アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

12月3日(土)のつぶやき

2022-12-03 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

おはようございます。四万十は、晴れ。

おーひやい・・・。今朝は、今季イチバンの冷えこみ。

太陽のありがたさをひしひしと感じます。

ヒコーキ雲が長くのびる空。どうやら天気は下り坂に。

我がボロ家はスキマ風も寒い。ひさしぶりに家の中にテントを張ろうかな?

今日の最低気温は、0、1度(今季最低)。

画像は、2016年12月撮影

 

 最高気温11、7度。曇り空の肌寒い午後です。

師走の月が少しずつまあるくなって、12月8日は、今年最後の満月です。

流域の人口が少ない四万十川。その川原は、人家や外灯などの明かりの影響が少なく、

夜がしっかりと暗く、月本来の明るさを体感できます。

月や星を見るにもよい川原で、焚き火にあたり、

お酒でも飲みながら、コールド・ムーンをのんびりながめてみては?

ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

 

「あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

8日、ちんかばしのかわらでおつきみしますから、

おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい」。さのねこ 拝

 

♪きれいな月だよ出ておいでよ 今夜も二人で歩かないか♪

よい月が見える夜に、家にいるのは、すこしもったいないような気分になります。

そして時に月は、その魔法で僕らを別世界につれていってくれます。

 

四万十川で。

月夜の川にカヌーをすべらせ、ムーンライトながれる水面にこぎだす。

月光に、蒼白く照らされた川原、シルエットになった低い山々。

聞こえてくるのは、鳥と獣の声、風と瀬の歌、パドルの音。なんて魅惑的な、ムーンライト・カヌー。

月の岸辺にあがり、シングルモルトウイスキーをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。

 

熱風大陸で。

月夜のアウトバックでバイクにまたがり、ムーンライトつくる月大陸を走る。

月光に、白々とだまりこむ土獏。シルエットになった灌木。

聞こえてくるのは、愛車の鼓動、風をきる音。なんて幻想的な、ムーンライト・ライド。

月の丘にのぼり、ビールをいっぱいやれば、思わず笑うオトコに吠えたくなる。

*豪州では、月の模様は「笑う男」と呼ばれている。

 

冬のスキー場で(冬山にこもっている時)。

月夜の山にスキーをすべらせ、ムーンライトてらす(クローズされた)ゲレンデをくだる。

月光に、ほの白くひかる雪面。シルエットになった森と山々。

聞こえてくるのは、スキーのすべる音、風をきる音。なんて夢幻的な、ムーンライト・スキー。

月の急斜にすわり、ワインをいっぱいやれば、思わず月に吠えたくなる。

 

ムーンライト・マジック。

しばし憂き世をわすれて、別世界にうたかたの旅をするのも、またオツなものですね。


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