あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

『THE LAST BAUS』の全上映作品、上映スケジュール発表(2)

2014年04月18日 | ライヴ
『THE LAST BAUS』の全上映作品、上映スケジュール続き。

ライブ:
無声映画ライブ『紐育の波止場』『街の灯』(演奏:マーク・リボー)
『Phantom Nebula』生演奏付上映(演奏:牧野貴、Per Platou)
ライブ『ゴジラ伝説』+特別上映『わんぱく王子の大蛇退治』(演奏:井上誠ほか)
大友良英による大編成爆音ノイズ・プロジェクト「コア・アノード」ライブ
『ニースについて』(演奏:湯浅湾)
『とんかつ一代』(演奏:直枝政広)



『ラスト・バウス/ラスト・ライヴ』
2014年6月1日(日)~6月10日(火)
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター

『久保田麻琴プロデュース BLACK WAXのライブと映画「スケッチオブミャーク」の上映』
2014年6月1日(日)OPEN 17:30 / START 18:00
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
ライブ:BLACK WAX
トーク:久保田麻琴
トークゲスト:細野晴臣
上映:『スケッチ・オブ・ミャーク』(監督:大西功一)
料金:3,500円

2014年6月2日(月)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
ライブ:BLACK WAX
トーク:久保田麻琴
トークゲスト:ピーター・バラカン
上映:『スケッチ・オブ・ミャーク』(監督:大西功一)
料金:3,500円

『NRQ ホライズン山下宅配便』
2014年6月3日(火)OPEN 18:30 / START 19:30
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:NRQ、ホライズン山下宅配便
料金:2,800円

『cero×VIDEOTAPEMUSIC』
2014年6月4日(水)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:cero、VIDEOTAPEMUSIC
料金:3,500円

『石原洋 with friends Guest:テニスコーツ』
2014年6月5日(木)OPEN 18:30 / START 19:30
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:石原洋 with friends
ゲスト:テニスコーツ
料金:3,000円

『山本精一のひとり爆音上映会』
2014年6月6日(金)OPEN 19:00 / START 20:00
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:山本精一
料金:3,000円



『ラストショー』
2014年6月7日(土)OPEN 15:30 / START 16:00
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:佐藤GWAN博、高田漣、佐久間順平、
アーリー・タイムス・ストリングス・バンド
倉沢桃子、ハチャトゥリアン楽団
and more
料金:3,500円

BoGumboRosa Presents
『映画、ブルース、ライブ、演劇、お笑い、プロレス、どんと、生、無くして有り得ない、その場に居なくてごめんなさい。』
2014年6月8日(日)OPEN 17:00 / START 17:30
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:Dr.KyOn、玉城宏志、黒川修、小関純匡、岡地曙裕
長見順、吾妻光良、うつみようこ
料金:3,500円

渋谷La.mama Presents『今宵、我らのギターは鳴り響く! Volume 6~9で。』
2014年6月9日(月)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:Controversial Spark、GRANDFATHERS、オワリカラ
料金:3,500円

『渋さ知らズオーケストラ(with 梅津和時、白崎映美)』
2014年6月10日(火)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
出演:渋さ知らズオーケストラ(with 梅津和時、白崎映美)
料金:3,500円

最後は渋さ知らズ・オールスターズですな。

ライヴやトークでは
「あまちゃん」で有名になった大友良英、そして細野晴臣、ピーター・バラカン(敬称略)も登場。

そして、さり気に凄い物が混じってる。
ライブ『ゴジラ伝説』+特別上映『わんぱく王子の大蛇退治』(演奏:井上誠ほか)・・・だ!!

『THE LAST BAUS』の全上映作品、上映スケジュール発表(1)

2014年04月18日 | サブカル
4月26日から東京・吉祥寺のバウスシアターで開催される、
『THE LAST BAUS~さよならバウスシアター、最後の宴』の上映スケジュールが発表された。

これでシークレット作品を除く全上映作品が明らかになった。

なお、同イベントのウェブサイトに掲載中のタイムスケジュールでは、
『第7回爆音映画祭』の最後を飾る作品がマーティン・スコセッシ監督『ラスト・ワルツ』になる事も判明。

やはり、そうきたか・・・と感慨深いですなぁ。
細かい上映スケジュールは公式HPで確認するとして、まずは上演作品など。



『THE LAST BAUS~さよならバウスシアター、最後の宴』

2014年4月26日(土)~6月10日(火)
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター

『バウスを巡る映画たち』
2014年4月26日(土)~5月16日(金)
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
上映作品:
『the fighting men's chronicle エレファントカシマシ ディレクターズカット』(監督:山下敦弘)
『エルトポ』(監督:アレハンドロ・ホドロフスキー)
『THE LAST BAUS × TERATOTERA 10×10 ~映画と映像と~』
(参加作家:
泉太郎、井出賢嗣、大木裕之、小鷹拓郎、鷲山啓輔、柴田祐輔、鈴木光、地主麻衣子、山本篤、和田昌宏)
『書を捨てよ町へ出よう』(監督:寺山修司)
『ハイウェイ61』(監督:ブルース・マクドナルド)
『突撃!博多愚連隊』(監督:石井岳龍)
『ダーク・スター』(監督:ジョン・カーペンター)
『教訓I』(監督:利重剛)
『UNK』(監督:手塚眞)
『HIGH-SCHOOL-TERROR』(監督:手塚眞)
『ピクニック』(監督:奥原浩志)
『シド・アンド・ナンシー』(監督:アレックス・コックス)
『アイデン&ティティ』(監督:田口トモロヲ)
『BLUE ブルー』(監督:デレク・ジャーマン)
『あまちょっろいラブソング』(監督:宮田宗吉)
『あんてるさんの花』(監督:宝来忠昭)
『吉祥寺の朝日奈くん』(監督:加藤章一)
『グーグーだって猫である』(監督:犬童一心)
『鉄コン筋クリート』(監督:マイケル・アリアス)
『タカダワタル的』(監督:タナダユキ)
『注目すべき人々との出会い』(監督:ピーター・ブルック)
『ウィズネイルと僕』(監督:ブルース・ロビンソン)
『ライブテープ』(監督:松江哲明)



『第7回爆音映画祭』
2014年4月26日(土)~5月31日(土)
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター
上映作品:
『バットマン』(監督:ティム・バートン)
『バットマン リターンズ』(監督:ティム・バートン)
『5windows』(監督:瀬田なつき)
『5windows Mountain Mouth』(監督:瀬田なつき)
『シミラー バット ディファレント』(監督:染谷将太)
『ポーラX』(監督:レオス・カラックス)
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(監督:ジム・ジャームッシュ)
『シャウト』(監督:イエジー・スコリモフスキ)
『アンナと過ごした4日間』(監督:イエジー・スコリモフスキ)
『出発』(監督:イエジー・スコリモフスキ)
『リヴァイアサン』(監督:ルシアン・キャステイン=テイラー+ヴェレーナ・パラヴェル)
『男として死ぬ』(監督:ジョアン・ペドロ・ロドリゲス)
『プラットホーム』(監督:ジャ・ジャンクー)
『キャスト・アウェイ』(監督:ロバート・ゼメキス)
『眠れる美女』(監督:マルコ・ベロッキオ)
『ゆらゆら帝国 2009.04.26 LIVE@日比谷野外大音楽堂』(監督:大根仁)
『愛のむきだし』(監督:園子温)
『アンダーグラウンド』(監督:エミール・クストリッツァ)
『AKIRA 35mm版』(監督:大友克洋)
『ラスト・ワルツ』(監督:マーティン・スコセッシ)
『少年メリケンサック』(監督:宮藤官九郎)
『Get Action!』(監督:近藤順也)
『ソウル・パワー』(監督:ジェフリー・レヴィ=ヒント)
『ドクター・フィールグッド/オイル・シティ・コンフィデンシャル』(監督:ジュリアン・テンプル)
『餌食』(監督:若松孝二)
『ゼイリブ』(監督:ジョン・カーペンター)
『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』(監督:継田淳)
『HOUSE ハウス』(監督:大林宣彦)
『ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国』(監督:ナサニエル・ホーンブロウワー)
『ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE”- LAST HEAVEN 031011-』(監督:番場秀一)
『アトムス・フォー・ピース ライヴ・アット・スタジオ・コースト』(監督:Shige Hamada)
『極悪レミー』(監督:グレッグ・オリヴァー、ウェス・オーショスキー)
『ケミカル・ブラザーズ:DON'T THINK』(監督:アダム・スミス)
『Save The Club Noon』(監督:宮本杜朗)
『シガーロス INNI』(監督:ヴィンセント・モリセット)
『ブルース・ブラザーズ』(監督:ジョン・ランディス)
『デス・プルーフ in グラインドハウス』(監督:クエンティン・タランティーノ)
『クリスタル・ボイジャー』(監督:デヴィッド・エルフィック)
『ソウルメン』(監督:マルコム・D・リー)
『ファイトクラブ』(監督:デヴィッド・フィンチャ-)
『ニール・ヤング/ジャーニー』(監督:ジョナサン・デミ)
『ブルーベルベット』(監督:デヴィッド・リンチ)
『フック』(監督:スティーヴン・スピルバーグ)
『ドラキュラ』(監督:フランシス・フォード・コッポラ)
『ファントム・オブ・パラダイス』(監督:ブライアン・デ・パルマ)
『ゴダール・ソシアリスム』(監督:ジャン=リュック・ゴダール)
『映画史特別編 選ばれた瞬間』(監督:ジャン=リュック・ゴダール)
『右側に気をつけろ』(監督:ジャン=リュック・ゴダール)
『フォーエヴァー・モーツァルト』(監督:ジャン=リュック・ゴダール)
『ロッキー・ホラー・ショー』(監督:ジム・シャーマン)
『ターミネーター』(監督:ジェームズ・キャメロン)
『77BOADRUM』(監督:川口潤)
『グレイトフル・デッド・ムーヴィー』(監督:ジェリー・ガルシア)
『ノイバウテン 半分人間』(監督:石井岳龍)
『シャッフル』(監督:石井岳龍)

個人的には
The Whoの「キッズ・アー・オールライト」が無い以上、やっぱニール・ヤングだね。
あとは「タカダワタル的」・・・か。

しかし、本当になくなるんだなぁ、バウスシアター・・・。

銀座では「開田裕治ゴジラ原画展」開催中

2014年04月17日 | アニメ・特撮
数多くの怪獣を描いてきた開田裕治氏
東京初のゴジラ原画展を開催している。



現代の怪獣絵師・開田氏。
失礼ながら私は最近知りました。

今回は「ゴジラ」を題材にした作品を中心に、
銀座の「CHEEPA’ S GALLERY(チーパズギャラリー)」にて
2014 年3 月21 日[金]~5 月6 日[火]の期間、各種のイベントあり。

イベントは、親子でつくる「ゴジラ」LaQ 教室
 4 月5 日[土]13:00~15:00
 5 月4 日[日]13:00~15:00

また、併設するCHEEPA’ S CAFE(チーパズカフェ)では、
当会期中限定で「ゴジラ」特別メニューを用意との事。

親子で行くのもイイですな。

「音楽マンガガイドブック 音楽マンガを聴き尽くせ」の刊行記念イベント、開催される

2014年04月16日 | 漫画
音楽をテーマにしたマンガを紹介する書籍「音楽マンガガイドブック 音楽マンガを聴き尽くせ」

その刊行を記念したイベントが、4月18日に東京のBIBLIOPHILIC & bookunion 新宿にて開催される。

久保ミツロウ、澤部渡(スカート)、および監修の松永良平によるトークショーと、
松永のサイン会があるとのこと。

サイン会への参加に必要な整理券は4月4日から同店で「音楽マンガガイドブック」や関連書籍を購入した人に配布中。

なおトークショーのみ観覧したい場合は、事前予約は不要となっている。
参加希望者が多数の場合は入場制限がかかることもあるので、確実に参加したい人は早めに会場へドウゾ。



「音楽マンガガイドブック」発売記念トークショー「音楽マンガを語り尽くせ」久保ミツロウ×澤部渡×松永良平

日時:2014年4月18日(金)19:00~20:30
会場:BIBLIOPHILIC & bookunion 新宿
住所:東京都新宿区新宿3-17-5 カワセビル3F
出演:久保ミツロウ、澤部渡、松永良平

書籍の内容紹介
史上初!1950~2010年代までの、「音楽をテーマにしたマンガ」だけを網羅したガイドブック誕生!

ロックバンド、クラシック、ジャズ、ブルース、合唱、DJ……、
計360タイトルが掲載!

1950年代「白くじゃくの歌」手塚治虫、「うたえペニーよ」手塚治虫、
      「鬼太郎夜話」水木しげる 他
1960年代「がらくたの詩」手塚治虫、「霧の中のジョニー」水木しげる、
      「ファイヤー!」水野英子 他
1970年代「緑茶夢」森脇真末味、「はみだしっ子」三原順、「マカロニほうれん荘」鴨川つばめ 他
1980年代「TO-Y」上條淳士、「KISS xxxx」楠本まき、「机をステージに」紡木たく 他
1990年代「東京ガールズブラボー」岡崎京子、「アイデン&ティティ」みうらじゅん、
      「NANA」矢沢あい 他
2000年代「マエストロ」さそうあきら、「坂道のアポロン」小玉ユキ、
      「けいおん!」かきふらい 他
2010年代「ましろのおと」羅川真里茂、「エイト」楠みちはる、「BLUE GIANT」石塚真一 他

「わたしの音楽マンガ道」インタビュー収録
細野晴臣、坂本慎太郎、直枝政広(カーネーション)、高城晶平(cero)、大森靖子、宮崎貴士、
フレネシ、雑誌「ジオラマ」鼎談(森敬太、西村ツチカ、澤部渡)

コラム
眼で聴く音楽~まんがで音楽を奏でる試みについて 足立守正
『FMレコパル』レコパル・ライブコミック~レコパル・ロマンコミック 松永良平、安田謙一
『ヤングマガジン』歌謡漫画大全集~平成歌謡漫画大全集 松永良平
音楽誌に載っているマンガたち ばるぼら
『コミックバンチ』My Best Love Song 松永良平
少女漫画に描かれたミュージシャンたち 岸野恵加

・・・・本の内容も興味深いし
※表紙は描き下ろしだそうです。駅の痴漢撲滅ポスター描いた師岡とおるって人だとか
  頬を赤くした少女漫画風のキャラが口蓋垂を見せながら歌う構図・・・
  既視感ありありの「宮殿チックな」イラストがナイスです。

なかなか面白そうなイベントですな。

ただし、私は仕事で行けない。
見に行った誰かがツイッターとかに感想UPしたモノでも覗きますかな・・・。

「冨田勲トークイベント」に行ってきた(2)

2014年04月15日 | 邦楽
ディズニーの「ファンタジア」に大きな影響を受けた故・手塚先生。
実写とアニメの融合で「展覧会の絵」を制作して発表したが、
一部では不評だったとか。

「なんでぇ、実写が背景になってるじゃん」とか言われた・・・。
司会の国崎氏が「今でもアニメ好きは厳しいですからねぇ」と語ると
場内から小さな笑いが起きる。

負けず嫌いな手塚先生は全編アニメを計画したとか・・・。



漫画のアトムとジャングル大帝、そしてアニメ版も好調だった虫プロには
勢いがあり、スケジュールもタイトだったが「なんとか行けるだろう」と
芸術アニメにも進出。

出版社の編集が待ってる中を冨田先生は手塚部屋へ進み、他の人が
10分くらいの持ち時間なのに、「17分」という打ち合わせ時間が
与えられていたんだそうな。

「17」という中途半端な時間設定に客席から笑いが起きる。
ジャングル大帝の劇伴イメージを、やっぱりクラシックの有名曲を
出しながら「こんなイメージで」と説明したという手塚先生。
※この人も黒澤明タイプだ・・・

とうとう手塚先生がピアノを弾き始めて、時間は40分を越え・・・
なんてエピソードが楽しい。

「子煩悩な人だったよね、よく『子供が誕生日で』とか仰ってましたよ」と言われ
「いや・・・、余り何かして貰った覚えは無いですねぇ。そういって遊びに抜け出してたのでは?」と返答する手塚るみ子さん。

貪欲な天才だった手塚先生は何でもやりたがる人で
冨田先生は「手塚旋風の巻き添えを食らった形だった。大変な目に遭った」とコメント。
「しかし、妙な幸せ感があった」とも続けた。

故・立川談志師匠をして「ダヴィンチと並ぶ天才」と称された手塚先生。
何でも手を出して周囲を引っ掻き回すのも似ています。
※「最後の晩餐」なんて、ダヴィンチが目新しい画材に飛びついたせいで、
 後年の技術者までが修復に手間取らされてるじゃないか・・・。

しかし、談志師匠も冨田先生も「子供向け」なんて言われてた当時の
マンガにも、しっかりアンテナ伸ばしてたんだなぁ。
・・・というか、意識しなくても才能が呼応してたんだろうな。

結果、シンセサイザーを始めたあとも、しっかり手塚イズムの影響を
受け続けていたという富田先生。

シリアスなシーンでも、ユーモラス。
ヒョウタンツギのイメージも登場する。



そして曲は「サミュエル・ゴールデンベルグとシュミュイレ」。
ムソルグスキーが亡くなった友人ハルトマンの絵画にインスパイアされて作った曲。

2名のユダヤ人を描いた絵画をさして、冨田勲さんは
「お金を持ってるほうがコソコソしてる」と更なるイメージを付加。
ユダヤの金持ち。横柄だけど、隠そうとしちゃう。



冨田さんは「(手塚キャラの)ハムエッグだよね」とコメント。

1997版のアニメ映画「ジャングル大帝」では宝に目が眩み、
独り占めしようと醜態を晒したハム・エッグ。

その「人間の業の体現」を声で強烈に演じたのは談志師匠。

落語「黄金餅」では、
余命も身よりも無い坊主・西念が、貯めこんだ銭を他人に奪われてなるかと
餅で包んで飲み込んでしまう場面があったが

これを天下一品の演出で高座に掛けていた談志師匠。
ハム・エッグの強欲さ、人間の欲を描いたシーンを、盟友・手塚先生のため
渾身の演技を見せてくれた。

既に手塚先生は亡くなり、ディズニーがアニメ映画「ライオンキング」で
莫大な興行収入を得た直後
「ほとんどジャングル大帝じゃないか!」と多くの漫画ファンは声を上げた。

虫プロは回答として(?)平成版の「ジャングル大帝」を制作した。

そういう背景のなか、談志師匠が声で熱演したハム・エッグに、
冨田先生も“強欲の象徴”として注目していたとすると、
両者のファンからすると感慨深いものがあります。



そして
「殻を付けたひなの踊り」に出てくる猫は「赤塚不二夫のチョコザイなネコ」の
イメージ。

う~ん、日本国内の漫画イメージをシンセ音楽に盛り込んで、米ビルボード・
クラシック部門でトップ獲っちゃったのか。
すげぇなぁ・・・。

冨田勲センセイ曰く「手塚旋風に巻き込まれたけど、転んでもただでは起きない(笑)」

曲は続き(組曲ですから)
箒にまたがって空を飛ぶバーバーヤーガ。鍵鼻の魔女。

そして
エンディングは、ロシア正教の賛美歌合唱のような荘厳な音。



キエフの大きな門。
新ジャケットの夜明けのような、朝の海、空。そしてダリのイメージ。

「演奏するというより、ある音を発生させ、重ねていく」
最後から撮って、オープニングは後で撮って、後で編集したりする。

「アニメは、そんな作り方が当たり前だったが、音楽ではなかなか認められなかった」と語る冨田先生。

いまネット上にUPされる楽曲は自由だ。作曲においても、完成に至る経緯においても。
※私自身はミクさん関連の楽曲に当初は違和感を覚えたが、慣れたら魅力の虜に
 なりました・・・

その自由を肯定的に語る冨田先生。
そうなんだよな、「いまの若い奴らは」とか否定的には言わないんだよな。

むしろ「とても楽しみです」「面白い時代になってきた」と笑顔で語る冨田先生。
その感覚は60~70年代から先鋭的だったし、だからこそ「手塚」と呼応したんだよな。

手塚るみ子さんは、
「冨田さんがコンピューターで音楽を作ると聞いて・・・、当時はシンセなんて
 言葉は普及していなかったですからね、凄い興味を示してましたよ」と
冨田先生に語りかける。

・・・とはいえ
そのコメントを受けて「でも手塚先生は、やっぱり生で演奏される交響曲が
お好きだったですけどね」と発言し
我々を「オヨヨ・・・」とさせる冨田先生。やっぱ面白い人だ。

曲の再生や停止のたび、眼鏡を重ね掛けしてノートPCを操作する富田先生。

NHKのドキュメントでイーハトーヴの譜面を書かれるシーンがあったけど。
あの時も凄かったな。
眼鏡が何種類も置いてあったし。

「手書きの譜面じゃないと音が頭のなかで出てこない。50才までは大丈夫だったけど」
「テープも何処に何が入っているか昔は記憶していた。今はダメだね、もう」などと
仰るが、いやいや80才過ぎてフルスコア書かれてるだけで驚異的で御座いますよ…。

イーハトーヴ交響曲初演アンコールで「リボンの騎士」を初音ミクに歌わせた話。



冨田先生は「又三郎」にも中性的なイメージを描いていて、そのイメージにミクは合っていた。
リボンの騎士も、そういうキャラクターだから・・・と説明。

モニターにイーハトーヴのブルーレイ映像が流れる。また私は感激して泣く。

「手塚が生きていたら悔しがったろうし『また冨田さんと一緒にやりたい』と
言っていただろう」とコメントする手塚るみ子さん。

「昔は手塚旋風に引っ張りまわされたが、今度は『冨田旋風』で皆を引っ張り回す
ことになった」と語る冨田先生。
でも必要な事だったと、表現の将来に取って大事なプロジェクトだから
若いクリエイターたちも皆応えてくれた・・・とも。

「父があっちで呼んでも誘れないでください」と手塚るみ子さんにお願いされるも、
「こればっかりは自分じゃ決められない。まぁ、元は宇宙の塵だった身体ですから・・・」と答える冨田先生。

~それでも、「まだやりたい事がある気がします」と嬉しい事も言ってくれた。

手塚るみ子さんも、手塚治虫ファンだった大物ミュージシャンの楽曲発掘を
企画されてるのだとか。

お二人の今後の話が出てきたところでイベント終了。

なぜか冨田先生のPCシャットダウンに時間が掛かっている。
OSがウィンドウズXPなんだそうな。

「ネットには繋いでませんから」と説明する冨田先生。
こんなトコにもXP問題(?)が・・・。

出口で販売してた「イーハトーヴ」Tシャツを購入して帰途についた。
贅沢な夜だった。

「冨田勲トークイベント」に行ってきた(1)

2014年04月15日 | 邦楽
【NO MUSIC, NO LIFE.PREMIUM】 
冨田勲 『展覧会のUltimate Edition』発売記念トークイベント
Pictures and Music!~冨田勲×手塚治虫「展覧会の絵」誕生秘話~

2014年04月15日(火) 21:00時過ぎ、
タワレコ渋谷店の階段には100人位の列が出来てました。
なんか、皆さん「元理系で今は部長さん」みたいな人ばっかり(私の様な一部の人間を除く)。
またはアーティスト系か。
・・・すごい客層だ。



B1Fのイベントスペース「CUTUP STUDIO」は
セッティングに手間取ったとかで、開演2分押しでドアが開けられた。

ワンドリンク500円。
私は直前まで新大久保の韓国料理店でビールを飲んでたため、
ここではノンアルコールのジャンジャエールをオーダー。

並べられたパイプ椅子に皆座り、照明が暗転したところでモニター画面がON。
「NO MUSIC, NO LIFE」のポスター撮影のメイキング映像が流れ始めた。

NHKの記念館での撮影だったのね。
冨田先生が使ったMOOG-Ⅲが、ビルボードにランクされたアルバムに使用された機器として
記念展示されてたのね。その機材に久々に再会されたのね。
自宅撮影じゃなかったのね。



そのメイキング映像が見れただけでも充分うれしい。(ネットにUPされてるけど)
さらにトークショーもありだ。もう堪りません。

タワレコのお姉さんが登場し、出演者3名の紹介だ。

出演:國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン編集長)
   冨田勲(作曲家)、
   手塚るみ子(プランニング・プロデューサー)
   
以降は3人で進行。
國崎氏が司会として話を振っていく。

まず、「展覧会の絵」だ。故・手塚治虫先生のアニメ話だ。
ムソルグスキーの楽曲をアニメ化したい・・という芸術家の虫が騒いだ治虫先生。

私財3千万円(当時で!)を掛けてアニメを完成させた。
では楽曲を・・・と考えてラベル版の音源権利を持つ英国の出版社に申し出たら
とんでもない値段を吹っ掛けられた!
※冨田先生曰く「ここに居る人は皆知ってると思うけど(笑)、ドルが
 350円の時代だったから仕方ないんだねぇ」

海外の映像祭への出品も決まっている。時間がない。
そこで白羽の矢がたったのが冨田先生。

アニメ「ジャングル大帝」「リボンの騎士」の音楽を担当した縁で、故手塚治先生と交友があった冨田先生。
「ああいう時は直接電話が掛ってくるんですよ」。

時間は実質4日間!
「線画のイメージで何とかしよう!」と考えた冨田先生は、チェンバロやギターの腕利きを呼び
時に原曲の譜面を使い、自分でも演奏し、なんとか作り上げたんだそうな。

モニター画面では、その「手塚版・展覧会の絵」短縮版の上映だ。
時代は感じさせるが、さすが手塚先生だ。
風刺というか、やはり文明批判が現れている。



そして富田勲シンセ版の「展覧会の絵」だ。

急いで作った前回へのリベンジか?という会場のムードを受け流すように
必然としてシンセ版を制作した・・・というニュアンスで語る冨田先生。

「アニメなんですな」と
シンセでの音作りを表現する冨田先生。
色彩的に、絵画的に、音質を塗っていくイメージなんだろうな。

70年代のオリジナルからして立体音楽として作られた冨田シンセ・ヴァージョン「展覧会の絵」



今回のイベントではアルティメット・エディションを流してくれた。
冨田先生のノートPCに繋がったタワレコB1F「CUTUP STUDIO」の音響システム。

イントロの1音1音が右から左から前から斜め後ろから聴こえてくる。
まさにサラウンド・・・。

加山雄三を中心とする「THE King ALL STARS」、タワレコで握手会

2014年04月15日 | 邦楽
タワーレコード渋谷店1Fにて握手会決定だそうな。
~というか、もう明日です。

観覧は自由で、予約者優先。
タワーレコード渋谷店にて、4/16(水曜日)発売シングル「未来の水平線」購入者に先着で
整理番号付き観覧優先券を配布。
イベント当日、観覧優先券を持参すれば、イベントスペース前方の観覧エリアに優先的に入場可能。

【握手会内容】
握手会参加券1枚で、メンバー全員との握手会に参加OK。

4/16(水)発売 THE King ALL STARS シングル
「未来の水平線」(TPJC-1029) ¥1,000+税



加山雄三率いるバンド、THE King ALL STARSの初シングルがタワー限定で登場!

THE King ALL STARSは、加山が昨年の〈ARABAKI ROCK FEST.〉のために結成したスペシャル・バンド。
幅広い世代のメンバーによるパフォーマンスで話題を集めた。

今回のシングルは、表題曲“未来の水平線”と、若大将が弾厚作名義で作曲した“CRAZY DRIVING”、
“ブラック・サンドビーチ ~エレキだんじり”の3トラック。

なお、THE King ALL STARSは〈ARABAKI ROCK FEST.14〉〈GREENROOM FESTIVAL'14〉といった国内の
大型フェスなどに登場する予定とのこと。

〈THE King ALL STARS メンバー〉
加山雄三(若大将/弾厚作)
キヨサク(MONGOL800)
佐藤タイジ(シアターブルック)
名越由貴夫(Co/SS/gZ)
古市コータロー(THE COLLECTORS)
ウエノコウジ(the HIATUS)
武藤昭平(勝手にしやがれ)
高野勲、山本健太、タブゾンビ(SOIL&“PIMP”SESSIONS)
スチャダラパー

〈THE King ALL STARS “未来の水平線”収録曲〉
1. 未来の水平線
作詞/作曲:佐藤泰司

2. CRAZY DRIVING
作曲:弾 厚作

3. ブラック・サンドビーチ ~エレキだんじり
作詞:M.KOSHIMA、Y.MATSUMOTO、S.MATSUMOTO
作曲:弾 厚作
Performed:スチャダラパー

各メンバーも、興奮気味にコメント。
加山雄三(77歳 ギター/ヴォーカル)は、元気一杯。

古市コータロー(THE COLLECTORS 49歳 ギター)
「若大将に憧れて自分の事を若旦那なんて言ってる僕ですからこのセッションは夢のような
 出来事でした。若大将に『若旦那~!』なんて呼んでもらえた奇跡。幸せだな~」

SHINCO(スチャダラパー 43歳 パフォーマー)
「ぼかァ、こんな仕事が出来て、幸せだなァ…」

ふたり、「幸せだなァ」が被ってますよ(笑)。

しかし、若大将がお元気でなにより。
「東北を元気に」で結成されたプロジェクトだが、変にスターを祭り上げたモノは見てて辛いのよね。

先日、放送された「題名のない音楽会」の福島収録回は見ててシンドかった。
福島出身と言う事でカトちゃんをメインに「全員集合!」のオマージュ的な構成となっていたのだが、
カトちゃんに精細が無くてさぁ・・・。

ドラムも久々に演奏してたけど(昔、ヒデキとドラムバトルやってたよなぁ)、
叩いてないところでシンバル鳴ったりしててさぁ・・・。

早口言葉も呂律が怪しかったし、
「エンやーコーラやっと」と歌っても身体はリズム取れてなかったし、
そもそも棒立ちで身体が動いていなかったし・・・。

子供の頃カトちゃん大好きだった身としては辛かったよ・・・。
企画した人達も「8時だヨ!全員集合」大好きだったんだろうが、半分趣味で番組再現するにしても
現状を踏まえていただかないと・・・。
※ひょっとして、舞台に立てば復活してくれるという期待があったかも知れませんがねぇ

今回の「THE King ALL STARS」は如何なものか。
若大将は77歳の誕生日にコンサートでファンから祝福されて御機嫌だったとか。

生でライヴを見たい気がするな。今後のニュースに注目ですな。

あと
カトちゃんは食生活を考えて、フィットネスに精出すなどして、若さを取り戻して欲しいと思います。
とにかく、健康が心配だ・・・。

パッキャオはブラッドリーに雪辱

2014年04月15日 | ボクシング
日本時間の4月13日、ネバダ州ラスベガスで行われたWBO世界ウエルター級タイトルマッチは
6階級制覇のマニー・パッキャオ(35才/フィリピン)が、王者ティモシー・ブラッドリー(30才/米国)を
3-0の判定で降し、王座に返り咲いた。

2012年6月の第1戦では1-2の採点で判定負けしたパッキャオ。
さらに、その半年後にはフアン・マヌエル・マルケス(40才/メキシコ)に6回KO負けを喫し、
限界説も囁かれていたが、1~2Rは速いパンチとステップを見せて好調をアッピール。
第4R序盤こそブラッドリーの右でタタラを踏むシーンがあったが、単発で強打してくる相手を
軽い連打でいなすパターンでポイントを稼ぎ、結果として中~大差の判定でパッキャオの雪辱となった。
※ブラッドリーがボディワークでパックマンの連打を躱すシーンもあったけど
 自分は手を出してないからポイントはマニーに流れるわなぁ・・・。

勝者パッキャオは、現役続行をアピール。
「あと2、3年はやりたい」と復活を誇示するコメントを残したそうな。

ただし、今回の試合自体は相手が振ってくる強打に気圧されるシーンも度々あり、
ラフに振ってくるブラッドリーの顎に右フックを合わせるチャンスもあったと思うが、
パンチの精度も充分とは言えなかった。

WOWOWエキサイトマッチにゲスト出演した4階級制覇の元王者ノニト・ドネア(31才/比国)や
一緒に解説した元WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃氏(37才/元帝拳)が言うように
以前のようなスピードが無く、4Rに右を貰ってから慎重になっていたし、それ以前に
マルケスにKO負けしたトラウマで左ストレートの踏み込みも不十分だった。

完全復活には至らない印象だが、それでも勝った事は大きい。
早くも続くビッグマッチを期待する声もある。

まぁ、パッキャオ先生には少し休養してもらって英気を養い、新たな話題を提供して貰いたいものです。

「映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち」を見た

2014年04月14日 | プリキュア
『映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』を見ました。
ちびスケと一緒に・・・数日前。大泉学園のT・ジョイ大泉へ。

また泣いてしまいました。
今まではポロッと涙が落ちてたんですが、今回は川のように流れていました。

歴代「プリキュア」が一堂に会する作品とし始まった「プリキュアオールスターズDX」。
それに続くクロスオーバー作品として登場したのが「映画プリキュアオールスタ­ーズ New Stage」シリーズ。
NSシリーズ最終作として位置付けられた今回の「3」は、ハピネスチャージプリキュアも加わり
現状で可能な限り登場人物を活躍させた素晴らしい1作となっておりました。



まず、ミラクルライト利用法の説明が上手い。
NS2に登場した妖精学校のグレルとエンエンが「プリキュアに力を与えるアイテム」として
「振り回さない」「近くで明りを見ない」という定番コメントを盛り込む。

ただ・・・
最初に出てきて眠りの国に閉じめられてしまう少女の役が・・・剛力さん。
彼女が声優で出るというので期待せずに見てたのだが
声が大人っぽ過ぎるだろう!剛力さんの実年齢より大人っぽいじゃないか!

「ふわぁぁぁぁぁぁ、あん」って眠そうな声が色っぽ過ぎるじゃないか!



釘宮さんに「処女膜から声が出てねぇな」と言わせるぞコノヤロウ!



※すいません、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 」見てないと分からないネタですね。
しかもプリキュア映画を語るのに相応しくない言葉使ってますね。

ストーリーは
悪夢を飲み込むバク親子と、元同級生のグレンとエンエンの物語に
プリキュアたちが巻き込まれて行くという展開。

母バクは悪夢が怖くて独り立ち出来そうにない息子のため、夢の国を作り上げる。
夢から覚めたら自分の事を忘れてしまう子供たちに寂しい思いをさせられる息子のため
子供たちが目覚める事のない世界を作り上げる。

目覚めぬ子供たちの為、それを嘆く母親たちの為に立ち上がったプリキュアたちだが
自分たちも自分たちの夢に閉じ込められてしまう・・・。

ただし、そこにはノーマークの新人プリキュアの姿は無い。
ハピネスチャージ二人の奮闘が始まる。



その中で、簡単に叶う夢を「おかしい」と感じる夢原のぞみ(キュア・ドリーム)!
さすがです!
ここからはキャラの特性にあった行動が炸裂します。
※リんちゃんが「私の情熱!」と語るシーンにも思わずグッと来ましたよ・・・

私の好きな「フレッシュ」陣がイマイチ登場しないのが寂しいが、
登板順から言っても仕方ないか・・・。

無双なのは、やっぱり初代。
2代目の「スプラッシュ・ハート」も飛行能力を駆使して目立ってました。

そう、「一堂に会する」のもオールスターズの魅力なんですが
やはり終了したシリーズのメンバーと再開できるのが何より嬉しいんですよ。



そして、それぞれのキャラクターの特性を活かした攻防!すばらしいアクションシーン!
※レモネードとピースは、あざとく逃げてましたが・・・

それでも悪夢は限りなく現れ、プリキュアは消耗して大ピンチ!
「アークームー」と叫んでる声は野沢雅子さんじゃないですか!なんて豪華な!!

そしてそして遂に登場する「伝説の戦士の中の伝説の存在」!
あゆみちゃん登場、天使のような能登さん声で「グレン、エンエン、力を貸して」。

両者の悲願が成就して、キュアエコー登場!
なんてオイシイところ取り!なんという感動。

私を何回泣かせればイイんだ!この映画は!

そして最後は母子の愛!プリキュアの団結!
まだ泣かすか!!



最後はオールスターズでCGダンス!
これまではステージ上だったが、そこから街に繰り出し、まるでパレードのよう!

ああ、ここでも各プリキュアに見せ場が・・・。
また泣かすのか、とことん私を泣かす気なのか・・・。

もう花粉症メガネで誤魔化しまくりですよ。誤魔化せていませんが。

まだまだ続けてほしいですよ、プリキュア・オールスターズ。どんな形でもイイですから。
そして、「ハピネスチャージ・プリキュア」の映画予告もありですよ。例によって秋ですよ。

さらに冬には「アイカツ!」映画ですよ。
小さなお子様たち、ザワついていましたよ。

また来ますよ。



やっぱT・ジョイ大泉ざんは展示物もあるし、
音響も低音効いてて良かったし。
脇には東映アニメーションさんがあるし。



相変わらず東映アニメーションギャラリーに行ったし
※でも等身大フィギュアはドキドキではありませんでした。スマイルでした。
プリンセスフォームでしたが、ちびスケは記念撮影済みなんですよね・・・。

守衛さん詰め所脇の壁面に現在の展示内容が。
「プリキュア10周年」
ただし、ポスターなどが中心で珍しい設定画など見当たらず。
展示してある歴代CDに「これもここで作ったの?」と、ちびスケに聞かれて困る私。



まぁ、大元のキャラクターはこちらで作られたけど、CD制作は別だよね・・・と
答えるので精いっぱい。

最後はリヴィン・オズ大泉店の玩具売り場脇で「アイカツ!」ゲーム。
データを登録できるカードを買ってやらなきゃなぁ・・・。



最後は西武線のホームで記念撮影。
東アニさんの企業広告、ここ数年は常にプリキュアなんです。
※会社の壁は二分されてるけど。現在はブッダⅡです。

そうして
我が家の春恒例となった大泉学園詣でが終わったのでした。
次は秋だな。

「マカロニほうれん荘」きんどーちゃんがモッズTシャツに

2014年04月13日 | 漫画
70年代に一世を風靡した鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」

その主要キャラクターきんどーちゃんこと金藤日陽のTシャツが、
秋田書店のオンラインストアで予約受付中だという。
5月21日までの期間限定。
発送時期は7月下旬の予定だそうな。

連載当時のロックのネタが登場することでも知られる「マカロニほうれん荘」。
※シン・リジイの「ライヴ・アンド・デンジャラス」そのまんまな表紙もあったなぁ



今回のTシャツ・デザインも秀逸で
中心にきんどーちゃんの顔が鎮座するターゲットマークが大きくデザインされたモッズTシャツだ!

ファンは是非、これを着てモッズコートを羽織り、ベスパで街へ繰り出そう!
ブライトンでロッカーズと乱闘しよう!(←ダメ!)

色はホワイトとブラックの2パターン。サイズはSからXLまでの4種類。
いずれも価格は3996円。

欲しいなぁ。
注文しよっかな。

「アイカツ!」イベント観覧

2014年04月12日 | アニメ・特撮
アニメ「アイカツ!」は声優さんが劇中歌を担当する形では無く
STAR☆ANISというグループが、それぞれのキャラクターの「歌」を
担当して歌唱されるのですが

今回は、そのSTAR☆ANISが登場する「アイカツ!」イベントが
池袋サンシャインシティ噴水広場で行われるというので
ちびスケ連れて行ってまいりました。



《ファミリー☆ステージ》
開催日:2014年4月12日(土)
開催場所:池袋サンシャインシティ噴水広場

(第1回目)
開場時間:11時00分 開演時間:11時30分

(第2回目)
開場時間:12時30分 開演時間:13時00分

内容:ミニライブ
ゲスト:STAR☆ANIS

開場時間といっても、フリースペースだから
時間前に向かえばイベントスペースには行けるんですよね。

ただし、小さな子供のため正面前列に「ファミリー席」が用意されて
その整理券が09時から館内で配布される・・・って事だったので

その整理券をGETしようと、まず私一人で配布場所に向かったのだが
時間を過ぎていた事もあってか既に凄い行列が・・・。

外回廊を折り返し、ホテル脇の階段まで伸びている行列の最後尾。
スタッフさんが持った「最後尾」看板には「整理券は終了しました」のメッセイージが。
13時の分も無くなったとの事。そりゃそうだよなぁ、これだけ並んでりゃ・・・。

カードが貰えるので皆さん並んでいるが、私は諦めて出直し。

午後の部を狙って再度噴水広場に向かったら、吹き抜けになってるイベント・ステージが上から下まで人で埋まっている。
しかし大きなお友達も多いなぁ・・・。

小さな子供は、カードと一緒に配布された紙製の「うさみみカチュ-シャ」(主人公うさぎちゃんのトレードマーク)を付けておられる。

ウチの ちびスケにはネットショップで購入した本物のウサ耳カチュームを装着済みだ。
さらに、アイドル学校「スターライト学園」のトレーニング・ジャージ。
準備は万端だ。

観覧場所も正面では無いが、脇の前列を確保。
イベント開始時間まで、ちびスケはカードを眺めながら時間を潰す。

なお、ちびスケは「アイカツ!」メンバーの着ぐるみも来るものだと思ってたようなので
「プリキュア」ではないのだから・・・と説明。
今回は声優さんも登場せず。
純粋にSTAR☆ANISのミニライヴなのです。

時間となって
「芸能人はカードが命」の曲に乗ってSTAR☆ANISの皆さん登場。
いやぁ、アニメ本編でも登場人物が「これからステージ!」って時に流れる曲だから
最高の入場曲ですなぁ。

そして、ミニライヴ開始。

曲は「アイドル活動!」に始まって
「放課後ポニーテール」など、6~7曲は歌ってくれました。

第1部とはセットリスト変更あった模様。
一人で歌う曲もあり、メンバーが増えたり減ったり・・のステージ。

ラストは「カレンダーガール」。
これは午前の部も同じく、メンバーが歌いながら子供とハイタッチしていってくれました。

ウチのコも2度もタッチして貰って大喜び。
スタアニさん、有難う・・・。

ハイタッチしすぎで最後の集合に間に合わないメンバーもいたりして、微笑ましいエンディング。

色んな意味で大満足なミニライヴでありました。



真後ろでお兄さんが騒いだのには参ったが
まぁ、予想以上に全世代のファンが居た事を認識できたのは収穫か。

もろアイドル!・・・って衣装で若い女の子が踊って歌うんだもんねぇ。
そういうファンも付きますわなぁ。

司会の人による終了の案内。
2Fでカードを配ってるというので帰りに受け取って行く。
「この辺まで並んでたんだぞ~」と説明して外回廊で記念撮影。
そのまま1階の歩道に出た。

普通に地下から出ると混雑が凄いから、とっとと空いてる方から帰った。
※以前のプリキュア・イベントで懲りたわ・・・



画像は配っていたカードとCDのチラシ。
カードは美月さんですな。
アニメ本編でも、いよいよ表舞台に戻ってきた大物アイドル美月さん
やはり、この人が出てくると話が締まります。

また、こういうイベントも あればイイですな。

ホール型の会場で、歌あり、プロジェクション・マッピングでアニメを投影したり、
声優さんが演じるキャラクターの声あり・・・などの
演出あれば有料でもOKです。

一方、西武ギャラリーでは「宇宙戦艦ヤマト2199」原画展の予定

2014年04月12日 | アニメ・特撮
高島屋さんで「円谷イベント」・・・
だったら、そろそろ西武デパートでも何かやるのでは?

・・・なんて思って調べたら

アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」の原画展をやりますよ。
会期は4月22日から5月7日にかけて。
西武池袋本店別館で。

会期中にはサイン会もあり。
メンバーは、同作のコミカライズを担当したむらかわみちお、
原画などを手がけた麻宮騎亜、メカニカルデザインを担当した玉盛順一朗、
パッケージアートを手がけた加藤直之。

またアニメに出演した井上喜久子、中村繪里子、内田彩によるトークショーもあり。
永遠の17才=喜久子おねえちゃんに会えるんだね。すごいね。



なお、各イベントは抽選制で、申し込み先は原画展の公式サイト。
応募期間は4月10日の正午まで。
~って、もう終わってるじゃないですか!

原画展ではそのほか、貴重な資料や描き下ろしのイラストを多数展示。
さらにオリジナルグッズの販売も行われる予定だ。
チケットは各種プレイガイドにて発売中。
購入者には特典として缶バッジがプレゼントされるそうな。

「宇宙戦艦ヤマト2199原画展」

会期:2014年4月22日(火)~5月7日(水)
会場:西武池袋本店別館2階 西武ギャラリー
時間:10:00~20:00
   入場は閉場の30分前まで、5月7日は17時閉場
入場料:700円、
    大学生・高校生500円、
    中学生300円(小学生以下無料)
 ※「クラブ・オン」「ミレニアム」カード会員は、カードの提示で500円。

うう~む
またクラブオン・カードを使う時がくるのか!

いや、それ以前にアニメを見なきゃな。
Tokyo MXで放送するって話だし。

それ以前に、こ~じさんからオススメされてるから
見なきゃならんがね・・・。

新宿での収穫品:「ラス・バラードのチケット」と「冨田イベント券」

2014年04月11日 | ライヴ
せっかく新宿まで出てきたのだから・・・と
色々買い物した。

西新宿では、VINIL JAPANでコンサートのチケット購入。



以前も記事にUPしたRUSS BALLERD来日、
初台TheDOORSライヴだ。

しかし、VINIL JAPANさん、少し移転してたのな。
知ってはいたが、探し回ってしまったよ。



フライヤー貰ったが
まだ先だけど、ラットルズも来るのな。

これはファンには堪りませんな。

そしてタワレコ新宿館の最上階に向かい



クラシックコーナーで
冨田勲「展覧会の絵 ultimate edition」を購入。

冨田シンセサイザー音楽の代表作。
1975年に米RCA からリリースされたアルバムのアルティメッド・エディションだ。



・・・で
このCDを新宿店または渋谷で購入すると、4/15に渋谷店で催される富田先生のトークショー観覧券を
GET出来るというので、店内を探し回って購入。

なんのこたぁない、レジ前に平積みされてたよ。

まだ観覧チケットは残っているというので、速攻で購入。
これで目的は全て果たした。

円谷展、チケットGETでウロウロしてたら
もう、すっかり夜になってて。

携帯電話には連れからのメールが・・・。

はいはい、いま帰りますよ。

伊福部曲・5月の演奏イベント

2014年04月10日 | 邦楽
Musica Promenade

第11回演奏会
2014年5月6日(火・祝) 13:30開場、14:00開演

小金井市民交流センター大ホール

演奏曲:
コープランド/アパラチアの春
伊福部昭/交響譚詩
田附奏/郷愁歌
小山清茂/管弦楽のための木挽歌
ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」

Musica Promenade(ムジカプロムナード)に関して調べたら
「2003年以来、千代田区を中心に活動。ベートーヴェンの第九演奏をはじめ、
 これまで、音大生のソリスト起用、ファミリーコンサート、委嘱作品の初演など意欲的な企画を実践。
 コンセプト性をもった選曲や斬新な企画によって成長し続けるアマチュア・オーケストラ」

・・・との事。

注目は、やはり伊福部先生の「交響譚詩」!
ゴジラ曲以外の純クラシック曲で、私が一発で魅了された伊福部先生キャリア初期作。
原初的にパーカッシヴでプログレッシヴな名曲に恋焦がれていた私は、
コンサート演奏があるというだけで感激。

※いま「生誕100年」と騒がれている伊福部先生も、クラシックのメインストリームからは
 外れた存在で、交響譚詩も生演奏される機会は殆ど無かったとか・・・。 
 欧州かぶれだった日本クラシック界から見て、日本の民族性を取り入れた楽曲を
 いきなり作り出した伊福部は異端だった・・・と。
 ロックやファンクや前衛音楽やミクスチャー音楽が登場し、初めて伊福部ミュージックは
 理解されたのではなかろうか・・・と。



そして
もう一つ注目の演奏曲は、ドヴォルザークの「新世界より」。
全楽曲がメロディアスなクラシック版ポップソング。
アメリカでゴスペルに触れた作曲家が、そのニュアンスをクラシック音楽にフィードバックさせた個人的名曲・・・。

やはり、こちらも生で聴きたい。

ただ、この日は「ラス・バラード」のコンサートと被るんだよなぁ。
昼はクラシック、夜は英国ポップロックか?

祝日とはいえ、前日の仕事で疲れてる曜日だわ。

また寝ちゃいそうだなぁ・・・。
円谷展でもミニシアターで少し寝ちゃったからなぁ・・・。

そしてやっぱり伊福部マーチ②

2014年04月10日 | 邦楽
ウィキペディアでは
「怪獣大進撃のマーチ、宇宙大戦争のマーチとして、何度も転生を繰り返した『フリーゲート・マーチ』も、
 1943年(昭和18年)に帝国海軍の依頼によって作曲された古典風軍楽『吉志舞』がルーツである」
・・・と説明されてる。

伊福部昭のマーチ風の吹奏楽曲。
先生は「あれはアレグロ」と仰ってたらしい。

イタリア語本来の意味は「陽気に」だが、
一般的な音楽用語では「速く」という主旨で使われるという「アレグロ=allegro」。

伊福部マーチは確かに高揚感と盛り上がりに優れているが、
曲によっては「陽気に」というイタリア語からは異なるニュアンスを感じる。



日本人である事を意識し続けた伊福部先生のマーチ風の楽曲、
私は高揚しつつも、どこか「憂い」や「哀愁」を感じてしまう。

敵から日本を守るため出撃する戦隊を鼓舞するような伊福部マーチ。
しかし「たとえ、そうであろうと命の取り合いをする行為の空しさ」が
マーチの根底に流れている気がしてならない。

相手が怪獣だろうと、こちらが最新マシーンを操っていようと・・・。

あの円谷英二監督は
「たとえ怪獣映画とはいえ、あまり残酷なシーンは描かない」というポリシーを持っていたという。

戦車隊と怪獣の対決も、画的には「戦車vs怪獣」で、
熱線で溶かされる戦車の乗員が描かれる事は殆ど無かった記憶がある。

ただただ「敵をやっつけろ」「ぶっ叩け」というマーチだったら
ここまで日本人の心に響かなかった筈だ。

・・・そんな事を思いながら
出勤時にウォークマンで「伊福部昭・東宝特撮BGM」を聴く最近の私です。