あるBOX(改)

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河野公平はインタノンに判定勝ちしてV3

2016年04月28日 | ボクシング
ボクシング
【WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ】
4月27日 大田区総合体育館

スーパーフライ級王者の河野公平(35才/ワタナベ)が同級7位の
インタノン・シッチャモアン(29才/タイ)に3-0で判定勝ち。
3度目の防衛に成功した。

ジックリ様子見しながらも強打する機会を伺う両者。
その中で河野は4回、絶妙のワンツーを打ち込んで、挑戦者に尻もちを
つかせた。
5回にも右でダウンを奪い、第7Rにもロープに詰めて猛ラッシュ。
ここでも相手をマットに転がした。

河野の良い所は、好機で右右右や左左左と、執拗で意外性ある連打が
出るトコロ。

終盤も左右連打、ボディブローで、あと一歩まで追い詰めたが、倒すまで
至らず。判定となったが、採点は3-0の圧勝だった。



「スカッと倒したかったけど、倒しきれず残念。もっと練習して強くなる」
・・・と反省の言葉がついたが、ジャブを使ったりサークリングしたりと
戦術の幅が広がったのは見事。

押し付けるようだったジャブにもスナップが効いてきたように思えた。

昨年3月、シンガーソングライター・みなみらんぼう氏の長女、芽衣さん
(美人!)と結婚。
試合中、TVリポーターに促され、河野に声がけする姿が印象的だった。

河野が世界戦でKOしてきたタイの選手は、名前こそあれ峠を過ぎた選手
だったが、今回の相手は年齢的にも充実した時期。

ベタ足気味で河野にパンチは届かなかったが、それも王者が上手く距離を
取った証左とも言える。

ある意味、コツコツと戦力を継ぎ足してきた「ひたむきな男」が、成長
過程をまだまだ披露してくれているとのも言える。

次戦以降も楽しみな河野チャンプ。
鍛錬を継続して欲しい。

田口良一はランダエタを降して防衛

2016年04月28日 | ボクシング
プロボクシング
4月27日 東京・大田区総合体育館

【WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦】

WBA世界ライトフライ級王者田口良一(29才/ワタナベ)が、
3度目の防衛に成功した。

相手は亀田興毅との因縁の連戦で知られるファン・ランダエタ
(同級7位/ベネズエラ)

初回から頭を振って前進してくる挑戦者の上手さに空を切る田口の
パンチだったが、2回に思い切りの良い右でグラつかせた。
一気の連打でペースを握ったが、ランダエタは追撃の直撃を躱し
続けて試合は長引いた。



ランダエタは相手パンチを全て空振りさせたいが食ってしまう。
田口は急所に強烈なパンチを入れたいが、微妙にピンポイントは
外されてしまう。

・・・そういう展開が続いた。

それでも右アッパーや左レバーなど「当たるパンチ」を繰り出し
続けて、右もフックとストレートを打ち分け、有効打があれば
一気のラッシュを目論む田口だったが。
そこはランダエタも、しぶとかった。

田口の打ち終わりにはカウンターを狙うし、王者の動きが止まろう
ものなら連打を仕掛けてくる。

※解説が言う程の強打者とは思えなかったが、曲者感は充分だった。

それでも田口は豊富なスタミナで攻め続け、相手を消耗させる。
9回に左ボディー連打でランダエタは遂にダウン。
立ったトコロで、田口は連打で2度目のダウンを奪う。

10回にはワンツー、11回には連打で2度と合計5度ダウンを奪う。
「もうストップしてもイイのでは?」と思わされるシーンもあったが、
レフェリーは試合を続行。

そして遂に11回終了時点でランダエダが棄権。
田口がTKO勝利で3度目の防衛に成功し、ランダエダは37戦目で初の
KO負けを喫した。

ランダエタが日本に初登場したのが新井田豊との対戦(暫定王者として
正規王者の新井田に挑戦)。

そこでも際どい試合で星を落とした事を考えると、選手として最晩年で
遂に完敗となったのか・・・と感傷が湧いてくる。

名はあるが1度引退し、14年に5年ぶりでリング復帰した相手。
「仕留めようと力が入った」という田口。

世界戦で奪ったダウンは多いが、それは詰めに至らぬ傾向も表している。
人気王者になるため、好機の強打や波状攻撃などメリハリが欲しい。