プロボクシングWBA世界スーパーフライ級暫定王者決定戦が、9月3日にタイ・ナコンラチャシマで行われたが
元王者で同級5位の名城信男(31才/六島ジム)が、同級4位のデンカオセーン・クラティンデーンジム(37才/タイ)に1―2の小差判定で敗れ、3度目の世界王座奪取はならなかった。
スポーツ紙の記事によると
老練なデンカオセーンに対し、敵地でのKO奪取を狙った名城だったが、手数が少なくベルト獲得を逃したとの事。
名城は、これで世界戦5連敗。戦績は19勝(13KO)6敗1分けとなった。
WBAフライ級に続く2階級制覇を達成したデンカオセーンは62勝(26KO)3敗1分け。
試合後、名城は「デンカオセーンは予想以上に上手く、老獪でダーティーで強かった。いなされた」とコメント。
相手のバッティングで頭部を4か所カット。唇の傷も深く、試合後は病院で縫合を受けたそうな。
終盤は37才のタイ人もスタミナが落ちたが、名城はクリンチで誤魔化されてしまい、ダウンを奪えず。
公式ジャッジは、1人が113―115・5で名城。他の2人は116―113・5、116・5―114・5でデンカオセーン。
日本選手の世界戦として初めて採用された0・5点刻みの採点法も不可解だったが、またも惜しいところで勝てなかった印象は拭えない。
06年にWBA世界スーパーフライ級王座を獲得し、辰吉丈一郎に並ぶ当時プロ最速8戦目で世界王者になった名城だったが
どうも選手としての技量も「頭打ち」なイメージが付きまとう。
今後については「帰ってゆっくり考えます」との事だが、再起しても余程の技術的向上がなければ世界奪取は望めない。
そもそも、ここ数年そういうキャリアを積んでいない。
世界戦以外は格下と調整試合・・・なんていう20年前のグリーンツダジムみたいな事はやめて、
世界ランカー対決や国内ホープとのサバイバル戦で生き残るなど実践し、名実ともに世界戦に相応しい選手としてチャレンジして欲しいのだが・・・。
元王者で同級5位の名城信男(31才/六島ジム)が、同級4位のデンカオセーン・クラティンデーンジム(37才/タイ)に1―2の小差判定で敗れ、3度目の世界王座奪取はならなかった。
スポーツ紙の記事によると
老練なデンカオセーンに対し、敵地でのKO奪取を狙った名城だったが、手数が少なくベルト獲得を逃したとの事。
名城は、これで世界戦5連敗。戦績は19勝(13KO)6敗1分けとなった。
WBAフライ級に続く2階級制覇を達成したデンカオセーンは62勝(26KO)3敗1分け。
試合後、名城は「デンカオセーンは予想以上に上手く、老獪でダーティーで強かった。いなされた」とコメント。
相手のバッティングで頭部を4か所カット。唇の傷も深く、試合後は病院で縫合を受けたそうな。
終盤は37才のタイ人もスタミナが落ちたが、名城はクリンチで誤魔化されてしまい、ダウンを奪えず。
公式ジャッジは、1人が113―115・5で名城。他の2人は116―113・5、116・5―114・5でデンカオセーン。
日本選手の世界戦として初めて採用された0・5点刻みの採点法も不可解だったが、またも惜しいところで勝てなかった印象は拭えない。
06年にWBA世界スーパーフライ級王座を獲得し、辰吉丈一郎に並ぶ当時プロ最速8戦目で世界王者になった名城だったが
どうも選手としての技量も「頭打ち」なイメージが付きまとう。
今後については「帰ってゆっくり考えます」との事だが、再起しても余程の技術的向上がなければ世界奪取は望めない。
そもそも、ここ数年そういうキャリアを積んでいない。
世界戦以外は格下と調整試合・・・なんていう20年前のグリーンツダジムみたいな事はやめて、
世界ランカー対決や国内ホープとのサバイバル戦で生き残るなど実践し、名実ともに世界戦に相応しい選手としてチャレンジして欲しいのだが・・・。