて、上の画像は「鎌倉の梅」です。
旧鎌倉街道のかたわらにある、樹齢約４００年といわれる古木で、旧鎌倉街道ゆかりの梅です。
個人梅園である梅花園の中に位置しています。

岩割りの梅

二つ目は岩割りの梅です。
別名「悲恋の梅」とも言われ、個人の庭にありますが、梅まつり期間中はオープンガーデンで観ることが出来ます。
オープンガーデンとは個人所有の庭を一般に開放し、梅や草花を見せてくれるのです。
その昔、土地の豪族三田氏と小田原の北条氏が戦った時、いくさの中で芽生えた若武者と土地の娘が密かに会う場所であったそうです。その若武者の出陣に際し、突き刺した梅の一枝が岩を割り根付いたと伝説のある古木です。
いわれはともかく、上の画像の木の根元を見て下さい。
なんか、雰囲気ありますよね。日本画とかに出て来そう～。

大聖院 親木の梅

三つ目は「大聖院の親木の梅」です。
大聖院の裏庭にあり、樹齢７００年余りで吉野梅郷の梅の始祖といわれています。
金剛寺の「将門誓いの梅」を根分けしたと伝えられ、現在は初代の木から根分けした二代目が観れます。
なのですが…。
吉野梅郷で見たどの梅より、古い木だからか、なんか、一番花に勢いがなかった！
なんかすぐにでも樹木医に見てもらって、本格的に木のメンテナンスをしないと数年のうちには枯れそうな感じがした。
今現在はなんも手入れされてないように思う。
わざわざこの木を見に来る観梅客もいるんだからさあ～…。