最高気温29、9度(9日)。31、1度(10日)。
季節外れの暑さ(真夏日)が続く10月の四万十川を、カヤックで下りました。
(10月10日までの真夏日は9日間。最多記録)
江川崎スタート~勝間ゴール。漕行約20キロ。1日コース+半日コース。
各地の川や湖を漕いでいるゲストのベテランカヤッカーのご指名は、ダガー(メーカー)ザイディゴ(艇名)。
「ザイディゴさーん。ご指名ですよー」。ガイド艇とあわせて、ダガー4人衆の小さな川旅です。
*ザイディゴ・コクピットが大きく沈脱がしやすい・ボトムがフラットで安定性がよい・荷物も積める。
水量少なく流れの遅い川だけど、長い距離を下る予定なので、
ろくに馴らしもせずに、いきなりスタート。初っ端の瀬に飛び込みました。
もう20日もまとまった雨がない川は、秋痩せ?流れがとてもスリムになってます。
水の透明度はとても高く、たくさんの魚の姿や、
浅瀬では石に張り付いたボウズハゼの姿もよく見えます。
パシャパシャ!禁漁間近のアユが水面を跳ねている。円をかくように丸く。
水中に、スッと消えるかのような滑らかな動作で、鵜が潜っていきました。
秋の川は、風がとまる時間が多い(晴れていても)。岸辺を彩る秋の花も動かない。
水鏡のような水面に、まだ夏のような雲が映っている。雲を割いてカヤックは下ってゆく。
陽ざしは強く暑いけど、瀬で被る水、手を浸す水が心地イイ。
川原キャンプにきた家族連れの子供たちは、嬌声を上げてバシャバシャと水と戯れてます。
川面の水温24度。1日目は、口屋内沈下橋まで。
秋の朝の川は、やわらかな光りの中で、穏やかにゆったりと流れています。
「流れの緩さ、昨日の疲れ、フライトの時間を考慮し2日目の今日は5キロの距離にしました。
距離は短いけど景色はよいコースなので、景色も楽しみながらのんびり行きましょう」
流れがあるところは手をやすめ、トロ場はゆっくりゆっくり漕いでゆく。
ふと目を上げた川岸に、サザンカの白い花が咲きはじめてました。
♪二人咲いても冬の花 春はいつくるさざんかの宿~♪
2日目は、勝間まで。昼前に勝間の沈下橋でゴールです。
季節外れの暑さの秋。3つの沈下橋を通過する小さな川旅でした。
*ツアー画像CDは、10月11日に発送(郵送)しました。お楽しみに~。
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