最高気温16度。
四万十川の岸辺や山が最もカラフルな季節は、
「春~初夏」ということを皆さんはごぞんじでしょうか?
あたたかな気候の四万十。その標高の低い山には落葉樹が少なく、秋の山の紅葉はとても地味です。
(このあたりでは、標高の高い黒尊渓谷にいくと落葉樹も増えモミジ狩りも楽しめます)
でも、春~初夏にかけては、常緑樹のワインレッドの若葉が濃い緑へかわるようすや、
その木の花が山肌を一斉にクリーム色にそめる様子を見ることができます。
春~初夏の山肌をいろどるのは、
ダークグリーンをベースに、ワインレッド、萌黄、若緑、黄土、となかなかカラフルなのです。
春の川原では、菜花の黄や、ヤナギやエノキの若葉の萌黄が、
川岸では、ツツジの赤紫、トサシモツケ、ノイバラ、ウツギの白い花が僕らの目を楽しませてくれます。
某日。春の空は、ネコの目のようにクルクル変わり落ち着きがありません。
雨あがりの四万十川は、平水より水位が少しあがり、かき混ぜたクリームソーダのように濁っています。
川岸では、芽吹きたてのヤナギの葉が萌黄を見せ、フジツツジの花の紫も見えはじめました。
増えた川の水に浸かっている菜の花。開花が早かった桜は、すでに3分咲き。
春の田には水が入り、カエル達がゲコゲコと合唱をしています。
ウグイスは、まだその声を一度聞いただけですが。
「春眠あかつきを覚えず・・」とはよく言ったもんで。ふぁぁ~・・・。
雨の日の僕は、ひたすら眠りネコと化して惰眠をむさぼってます。
ここはとにかく静かなところです。良く眠れます。家にカギをかけずとも。
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