あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ジョルジオ・ゴメルスキー亡くなる

2016年01月19日 | 洋楽
1月13日、ザ・ローリング・ストーンズ初代マネージャーの
ジョルジオ・ゴメルスキー氏が癌で亡くなった。82才。

60年代、ロンドンのクロウダディ・クラブを所有しいた彼は、
ザ・ローリング・ストーンズを箱バンとして起用。

1963年にアンドリュー・ルーグ・オールダムに代わるまで、
ゴメルスキーはザ・ローリング・ストーンズのマネージャーを
務めた。

当時の英国ロックは百花繚乱の時期(またはその前夜)。
ストーンズの後釜として白羽の矢が当たったのはヤードバーズ。

立て続けに人気バンドを手掛けるゴメルスキー氏にも注目が
集まった。



ストーンズとの決裂後はバンドと反目。「スタジアムで演奏して
大金を稼ぐ方法に誘惑されてしまった」とコメントしている。
※これには私も同意です。

60年代後半にはレコード・レーベルを運営。
結果的に短命なレーベルとなったが、契約アーティストには
ブライアン・オーガー、ジュディ・ドリスコール、ジョン・
マクラフリンなどが居たという。

プロデューサーとしても、関わったミュージシャンには
アレクシス・コーナーやグラハム・ボンド、ジェフ・ベック、
ジミー・ペイジ、ロッド・スチュアート、ソフト・マシーンら
(主に初期)の名前が挙がっている。

そうなんですよ、
ストーンズやモッズシーン絡みで胡散くさい(過剰な)仕掛け人の
ように思われるゴメルスキー氏ですが、ジャズ・ロックなどの
プログレ畑でヨーロッパ~英国の橋渡しをした人物でもあるんですよね。

その後、ニューヨークに移住したゴメルスキー氏は、ポスト・
パンクのバンドを手掛けたり、クラブやスタジオを経営したり、
クラブDJを務めたり・・・と自由な活動していたという話。

若い素材を見いだし、そのミュージシャンが自力でスタジオ・
ワークやプロデュースを行なえるようになるまでの後見人の
ような・・・そんな印象でした。

※ゴメルスキー氏本人はズッと手の中にしときたかったけど、
 相手が羽ばたいて行ってしまったのかな・・・。

60年代もっとも熱かったロンドン音楽界で活躍した人物。
ジョルジオ・ゴメルスキー氏よ、安らかに。

協栄ジムの元トレーナー新井史朗氏が横浜市にジムをオープン

2016年01月19日 | ボクシング
1月17日、協栄ジムの元トレーナー新井史朗氏(42才)が
会長を務めるK&Wジムが横浜市内にオープン。
記念パーティーが行われたとの事。

新井氏が20年のトレーナー・キャリアで関わった世界王者は
勇利アルバチャコフ(WBCフライ級)、
オルズベック・ナザロフ(WBAライト級)、
亀田興毅(協栄ジム当時はWBAライトフライ級)、
佐藤洋太(WBCスーパーフライ級)ら合計6人。

「直々に育てた」とは言えない選手もいるが、旧ロシア選手など
トレーナーとして同伴してきたジミン氏から吸収した部分も
多かっただろう。

オープンに馳せ参じた佐藤洋太氏(31才)はエールを送り、
ジムの垣根を越えて駆けつけたWBO世界スーパーフライ級王者
井上尚弥(22才/大橋)も自身のホームタウンに近い場所にジムが
出来た事を喜んだ様子だったとの事。

駆けつけたのは和気慎吾、井上拓真のトップ選手のほか、大橋秀行
日本プロボクシング協会会長、ファイティング原田名誉会長や、
協栄ジムOBの佐藤修、坂田健史ら元世界王者も。

なお、K&Wジムの住所は、横浜市緑区十日市場町。
駅から徒歩で約2分という好立地。

ジムと同じ建物内にはサウナやプールも併設されてるという。
※おっ、スイミング・プールがあるの!?

~というか、
ビルの3フロアを占める「協栄スポーツクラブ十日市場」内にある
のがK&Wジムで。
神奈川県内や中国北京にスイミングクラブを数ヵ所展開する、
若林敏朗氏(75才)に誘われ、新井氏がプロジム設立に乗り出した
そうだ。

同ジムは既に日本プロボクシング協会に加盟、若林氏が代表だとの事。

~というか、
若林敏朗氏といえば協栄グループの「協栄スイミングクラブ町田」の
代表として聞き覚えあるお名前じゃないか!

元ボクサーにして故・金平正紀氏の側近だった人物じゃないか!

私、「自称マスターズ・スイマー」だった頃、都内から町田まで
フリーで泳ぎに行って、その時に「代表」として現場で名前を見てる
じゃないか!(2005年の事でした・・・)

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/s/%BC%E3%CE%D3%C9%D2%CF%AF

協栄グループ、頑張ってらっしゃるなぁ。
「協栄スイミングクラブ町田」のHPなんて見ると、ホント地元の
ちびっ子やマスターズの皆さんに楽しく過ごしてもらおうと努力されて
いると感じますよ・・・。

町田協栄スイミング・プールにも、実はボクシングジムが併設されて
いたんですよね。

今回はビル3フロア分だから、もっと規模が大きいって事か。
いいなぁ、ウチの近くにも出来ないかなぁ。

・・・なんて、最近は運動不足な私が言っても説得力ないか。

2015年のMVP候補は内山高志、山中慎介、井岡一翔

2016年01月19日 | ボクシング
1月18日、都内にてボクシング2015年年間表彰の
ノミネート会議が開かれた。
日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブ・
ボクシング分科会は、各賞の候補者を決定。

最優秀選手賞(年間MVP)は、
世界王座11度防衛中のWBA世界Sフェザー級スーパー王者
内山高志(ワタナベ)、
9度防衛中のWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)、
世界3階級制覇を達成したWBA世界フライ級王者・井岡一翔
(井岡)の3人を候補として選出した。

タイトルマッチが対象となる年間最高試合賞には、
山中慎介vsアンセルモ・モレノ
三浦隆司vsフランシスコ・バルガス
八重樫東vsハビエル・メンドサ
井岡一翔vsファン・カルロス・レベコ第二戦の4試合が候補に
上がった。

表彰は22日に発表される。
「ファイト・オブ・ザ・イヤー」はバルガスvs三浦だろうが、
MVPは誰になるか予想がつかない。

内山の強さも圧巻だったが、あまりにも圧勝続きだったし、
山中もモレノ戦は接戦だった。
井岡の三階級制覇も相性のイイ相手を選んでのモノだったし
(それでも再戦でのKOは立派だったが)、なかなか難しい。

実際、階級の違う国内ライバルの競い合いは、各々が どれだけ
強い相手に勝っていくか・・・で測られる。

2015年は誰がなっても恨みっこなし。
2016年が勝負。

そんな気がしますねぇ。

シカゴの2016年日本公演が終了

2016年01月18日 | 洋楽
1/09(土) 大阪国際会議場メインホールの始まり、パシフィコ横浜
国立大ホールや仙台のイズミティ21大ホールなどの公演終え、
直ぐにフィリピンに旅立ってしまってる筈です。

CHICAGOも殿堂入り後の日本公演で、例によって気にはなってたの
ですが、33曲・約3時間の演奏は圧巻だった・・・とか。
※全盛のツェッペリンかよ!!

1/16(土)仙台イズミティ21 大ホール(World Tour 2016)



SETLIST

01.Introduction
02.Questions 67 & 68
03.Dialogue
04.If You Leave Me Now
05.Alive Again
06.Wake Up Sunshine
07.Now
08.Call On Me
09.I've Been Searchin' So Long
10.Mongonucleosis
11.Will You Still Love Me?
12.Another Rainy Day in Nex York City
13.Look Away
14.Make Me Smile
15.So Much to Say, So Much to Give
16.Anxiety's Moment
17.West Virginia Fantasies
18.Colour My World
19.To Be Free
20.Now More Than Ever
21.Old Days
22.Does Anybody Really Know What Time It Is?
23.Hard Habit To Break
24.You're The Inspiration
25.Beginnings
26.I'm a Man(The Spencer Davis Group cover)
27.Street Player
28.Just You 'n' Me
29.Hard to Say I'm Sorry / Get Away
30.Saturday In The Park
31.Feelin' Stronger Every Day
~Encore~
32.Free
33.長い夜「25 Or 6 To 4」



間に15分の休憩があったといいますが。
この曲数は凄い。

1曲目の「イントロダクション」は、1stアルバム・トップを飾る、
立派な楽曲。
そこから堂々の代表曲オンパレード!

バラードの「素直になれなくて」もあれば、アップ・テンポな
「長い夜」もある。
しかも、スペンサー・デイヴィス・グループの「アイム・ア・マン」も
演ってらっしゃる!!
※本家スティービー・ウィンウッドのも生で聴いてないというのに!

ちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
やっぱり行けば良かった!

「アイム・ア・マン」だけの為に行っても元が取れたかも知れないぞ!
楽しんだ人・・・良かったね!

ディープ・パープル、2016年5月に来日公演

2016年01月18日 | 英国ロック
今春のロックンロール名誉の殿堂入りが決定したディープ・パープル。
タイミングよく5月のジャパン・ツアー予定が発表された。
同バンドの来日公演は約2年ぶり。

【DEEP PURPLE JAPAN TOUR 2016】

予定される来日メンバーは、
Vo. イアン・ギラン
Ds. イアン・ペイス
B. ロジャー・グローヴァー
G. スティーヴ・モーズ
Key.ドン・エイリー

会場
5月09日(月)札幌 ニトリ文化ホール
5月10日(火)函館市民会舘
5月12日(木)仙台サンプラザホール
5月13日(金)福島 郡山市民文化センター 大ホール
5月15日(日)東京 日本武道館
5月16日(月)大阪 フェスティバルホール
5月18日(水)名古屋 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

チケット料金
S:¥12,000 A:¥11,000(税込)

一般発売日
東京・大阪  2016年2月06日(土)~
名古屋    2016年2月13日(土)~
仙台・福島  2016年2月20日(土)~
札幌・函館  後日発表

なお、殿堂入りメンバーに関して
イアン・ギランは一部人材に限られていることについて不満を
露わにしているそうで。



まぁ、我々がイメージするのは、ギラン、リッチー・ブラックモア、
故ジョン・ロード(Key)、R・グローヴァー、ペイス、初代ヴォーカルの
ロッド・エヴァンス(Vo.)、初代ベーシストのニック・シンパー(b)、
第3期のD・カヴァーデイル(Vo.)、G・ヒューズ(b/Vo.)。
あとは「カム・テイスト・ザ・バンド」でリッチーの後任を務めた
トミー・ボーリンだが。

ボーリンは外され、1984年の再結成以降から新たに参加している、
メンバーらは全員外されているとの事。
ギランは「半殿堂入りだ」とコメントしているが、まぁ現メンバーの
S・モーズ(G)やD・エイリー(Key)も加入して長いし、アルバム作りに
貢献してるから気持ちは分かりますけどね。

つ~か、グループそのものを表彰すればイイものを、殿堂もヤボだなぁ。



私自身、これまで見ようと思えば見れたパープル公演だが。
72年の超名盤「Live In Japan」の印象が強すぎて尻込みしてたのよね。
あのイメージが壊れるんじゃないのか・・・って。

でも、Mr.ジョン・ロードは亡くなってしまったし、彼の追悼コンサートで
見せたペイスのドラミングは見事だったし。

最近のコンサートでは「ブラッド・サッカー」「ハード・ラヴィン・マン」
「デモンズ・アイ」「ハッシュ」など演ってるし

そもそも、大阪の会場は「フェスティバルホール」、東京は「日本武道館」
・・・なんて、あの「Live(Made) In Japan」と同じじゃないですか!

やっぱり見とくべきかなぁ・・・。

積雪

2016年01月18日 | 生活
今年初の積雪。

東京都心など関東の平野部でも積もってるって話だが。
現実に積もってます。

※下の画像は午前4時過ぎの映像です



気象ニュースによると
急速に発達している低気圧の影響で、東日本や北日本を
中心に湿った雪が降っており、東京23区など関東の
平野部でも未明から雨が雪に変わり、積もっている所が
あるとの事。

気象庁は、積雪による交通への影響や路面の凍結などに
十分注意するよう呼び掛けているそうです。

18日午前4時の積雪は、長野県松本市や埼玉県秩父市で
12cm、東京八王子で6cm、前橋市や熊谷市で5cm、
東京都心や横浜市で4cmとのこと。

都心は雪に弱いからな。
早めに出勤しなきゃな。それ以前に雪かきかな。

ユーライア・ヒープ&ルシファーズ・フレンド日本公演

2016年01月18日 | 英国ロック
Uriah Heepがルシファーズ・フレンドと日本公演を行なった。
Zeppナンバ、そしてClub Citta川崎。

Tour名は「 Look at Yourself 45th Anniversary Japan Tour」
代表作「対自核」発表45周年ツアーだ。

私は行かなかったが、気になってセットリスト・サイトを
覗いてみた。

1/16 SETLIST Club Citta川崎

01.Gypsy
02.Look at Yourself
03.I Wanna Be Free
04.Shadows of Grief
05.Love Machine
06.The Law
07.The Outsider
08.Sunrise
09.Bird of Prey
10.Stealin'
11.The Magician's Birthday
12.Wise Man
13.The Wizard
14.One Minute
15.Can't Take That Away
16.July Morning
17.Easy Livin'

Encore:
18.Lady in Black(with John Lawton)



意外にも対自核からは4曲だけ。
キャリア全般からバランス良く選曲されている。

アンコールは、帯同したルシファーズ・フレンドのVo.
ジョン・ロートン(一時期ヒープに参加)が登場。
きっと盛り上がった事でしょう。

もし私が見に行ってたら、案外このセットリストの方が
良かったかも知れない。

それにしてもユーライア・ヒープ。
もはやオリジナル・メンバーはミック・ボックス(g)のみ。
80年代なかば、マーキーで演奏する姿は結構きびしかった。

ニューウェーブに押されて、シーンの中心から追いやられた感が
寂しかった。

しかし、継続は力。

ナツメロ・ツアーと言われようと、加齢による衰えがあろうと、
元々が演奏力を鍛えた人々です。
※華麗なソロを弾くプレイヤーこそ居ませんでしたが・・・

むしろ吹っ切れたような勢いが、演奏に元気さが戻ってる事さえ
期待させるのです。

根強いファンも彼らのステージを歓迎し、
洋楽黄金時代のマジックを呼び起こす。

きっと、今回そんな公演が繰り広げられたと思います。

※なお、同日行われたLucifer's Friendのセットリストは

01.Pray
02.Fire And Rain
03.In the Time of Job When Mammon Was a Yippie
04.Keep Goin'
05.Hey Driver
06.Riding High
07.Moonshine Rider
08.Burning Ships
09.Ride the Sky
10.Rock 'n' Roll Singer

~と、なっております。

「ゴジラ×生頼範義」回顧展に行ってきた

2016年01月17日 | アニメ・特撮
2015年10年27日に79歳で逝去された生範義さん。
ゴジラ絵師としての顔も持つ生氏の作品を中心に
ゴジラの歴史をたどる展覧会が、渋谷パルコ PART1
B1FのGALLERY Xで開催された。

期間は2015年12/30(水)~2016年01/17(日)
10:00~21:00 入場料無料

気がつけば最終日。
見過ごす訳にはいかない・・・と、渋谷に出掛けた。



書籍の表紙画から「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」』を
はじめとした数々のSF映画ポスター、各種ビジュアルを
手がけてきたイラストレーター生頼範義さん。

今回の展覧会は、そんな生頼範義氏の仕事からゴジラに
関係するものが集められていた。

「ゴジラ」映画のポスターといっても、昔は殆どが
写真だったから、
生頼範義氏の「ゴジラ画」は1984年からという事になる。

復活版ゴジラ、その巨大さを表したイラストは、
オリジナル・ゴジラの持つグロテスクさも再現されていた。

噂どおり、原画の大きさに圧倒された。
私は氏のイラストを「緻密」と表現していたが、何より
その筆致はダイナミックだった。
※印刷で縮小される事を計算しての「塗り」に感服。

「ゴジラvsキングギドラ」「ゴジラvsビオランテ」
「ゴジラvsデストロイヤ」などなど、映画ポスターの
原画が並ぶ。

イラスト横に発表年と共に表示された、故・生頼氏の
コメントも興味深く。
「ゴジラvsキングギドラは構図的に少し窮屈になって
 しまった」・・・なんていう、
これほどの絵を描く人も、ちょっとした後悔と言うか
言い訳というか、そういう事を仰るんだなぁ・・・と
少しホッとした。

原画に近付いて筆の跡を見る。
塗り重ねによる盛り上がりの迫力、これも凄い。

「ゴジラ・アニバーサリー」時期に描かれたイラストは
遡って第一作ゴジラをイメージさせ、「国会議事堂破壊」
「列車食いちぎり」といった印象的なシーンが、強烈な
色使いによって再現されていた。
※むしろ迫力が倍加していて感動でしたよ・・・。

ゴジラ単独のイラストは、まさに「ゴジラ登場!」という
シーンで。
足元の波は荒れ、雷光が空を裂く(まるで「火山雷」!)、
異様な迫力が感じられる。

そう、ゴジラ登場は自然の驚異そのものなのだ。
それを否応なしに視覚で再認識させられる、それが生頼画の
凄さなのだ。



作品は完成原画のみならず、映画の台本(表紙は生頼画)、
ラフスケッチなども展示されていた。

鉛筆で「アタリ」を取った絵は、まさにラフスケッチ。
12月に仕事場で見つかった「ゴジラVSキングギドラ」の
ラフスケッチなどは本邦初公開、貴重なモノだという。

入口左の壁面には、西川伸司、開田裕治、麻宮騎亜 各氏
後進クリエイターによる追悼イラストも公開されていた。
※当然、充分な大きさの素晴らしいカラーイラストでした。

なお、お3方は1月10日、11日、1月17日に、それぞれが
ギャラリートークとサイン会を会場で実施。

12月30日には、三池敏夫・ゴジラシリーズ特撮美術監督と
オーライタロー氏(生頼氏の御子息にして画家)のギャラリー
トークがあって

1月9日(土)には作家・木原浩勝氏がゴジラと生頼範義氏を
語るイベントもあったという。

最終日は麻宮騎亜氏の登場日だったが、時間が合わずに
見れませんでした。

ただし、モニター画面にはゴジラ映画のハイライトや生頼先生
アトリエ紹介(筆の数が圧巻!)、オーライタロー氏のコメント
などが流されていました。
※ただし、外でやってる街宣活動の音が入り込んできて・・・
 肝心のモニター音声が聞こえずに参りましたわ

入場無料ではあるが、回顧展商品の販売コーナーあり。

ポスター、Tシャツ、カレンダー、クリアファイル、ポスト
カードなどが並んでいたが、私はTシャツをGET。



当然ながらゴジラ絵師だけじゃない、生頼先生のキャリア。
1980年、『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の国際版ポスターで
脚光を浴び、以降ハリウッド映画ポスターも多くを手掛け、国内の
SF小説の表紙イラストも手掛けた人ゆえ、そちらも反映させた
個展も、今後期待したいが。

やっぱり、権利関係とか難しいんでしょうね。
「ゴジラ FINAL WARS」台本(カラー表紙)の展示でさえも
「権利をクリアして」と但し書きがあるくらいだから、私などが
考える以上にシビアなんだろうな・・・。

故・生頼先生の活動拠点だった宮崎なら可能だった全キャリアを
総括した個展。
やはり宮崎県で再度催される事を期待するしかない模様。

その時こそ行きますよ、生頼先生。

金属恵比須、3月の国内プログレ・フェスに参加!

2016年01月16日 | 邦楽
プログレ・フェスというと、
2012年の日比谷野外音楽堂で行われた、
「プログレッシヴ・ロック・フェス2012」思い出す私。

※蝉が鳴く真夏の昼にヴァンダー・グラーフ・ジェネレイターの
 演奏が始まるという、凄いタイム・スケジュールだったが。

 ラスト曲「Man‐Erg」が夕闇の中、壮絶にして荘厳な
 エンディングを迎えた時の高揚感が忘れられません。

 観客総立ちのスタンディング・オベーションにも感動致し
 ました。(ゴブリン・ファンも多かったでしょうに)
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/d3702ee6c7c8827d4443cd0fcd1c59d6
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/ac37ae10f0df9f8cff4d5874fbb43457



今回はジャパニーズ・プログレ・バンドの室内フェスです。
イベント名は「21st Century Prog Rock Stars FEST」!

日程は、3/19(土)。
場所は吉祥寺CLUB SEATA。

出演バンドは、新世代グループの「Yuka & Chronoship」
「金属恵比須」「Fantasy Rock Orchestra」。

Yuka & Chronoship(ユカ&クロノシップ)、金属恵比須は
海外プログレ・フェスへの出演もあり、実力派として
大きな期待が寄せられている・・・とのこと。
※スイマセン、Yuka & Chronoshipは聴いた事ないので・・・

会場:吉祥寺 CLUB SEATA
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-3吉祥寺パーキングプラザB1F

開場/開演:16:00/17:00
チケット:前売4,900円+税(全席指定)
     当日5,400円+税
     ※共にプラス1ドリンクオーダ



※チケット発売日:2016年1月20日(水)
[チケット店頭発売取扱店]
ディスクユニオン新宿プログレッシヴ・ロック館、
目白ワールド・ディスク

主催:PROG ROCK委員会
後援:ストレンジ・デイズ
協力:ディスクユニオン、ワールド・ディスク、
   サードアイディスク

なお、結成20周年となった金属恵比須は、2016年初頭から
活発な活動を展開。
東京・神奈川ツアー「キンゾク20年の大躍進」を開始する。

また、インストア・ライヴも行われ、「こりゃ観客が入り
過ぎて凄い事になっちゃうかもよ」と私を心配させている。

1/30(土) タワーレコード川崎店
2/21(日) HMV record shop渋谷
※当然、関連アルバムの購入が必要。

行きたい。
フェスがある3月は、渡辺宙明先生の卒寿公演Vol.2もあるのだが、
月初めと月終わりで被らないから大丈夫だ。

チケット発売まで間もないから、早いこと準備しないとな!

子門真人は、いったい何処から来たのか?

2016年01月15日 | アニメ・特撮
「赤盤」も聴きまして、やはりアニメ・特撮ソングの歌い手としての
子門真人の凄さを感じました。

「赤」だから激燃えというワケでなく、レコード会社の違いとか
番組や曲名に「レッド」が付くとか、そんな印象で。

「青」は孤独のヒーロー・イメージというだけで、曲の勢いや
迫力、熱さは「赤」に劣っていない・・・そんな印象です。



曲の良さが演奏の熱意を呼び、それに呼応して子門さんの歌声も
凄い事になる・・・全てそうとはいきませんが、それでも素晴らしい
楽曲はたくさん収録されております。

中には子門真人さんの歌声に堀江美都子さんの魔女っ子ヴォイスが絡み、
そのバックで寺川正興“エレベーター”ベースが走り回るなんていう、
凄まじい楽曲も御座いましたよ!
※青盤の「ライディーン・ソング」。驚きましたわ・・・。

子門さんに関しては
個性的なシャガレ声が特徴と言われるが、とにかく上手い。

「ひらけ!ポンキッキ」の音楽ディレクター小島豊美さんが、
「ホネホネ・ロック」に対して「とにかく子門真人の声に尽きる!」と
一言で言い表したほど。
「まず、彼の歌声ありき!」・・・だ。



渡辺宙明先生もトークショーで「とくかく上手かった」と賞賛。
楽譜と仮歌デモを渡しときゃ、当日スタジオに現れて完璧に歌い、
一発OKで去っていった・・・みたいな話で御座いました。

普通、どんなに「上手い」と言われてる歌い手さんでも自分のキーに
合わない曲を歌うと「アレ?」てな事になったりするのだが。

子門さんは、とにかく上手い。
正直、「レッツゴー!! ライダーキック」なんて、
代表曲でありながら、彼のキーからすると「低いんじゃないの?」
なんて思わせる楽曲なんだが、立派に聴かせてしまう。

正直、ホント上手い歌い手さんだと思ってしまうのです。



※その上「空手バカ一代」のような感情込めた歌声も素晴らしい!
 「たいやきくん」も哀愁帯びつつも力強い子門さんの歌声と
 表現力あってこそのメガヒットと言えます。ウチもドーナツ盤を
 買って、とーちゃんと一緒に しみじみ聴いたなぁ。

そこで、
子門真人さん御本人に興味が及ぶのです。

歌を歌うきっかけは?
誰の歌を聴いて自分も歌おうと思ったのか?

誰の影響であの歌唱をモノにしたのか?
どういうジャンルの音楽が原点にあったのか?

その辺を調べようとしても、意外と載ってないんですよね。
ウィキペディアにも無いです。
ある意味ナゾなんです。



子門真人(しもん・まさと)とは
東京都出身で、今年72才の男性。元シンガー(ソングタイター)。

別名:藤浩一、谷あきら、布川登美雄、サタンタ、大安蓮、
司馬拳、ピーター・サイモン、マイヤー・マイヤーなど
※引退後、激似の歌い方をする「希砂未竜」という歌手も登場

代表曲:ガッチャマンの歌、レッツゴー!!ライダーキック 
勇者ライディーン、およげ!たいやきくん、ホネホネロックなど・・・

ささきいさお、水木一郎と共に「アニソン御三家」と称される実力派。
実は10年以上前に引退しているのだが、
今でも熱い支持を受け続けており、復帰を望む声も多い。

さて、その御三家だが。
ささきいさお氏はロカビリー歌手、水木一郎兄ィはアメリカン・
ポップスと出自が明確、串田アキラ氏も和製ソウルでデビューして
いるのだが



子門真人氏に関してはデビュー盤(藤浩一名義)からシングル数枚で
ヒットに恵まれず、サラリーマンに転身。音楽出版社に入社したという
変わり種である。

そもそも最も古い経歴として、
「1960年代に作曲家すぎやまこういち氏の元で歌と作曲を学んだ」と
あるが、すぎやま氏もまずはTVプロデュサーとして活躍していたワケで。

66年に同氏作曲の「涙のギター」でレコードデビューした藤浩一が、
どういうジャンルに属していたかは分からない。
※普通に「歌謡曲」だったのかな?
 串田アキラさんみたいにアルバムが発表されてたら、
 幻の名盤解放同盟による発掘もあったかも知れないのになぁ・・・。

すぎやまこういち氏がザ・ピーナッツやタイガースに楽曲を提供してヒット・
メイカーになるのも、それから少し後の話だし。

そのころ(68年)子門真人氏は、フジ音楽出版に入社。ディレクター、
作曲家、スタジオアーティストとして活動していた時期だ。

71年「仮面ライダー」の主題歌を藤浩一名義で歌唱しアニメソングでの
デビューを果たした子門真人氏は、72年には円谷音楽出版へ移籍。
同年の「レッドマン」以降、いよいよ我々御馴染みの「子門真人」に改名。

タツノコプロの「科学忍者隊ガッチャマン」主題歌も担当し、続けて
「キカイダー01」「流星人間ゾーン」など、あらゆるレコード会社で特撮・
アニメ曲を発表。
圧倒的な支持を得て、どの作曲家の歌も見事に歌いこなした。



ただし、自身の名称に関しては、特定のレコード会社に属すことのない
フリーの歌い手として、レコード会社によって使い分け、作曲や他の
レコード会社の楽曲カバー、時にはセルフカバーなども行なっているそうな。
※よって子門真人が歌う「マジンガーZ」もある。

デビュー10年目となる76年には、「ひらけ!ポンキッキ」の内で流された曲
「およげ!たいやきくん」が爆発的にヒット。

世間的には、この時にTV出演した「アフロと髭、メガネ」のイメージが
強く残っている事だろう。



80年代にも数は減ったとはいえアニメ・特撮ソングを歌い、同時に音楽
プロデューサー活動もされてたようだが、93頃に突如引退宣言。

子門氏は自らを「サラリーマン歌手」と語っていたそうで、その辺は
スッパリ判断された模様・・・。
※確かに「子門版マジンガーZ」は譜面に沿って歌った感じで、水木兄ィが
 持つ「良い意味での逸脱感」は無いもんな・・・。

 後の「ライディーン」で子門ヴァージョンの突破感が表れ、良い意味で
 影響し合った事が伺えます。
 ささきいさお氏だって「ゲッターロボ」の叫びでは子門節を参考にされたと
 言いいますし・・・。



現在は地方のペンションで引退生活を楽しんでいるという噂。
メディアから出演・取材の依頼があっても断っているそうな。

それにしても

子門真人は何処から来たんだろう。

TVのヒットパレードに憧れ、歌手を志されたのだろうか?
クレイジー・キャッツみたいに、ユーモアある音楽を
やってみたかったんだろうか?
※すぎやまこういち先生のお仕事から推測すればそうなるというか…

そもそも、やっぱりオールディーズや、モータウンがルーツなのか?

「たいやきくん」印税の話や、喫茶店で「ライディーン」と叫んじゃったとか
「たいやきくんでビルが建った」とか(これは事実と異なるって話だが)



そういう話も面白いが、やっぱり歌手・子門真人の原点が知りたい。

子門さんがメディアとの接点を断ってるのも、「あの人は今」的に
「たいやきくんは印税契約じゃなくて買い取り契約だったため、売上げに
応じた歌唱印税は支払われず、受け取ったのは5万円だった」・・・とか、
そんな話ばかり聞きたがったりしたからじゃないんですかね?

隠匿生活といえば「生涯を振り返る」イメージもある。
手記なども含め、子門真人さんの半生が語られることに期待したいです。

この人が残したモノには、それだけの価値があると思いますよ。

子門真人 SONGS FOR HEROES (緑盤)を聴く

2016年01月15日 | CD紹介(邦楽)
緑盤、聴きましたわ。

ハワイ放映版ウルトラセブンの主題歌①(子門が英語でシャウト!)を
はじめとする、超マニアック/激レアな音源ばかりで構成された、
アニメ・特撮主題歌&挿入歌コレクション。

ゴジラ物は「シェー」をした後の曲か?
「ゴジラのお嫁さん」はペダル・スティールらしきギター音が
聴こえるノンビリ・ソング。
ロック・ロック・ゴジラもテンポこそ速いが音色はカラフルだ。

全般的に「青盤」のシリアスさ・緊張感は感じられないが、
80年代の子門歌唱が聴けるのは嬉しい。

「WIND & RAIN」など、深みあるシンセをバックに朗々と
歌い上げるシンガー・子門真人が そこにいる。
※いかにも80年代の伴奏だが、これが不思議と子門さんの
 声に合っている・・・

「パタリロ」の曲も、元がロボットパロディ的な存在の
プラズマXだが、ここまで本格的な歌唱を当ててもらったら
本望だろう。



01.『ウルトラセブン』ハワイ放映版主題歌 THE THEME OF”ULTRA-7”
02.『ウルトラセブン』ハワイ放映版主題歌 ULTRA-7
03.テレビドラマ『剣道一本!』(’72) 剣道仲間
04.ゴジラ・オリジナル・ソング(’72) ゴジラのお嫁さん
05.ゴジラ・オリジナル・ソング(’72) ロック・ロック・ゴジラ
06.東宝映画『ゴジラ対メガロ』(’73) ゴジラとジェトジャガーで
  パンチ・パンチ・パンチ
07.東宝映画『ゴジラ対メガロ』(’73) メガロをやっつけろ
08.テレビ映画『流星人間ゾーン』(’73) ゾーン・ファイト・マーチ
09.テレビアニメ『空手バカ一代』(’73) 空手バカ一代
10.テレビ・バラエティ『おはよう子どもショー』(’76) ガオー!は
  キングコングの合い言葉
11.テレビ・バラエティ『おはよう子どもショー』(’76) キングコング・
  ダンス
12.テレビアニメ『まんがことわざ辞典』(’80) 今日もピカピカ
13.テレビアニメ『まんがことわざ辞典』(’80) 四季の手紙
14.テレビアニメ『パタリロ!』(’82) 翔べ!プラズマX
15.テレビアニメ『北斗の拳2』 KILL THE FIGHT
16.テレビアニメ『北斗の拳2』 WIND & RAIN
17.プロ野球応援歌 ぼくらの憧れライオンズ
18.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション ゴジラ・
  オリジナル・ソング(’72)未発表ヴァージョン
  ゴジラのお嫁さん〈Aタイプ〉
19.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション ゴジラ・
  オリジナル・ソング(’72)未発表ヴァージョン
  ロックロックゴジラ〈Aタイプ〉
20.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション
  テレビ映画『帰ってきたウルトラマン』(’71)
  帰ってきたウルトラマン
21.激レア!別ヴァージョン&カヴァー・ソング・コレクション
 テレビ映画『怪傑ライオン丸』(’72) 風よ光よ

~以上が、収録曲。

個人的には「空手バカ一代」の主題歌がグッときました。
作詞が梶原一騎先生、作曲が平尾昌晃さんだから最強ですなぁ。
※編曲は小谷充氏
歌手は子門名では無く、大安蓮としてクレジットされている。



この点に関しては、子門真人はフリーのシンガーのため、それぞれ
各レコード会社と仕事する時には名前を変えていた・・・などという
理由が語られておりますが。
「空手バカ一代」に関しては「大安蓮」という演歌歌手調の
名前が合っていたと思います。

♪空手一代 誓った日から 命も捨てた名もいらぬ
♪人はバカだと笑おうが この世に利口は溢れてる
♪醜い利口になるよりは 綺麗なバカで生きてやる

・・・なんか、もう泣けてきます。
こんな歌詞を子門ヴォイスで歌い上げるんですから・・・。

そして、やっぱり触れないわけにはいかない「ウルトラセブン」。
ハワイ放映版主題歌 THE THEME OF”ULTRA-7”とULTRA-7。

「♪セヴーン、セヴ-ン・・・」と重ねていくOPから
※ちなみに日本語版は尾崎紀世彦さんだったとか

英語圏で聴かれる事を意識してか、続くたたみかけでは
「セヴッ!セヴッ!セヴゥ!」と独自の発音が聴かれる。

日本産メロディを英語で歌う難しさも感じられるが、それを
ハイトーンのシャウトでフッ飛ばしている印象。

素晴らしい。子門さんの勢いあるシャウト、素晴らしい!

曲は「ワンツースリーフォ、ワンツースリーフォ♪」と続いて
ウルトラセブン・シリーズは終わるのだが
噂の「スターウォーズ」も、こんな感じなのかな・・・とか
考えてしまう、そんな寒い夜なのでした。

妖怪ウォッチは「ちゃお」でも連載中

2016年01月14日 | 漫画
相変わらず人気の「妖怪ウォッチ」。
映画も2017年の冬に上映する第3弾が決まっているが
漫画版も好調。

コロコロ・コミックでは
小西紀行さんが描いている「妖怪ウォッチ」が連載中。



コミックスも順調に発売されており、ケータの普通少年ぶりが
強調されていて、アニメとは別の面白さが堪能できる。
※漫画版ジバニャンはエゴ丸出し&少し下品なイメージなんで、
 アニメの声は可愛すぎると感じてしまう・・・。



少女漫画誌の「ちゃお」にも連載されてるんですよね。
こちらの作者は、もりちかこさん。
単行本も「ちゃおコミックス」で発売中。



タイトルは「妖怪ウォッチ~わくわく☆にゃんだふるデイズ~」
女の子キャラ、フミちゃんメインの妖怪ウォッチ。

コロコロ版よりページは少なく、絵柄は可愛いけど
こちらは短編ギャグ漫画ですねぇ。



今回は、ちゃんとした勤め人の筈のフミちゃんパパが
急に「やだー!会社になんて行きたくなーい!」とダダこねる展開。

「おかしい」と、フミちゃんが妖怪ウォッチを向けると
そこには妖怪「ガ鬼(がき)」が・・・。



コロコロ版ならジバニャン呼び出して「肉球ひゃく烈拳」を
炸裂させるトコロだが、そこは さすが少女誌、ふみちゃんが
「子供だって大変なんだから!」とガ鬼に宿題やらせたり、
お年玉を貯金に回したり・・・と甘くない現実を味あわせて
反省させるというオチ。

「読んでみて」と我が子から「ちゃお」を渡された私。
「ギャハハ」と笑って
「こりゃ~、アレだな。ワタシにも憑いてるな!」と、
自虐ネタで返したのだが。

わが子はね、真顔でね
「うん、憑いてるね。しかも5体!」・・・と言ったんですよね。

そうですか。
私ゃそんなにガキ×5ですか・・・。

各方面から寄せられるデビッド・ボウイ追悼

2016年01月13日 | 洋楽
1月10日に急逝したデヴィッド・ボウイへ、各界から続々と
追悼の言葉が寄せられている。

最終作でも共に仕事をしたのはプロデューサーのトニー・
ヴィスコンティで、
「彼はいつも、自分のやりたい事をやってきた。彼のやり方、
最高の方法でやりたがっていた。彼の死は、彼の人生と何も
違わない。アートだ。彼は我々のために(最終作)Blackstarを
作った。お別れの贈り物だ」と盟友の死を悼んだ。

旧友イギー・ポップ:
「デヴィッドとの友情は俺の人生の光だった」

マドンナ:
「ものすごくショック!この偉大なアーティストは私の人生を
変えた!デトロイトで初めて観たコンサートだった!R.I.P」

盟友ブライアン・イーノ:
「言葉では言い表せない RIP デヴィッド・ボウイ」

ジーン・シモンズ(キッス):
「デヴィッド・ボウイ、とても惜しまれる」

クイーンは
コラボした「Under Pressure」のミュージックビデオを投稿。

ミック・ジャガー:
「デヴィッドは、私にとって常にひらめきを与えてくれる存在で
あり、本物だった」

ポール・マッカートニー:
「デヴィッドは、偉大なスターで、彼と過ごした時間は宝物だ。
彼の音楽は、イギリスの音楽史に偉大な功績を残した。私は、
世界中の人々に影響を与えた彼を誇りに思うよ」

このほか、ザ・フー、スライ・ストーン、リック・ウェイクマン、
ジョルジオ・モロダー、ビリー・アイドル、フー・ファイターズ、
カサビアンなどのミュージシャンに留まらず、

デイヴィッド・キャメロン英首相や、トニー・ブレア元英首相ら
政界からも追悼の言葉が寄せられている。

また、ボウイ自身「ベルリン」絡みでアルバムを作っている関連か、
ドイツの外務省が公式Twitterアカウントでツイート。その内容は
「さよなら、デヴィッド・ボウイ。あなたはいま、#Heroesに囲まれ
ている。#wallの崩壊を助けてくれてありがとう」と云うもの。



何かを象徴し、代表した人物が急逝した衝撃は大きかった。

NHKはニュースで流し、民放はワイドショーで取り上げ、翌日の
スポーツ新聞も芸能欄で大きく扱われていた。
※特にスポニチはアーティストとしての年表や、文化記者の手記、
 著名人のコメントなど大きく載せていた。

私は・・・「ロック・バイオリンのサイモン・ハウスが参加したLIVE
アルバム『STAGE』を買わなきゃ」なんて言いつつ、先延ばしにして
いたら、こんな有様です。

最新アルバム「ブラックスター」すら買わず、あ~だこ~だ言って
ブログを埋めておりますわ。

聴きたい時にはミュージシャンなし。
語りたい時にはアーティストなし。

ごめんなさい、ボウイさん。
必ず貴方のLIVEアルバムを購入し、貴方の声と貴方のバンドの音を
聴き込みますから。

どうぞ、お許しください。

最近の嗜好品「黒ニンニク」

2016年01月12日 | 生活
連れ合いが買ってきた「熟成黒ニンニク」。

仕事疲れが私より深刻なため、健康食品を
色々と試しているのだ。

その連れ合いが「休日の疲れが軽減した」と
言うのが「熟成黒ニンニク」。

休みの日、気がついたら布団で昼寝してたんだが
それが無くなった。
※むしろ私の方がグッタリしている・・・。

私も勧められたので食べてみた。

一粒毎に皮を被った状態なので、指でパリパリと
簡単に剥し、黒いニンニク粒を取り出す。
そして、食す。

・・・なんか、甘い。
生ニンニク独特の辛味も臭いも無い。
食感もモチモチしてる。お茶うけにイイ感じ。

これで身体にイイなら有り難い。



そもそも黒にんにくとは
一般の白いにんにくを高温多湿の環境で、約1ヶ月程
熟成させて作られたモノだそうで。

無添加でも自己発酵し、その結果黒くなる・・・と。
これが「黒にんにく」という名前の由来だそうで、
実際、確かに黒い。とっても黒いです。

発酵といっても納豆やキムチに比べると酵母菌など
独自の菌が作用してないという事だが
むしろ熟成によって増加したポリフェノールなどの
抗酸化作用が期待できる模様。

アミノ酸も豊富で免疫力も高まるとか、アンチエイジングに
効果あるとか、いろいろオイシイ情報がありますが。

このテの健康食品は情報先行で何となくブームになったり
するので、一概に全のっかり出来ないと思いつつも

普通にニンニクや生姜は身体にイイので、過大な期待をせず
摂り続ければOKなのかな~と思ってます。

※韓国製とか、けっこう安いし

金属恵比寿のNewミニ・アルバムは2/17発売予定

2016年01月12日 | 邦楽
バンドのSNSによれば。
現在、絶賛、怒涛の音入れ中の模様です。

「プログレ三味」でファンへの知名度が上がり、
充実したアルバム「ハリガネムシ」で名実ともに
和製プログレ・ハード・ロックの上位に駆け上った、
金属恵比須。

最も勢いがある時かも知れません。
凄い楽しみです。
ミニアルバムのタイトルは「阿修羅のごとく」。
2/17発売予定との事。

このままトップに駆け上がるのか?
忙しくなったら社会人との兼業はどうなるのか?

白塗りしてても、それを落として髪を整えて、スーツに
着替えれば、真っ直ぐ勤務先に行けそうな・・・。

そんな金属恵比須が私は好きだ。

でも新譜のタイトル聞いて格闘漫画を連想した私は
どんな顔してCDを購入すれば良いのだろうか。
※それは「修羅の門」!

その格闘漫画を描かれたのは、「パラダイス学園」という
「ハートキャッチいずみちゃん」ばりのHマンガで
デビューした川原正敏センセイで。

結局「パラダイス学園」まで連想した私は、どう立ち回れば
良いのでしょうか。

「阿修羅のごとく」。
きっとシリアスで猟奇的な音楽なのに。
まず連想するのは「空手の対決」。

それなら、まだシリアスな試合描写でイイとして、
遡って「脱げた おパンツ様」や「はだけた おバスト様」、
「ほぼスッポンポンのヒロイン」を思い起こす私は
シリアスなプログレを聴く資格があるのでしょうか?

いや、「パラダイス学園」を川原センセイの黒歴史とか
言っちゃイカンのだ。
あの素晴らしいデビュー作あってこそ今があるのだ。

そんなこんなで、
金属恵比須も遡って聴きたいと思う冬の夜なのでした。