最高気温12、3度(最低気温2、6度)。晴れ。
昨日の雨が、四万十に木枯らしをつれてきました。風さわがしい川です。
最近ちまたでは、冬キャンプも流行っていると聞きます。
冬の四万十川は、ゴウゴウと強い北風が吹くコトが多い(時に沈下橋からカラダごと吹き落とされそうなほどの)。
川沿いでキャンプする時は、強い風が吹くことを想定し、
テントやタープは、ペグだけでなく、ロープや石なども使ってがっちり固定しましょう。
(川は風のハイウェイ。冬以外でも強い風が吹くコトは多いです)。
遊んでBCに帰ってきたら、テントやタープ、イスが川まで飛ばされて水に浸かってた。
なんてコトにならぬように(かつて僕もやらかしたコトが・・・)。
できればテントは、ファミリーテントではなく、山でも使えるような風に強いテントがベターか、と。
さて。
川沿いでキャンプする時は、強い風に注意が必要だ、
と書いた僕は、これまでのキャンプ旅でも、何度も大風に翻弄されたコトがあります。
その中でも、大風とセットで記憶に残っているデキゴトが、以下に書いた「カンガルー大陸でキジ撃ちを」です。
くだらない旅バナシなので、キョーミのない方は飛ばしてくださいね。すぐ削除します。たぶん。
「カンガルー大陸でキジ撃ちを」
クソ、まじかよ!まさかヤツがいきなり飛び出てくるなんて・・・。
これは、ウンの尽きか、それとも、ウンが付いた、のか?
土獏にひっくり返った僕は、でっかい青空をボーゼンとながめながらそう思った。
それは、カンガルー大陸(豪州)をオフロードバイクで旅していたときのコト。
夕刻、360度地平線の赤茶けた荒野には、ビュウビュウと強い風が吹いていた。
止めたバイクが風で倒れてしまうほどの。
「まいったなぁー、この風ではテントが張れないぞ・・・」。
一日中(ゴツゴツ小岩の硬い路面とサラサラ赤砂の柔い路面が入れかわりあらわれる)
フクザツな悪路を、長時間神経をつかって走り、カラダもココロもくたくたに疲れていた。
しょがねぇなーと、倒れたバイクの燃料タンクのコックをオフにし、よろよろと荷物を外し、
食料、コッヘル、ストーブをバッグから取り出し、砂埃に辟易しながら、メシをつくり食べ、茶を飲んだ。
そして、大地にマットをひき、寝袋にもぐりこみ、
夕日と空と大地がつくる豪奢絢爛な自然のショーをながめながらウイスキーを舐めた。
あたりがしっかり暗くなり、空の主役が星になると、ようやく風がおとなしくなった。
「バイクを起こし、テントを張り、中に荷物を放りこまねば・・・」と思うが、
もうすっかり動くのがイヤになっていた僕は・・・
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