あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

光則寺

2012年06月24日 05時20分28秒 | アジサイ散歩
鎌倉長谷界隈アジサイ散策。極楽寺ー成就院ー御霊神社ー長谷寺ときて、コースのラストを飾るのは光則寺です。
や。当初は6月15日まで期間限定で特別公開されていた北鎌倉駅近くの東慶寺本堂裏の岩ガラミでフィニッシュとなる予定でしたが、本日6月12日の天気予報によると、「午後から雨脚が強くなる」ですので、長谷界隈の散策で止めておくことにしました。
とは言っても…。
あれ~??
長谷寺を出たのが12時28分。んで光則寺到着が12時36分。(途中土産屋でわらび餅の試食をしたり、まねき猫の置物をウインドショッピングしてたりしたので、寄り道しなければ徒歩5分程の移動で着けるハズなのに~?
人がいない…。
なぜに!?
光則寺さんは山アジサイで有名なお寺なのに??
ともあれ、入山料100円を支払って入ります。(光則寺さんの入山料は、山門に置いてある賽銭箱に自分で投入する方式です。鎌倉では安国論寺さんでもこの方式をとっています。ま、安国論寺さんは「入山料100円以上をお入れ下さい」とあったので、ちと違うんだけれどもね。
 
説明板発見:光則寺
『立正安国論』などによって日蓮聖人が佐渡へ流された時、弟子の日朗上人も、北条時頼の家臣であった宿谷光則の屋敷に捕らえられました。やがて光則は、日蓮聖人に帰依し、屋敷を光則寺としたと伝えられています。
境内の裏山には日朗上人が捕らえられていたと伝わる土牢が残っています。
境内には法華経の信者だった宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の詩碑があり、樹齢200年といわれうカイドウの古木をはじめ、四季折々さまざまな花が見られる鎌倉有数の花の寺です。
宗派:日蓮宗
山号:行時山光則寺
建立:文永11年(1274)頃
開山:日朗上人
開基:宿谷光則
光則寺って、宿谷光則さんの名前からつけたお寺だったのですね。
何はともあれ、このお寺訪問の目的、山アジサイの鑑賞を。
画像をたくさん撮影したのでご覧下さい。
   

 

 
たぶん上の画像の右は「長州維新」って種類の山アジサイだったと思います。



こちらの山アジサイは、じか植えではなく、ポットに植えられています。山アジサイは繊細な花です。しみじみ楽しむのに最適な花かと。
ゲーーンっ!!
突如響き渡る奇声!!
一体何事?つーかどこから??
音の聞こえた方向へ行くと……。
まさかのクジャクが飼われていました。それも2羽!!

さて、最後に土牢を見ておかねばっ。
本堂の右手にある石段を奥まで上がっていきます。石段途中に白い山アジサイが続きます。その先にはお墓。さらに土牢。

これが…。でかかった!!
説明板発見!:日朗上人の土の牢
文永11年(1274)頃に建立された光則寺は、もともとは北条時頼の側近・宿屋光則の屋敷であったが、日蓮聖人が佐渡へ流された時、高弟日朗上人も捕らえられ、この邸内の土の牢に監禁されたといわれています。
その後、光則は次第に日蓮聖人に帰依し、日蓮赦免後は日朗上人を開山に光則寺を創建した。
この土の牢は700年以上の歴史を刻んでいると推定されています。
画像ではわかりにくいですが、入口は高さ4-5メートル程もあります。
聞こえてくるのは鳥の声と風が木々を渡っていく葉っぱの音ぐらい。こんな寂しい所の土牢に入れられたら、出来る事は考える事くらいです。
佐渡島へ遠島になるOR鎌倉で土牢に入る。刑罰受けるならどっち?
皆さんならどっちがマシだと思いますか?…私ならまだ佐渡がマシかと…。
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コメント
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