あるBOX(改)

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2020年五輪実施協議 レスリング残留へ

2013年09月09日 | 生活
9/8、国際オリンピック委員会(IOC)がブエノスアイレスで行った総会第2日の審議。
2020年東京五輪の残る実施1競技を決定した。

レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュ3競技の最終プレゼンネーションが行われ、
各関係者が競技入りについて訴えた。

結果、IOC委員有効投票数95票のうち、レスリングが49票を獲得。
レスリングが残留することが決まった。

まぁ・・・ね。
オリンピックの代名詞みたいな競技ですもんね。

走る、飛ぶ、投げる、組んで戦う・・・と4種類の競技が中心として
そこから拡散した感があるオリンピック。

「歴史と伝統あるレスリングは外しちゃダメでしょ!」というのが、
多くの人が抱いた印象だった筈。
※野球も復帰して欲しかったですけどねぇ・・・

確定は1回目の投票で決まった。
野球・ソフトボールは24票、スカッシュは22票だったとの事。

今年2月にIOCに除外候補とされ、スポーツファンや関係者に衝撃を与えた伝統競技レスリングだが。

米国やロシア、イランなど世界中から批判の声が上がり、各国が存続運動を展開、
日本でも100万人近い署名が寄せられた・・・と。

政治的には微妙な関係の米国とイランが親善試合を行うなど、アピール活動も活性化。

さらに国際レスリング連盟(FILA)は組織改革やルール改正などに取り組み、
IOCから指摘された問題点の是正に努めた事が評価された・・・模様。

「スポーツと政治は別」とは言いつつ、水面下を含むロビー活動は必須なんですよね。

開催地決定の駆け引きなど、安倍首相の外交経験の場にさえなった気がする。

もう、こうなったら今回経験した全ての事を今後に生かして欲しいですわ。
政治も、スポーツも・・・。