あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

金属恵比須シルバーエレファント単独公演に行った(12)

2016年04月18日 | 邦楽
打ち上げの幹事さんは後援会長ふうの方と
メンバーの多良氏。

お二人の先導で会場へ向かう。
歩きながらボーッと考える。

実質2時間という充分な演奏、満足度も高い。
でも「もっと聴きたい」と思わされた。



編成だな。
イエスやパープルや、(全盛時の)ジェネシスと
同じ5人バンドだもんな。

そういう意味では、個々の「見せ場」を、もっと
堪能したかったという気持ちがした。

金属恵比須って結構、品の良いバンドって気がする。
下品な領域まで突き進まない。

冗長ギリギリのギターソロ、キーボードソロ。
歌と楽器のコール・アンド・レスポンス・・・。

過剰で臨界を突破した金属恵比須も見たい気がする。



そんなコト考えてるうちに会場に着いた。
さすが吉祥寺、広い居酒屋さんだ。

大きな座敷部屋を占拠するプログレ・ファンが集まった。
多良氏以外のメンバーは機材の片付けが済んでからと
いう事で、申し訳ないがファンから先に飲み物を準備。

それぞれ乾杯が始まった。
もう一人の幹事さんが横断幕を準備し、壁に飾る。



メンバーが入ってきたらバンド名を連呼するよう、皆に
お願いされていた。
※「UK」コールの要領ですな

皆は「メンバーはどこに座るんだろうか」と気もそぞろ。
目の前に座るのは気後れするので私は隅の方に座った。
※末席を汚させて頂く気持ちでございます。



おお、テーブル上にも何か飾られてるぞ。
打ち上げ兼「バンド結成20周年」を祝う主旨ですな。

そうしてる内にコース料理が運ばれ、ピッチャーが追加される。
う~ん、これで飲み放題3,000円は安いな。

バンドメンバーの皆さんも順次到着。
「エビス!エビス!」とコールで迎えられ、笑顔だ。
※特にマスヒロさん。ホント乗りがイイですねぇ。

若い幹事さんは「こういうモノも作りました」と
ステッカーサイズの金属恵比須グッズを配っておいでだ。
※大きさ比較のためイタコ・ビスコを並べてみました



う~ん、リザードを思わせるデザイン。シブい!
バンド名のアルファベットもクリムゾン・チックだ。

それだけで通じ合える皆様だったらコミュ障の私でも
お話できる。

気がついたら真横に金属恵比須のメンバーが座っていて
ビックリ!
ちょっとお話させてもらったりしてドギマギ。

新宿ディスクユニオンで宮嶋氏のメロトロン実演を見て
所属バンドが気になって見に来たという若い女性もいらした。

素晴らしい!



そんなこんなで酒は進み、いろんな方とお話が出来ました。
金属恵比須以外のプログレバンドの話、金属恵比須の魅力
※人柄の話も出てました。ベテランファンの方は人柄面も
褒めておいででした。

気がつきゃ近付く終電の時間。
高木総主席の挨拶から一旦「ウォッチャー締め」。
※ハイ、ジェネシスのあの曲です

2次会に赴く勇者あり。もちろん高木総主席参加です。
私は抜けましたが、こんな楽しい会ならまた来たい。

9月のライブでも打ち上げが予定されてるとか。
これは、ますます行かねばな!

金属恵比須シルバーエレファント単独公演に行った(11)

2016年04月18日 | 邦楽
会場スタッフさんが機材を片付ける中
テーブルが並べられ、グッズ販売+サイン会の準備が進む。

総主席が「以前購入された物にでもサインしますよ」と
太っ腹な事を仰る。



「キング・クリムゾンのアルバムでもイイです」
「片仮名でサインしますからね」・・・と

木梨憲武の「ペレ」かよ!
~と突っ込みたくなるような事も仰ってましたが



そんな事してるうちに長い列が出来ていました。
CD、Tシャツ・・・買ってはサインをしてもらう
ファンの皆さん。私も開場時に購入したモノに
サインして貰いました。



サイン会が終わったら、そのまま打ち上げ。
ファンも参加、当日名乗り出もOKという事で
50人近くになりました。



サイン会が終わるまで、会場内でボーッと待つ。
そして考える。
実に2時間近くの演奏。充分に満足だった。



プログレなんだがハードでもあるので盛り上がりが凄い。
まるで家具のようなメロトロンが素晴らしい音色を聴かせる。

※MC中、宮嶋さんが一音弾いただけで「おおおお!」と
盛り上がる客席に「気持ち悪いですよ」と突っ込む総主席。
しっかりクリムゾンのフレーズを続けて弾くMJさん。

フル機材の演奏は凄みが増していた。
ライヴ会場もバンドのホームって感じ。
彼らの懐に飛び込んだような印象だった。



稲益さんの新兵器エレクトリック大正琴もキメの場面で見事に
披露されてたし、「次回は9月18日に高円寺で公演あり」と聞き
また行けるか!・・・と歓喜。

次回は「紅葉狩り」も披露されるって事で今度こそフルの
ヴァージョンが聴けることに期待。

金属恵比須シルバーエレファント単独公演に行った(10)

2016年04月18日 | 邦楽
メンバー紹介は進み
一人ひとりにスポットライトが当たる。



ナイス・ドラミングの諸石和馬クン。
君付けして申し訳ないけど、ホント
若いんだもん・・・。



ステージ・アクションも
うねっていた多良洋祐氏。
色んな意味で優れたベーシストです。
ただ、この画像では稲益さんの方が目立ってます。



あらゆる鍵盤を操った宮嶋健一氏。
片手上げから反対の手で弾きまくる、
ステージアクションも最高で。

テープ式メロトロンの音色や
リボンコントローラー使用シーンも
素晴らしかった。

私の席からは奥で、なかなか写真が
撮れなかったのが残念。

しかし、天井ガラスに映る鍵盤や
電光は鮮やかで、堪らなかったですよ。



そして稲益宏美さん。
今回は何か二の腕がスッキリされてる
気がしました。



そして高木大地リーダー。
手足の「つり」も何のその、見事な
ギターを聴かせてくれました。

すでに画像紹介してる後藤マスヒロさん共々
ありがとう!金属恵比須・・・です。

金属恵比須シルバーエレファント単独公演に行った(9)

2016年04月18日 | 邦楽
全員ノリまくったまま
1stアンコールのラスト曲「みつしり」は
エンディングになだれこんだ。



メンバー、ここで退き
再度アンコールの拍手に応えて登場。
ファンもバンドも笑みが溢れてます。



マスヒロさんは本物のトランペットを
携えている。



・・・もしや、クリムゾンの「アイランド」を
演ってくれるのか?



そして、エンディング近くの叙情あふれる
トランペット・ソロを吹いてくれるのか・・・と
思ったが、そんな事には当然なりません。



2度目のアンコールは
通算9曲目「イタコ」です!
ドラムは当然、諸石和馬クンです!



ドカドカとしたリズムが強調された、
突進ソング。
私も叫んださ、「イタコ!」



ギターはノイジー、ヴォーカルは絶叫。
トランペットはフリーキー!
もう遠慮は要らないさ、「イタコ!」



短い曲ゆえ、あっという間に終わり。
ダブル・アンコール(?)は、通算10曲目に
突入したのでした。



正直、聴いたことは無い曲だが、
ハードなロックである事は十二分に分かる。



ステージ上、ノリに乗ってエンディング。
一度行なったメンバー紹介だが。

再度の紹介に大きな拍手で応える観客。



一礼するメンバーたち。
皆、満面の笑み。

ファンも惜しみない歓声を送る。
ホント、良いコンサートでした!

金属恵比須シルバーエレファント単独公演に行った(8)

2016年04月18日 | 邦楽
8曲目:『箱男』からの抜粋
・・・は、アルバム『箱男』より3曲が
選出されたヴァージョン。



a) はじめに
b) 破戒
c) みつしり

立て続けに演奏される。



初めて見たけど
箱を被った状態では
ギターは弾かれないのな。



下の隙間からマイクを突込み
歌うスタイル。



ギターレスでもベースとキーボードが
多彩な音色でグイグイ曲を盛り上げる。
ドラムの手数も同様だ。



稲益さんも身体を揺すりながら木魚を
叩いてノリまくる。



ライヴ全般で、トライアングルなど
手持ち系のパーカッション(?)を
駆使しまくっておいででした。



箱男を見た興奮でデジカメ撮りまくって
しまいました。



上手には撮れてませんが
そもそもステージが素晴らしのですから。
ちょっとくらいフォーカスが甘くても
大丈夫の筈です。



連続写真風ではありますが
せっかく撮ったのでUPしてみました。



メドレーで演奏された「みつしり」も
堂々の疾走ソング。

盛り上がります。キーボードソロも最高です。
※「みつしり」のキーボード・ソロ、特に
 大好きなんですよ・・・。