あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

今週の「題名のない音楽会」は『アニメ特撮音楽の巨匠・渡辺宙明+俊幸の音楽会』

2017年12月18日 | アニメ・特撮
アニメ+特撮音楽のレジェンド作曲家・渡辺宙明先生、
その息子さんで、やはり作曲家の渡辺俊幸さんが、
12月16日放送のテレ朝『題名のない音楽会』でテレビ
初共演を果たした。 



番組開始早々「マジンガーZ」オープニングを始めとした
宙明曲が紹介され、すっかり盛り上がってしまった私

そのまま最新作『劇場版マジンガーZ /INFINITY』のOP
(オリジナルのOP曲を俊幸さんが編曲)を披露され、その
シンフォニックな曲展開に新たな感銘を受けたのでした。



歌唱は、もちろん水木一郎アニキ。
曲終了で司会者と宙明先生、俊幸さん登場。

司会の石丸幹二氏が宙明先生の年齢を「御年92歳」と伝え、
客席がどよめく中、俊幸さんは「今年も2曲作ってます」と
コメント。

『劇場版マジンガーZ /INFINITY』の編曲に関して、宙明
先生は「少し心配しましたが、うまく出来てます」と飄々と
返答し、会場を沸かしておいででした。



「宙明サウンド」と呼ばれる独特の作風を「2・6抜き短音階」
(ラ・ド・レ・ミ・ソ・ラのマイナーペンタトニック)を生か
した手法と、宙明先生自ら説明。

この音階は「日本古来の音楽は元よりアフリカの民俗音楽、
アメリカのロックなどでもよく使われる」と、過去に番組に
登場したシーンを使って補足されていた。

※ただし、「アメリカのロック」で番組が引用してた曲は
 レッド・ツェッペリンじゃないか!
 「ロックはアメリカが発明した」と言われたら、確かに、
 そうだけど、「天国への階段」は英国フォークの要素も
 内包した特殊曲だからね…。



日本人の琴線に響く音階を取り入れつつ、「カッコイイ・
リズムと組み合わせて」ヒーローソングを作り上げたのが
宙明サウンドの真骨頂。

ロックビートからファンク、ダンスまで次々と取り入れ、
時代の先端を聴かせてくれた…とまで説明してくれたら、
言う事なかったですけどね。

水木のアニキは「スキャット」の魅力も強調。
「ルルル、シャララ」というか、宙明ソングは熱い叫びの
「ダダッター!」や「ガンガンガンガン!」などがウリ。

その後アニキがオーケストラをバックに熱唱したのは、
「鋼鉄ジーグ」!
いやぁ、演奏も素晴らしい!特にリズム隊の前ノリっぷり!
ドラムは叩きまくり、ギターもロングトーン効きまくって
堪りませんぞ!



「女性スキャット」では、これまたアニソン女王のミッチー
こと堀江美都子さんが登場。
「野球狂の詩」水原勇気のテーマを歌い上げる。
ここで「ルルル、チュチュチュ」が登場。スキャットで心情
心境を表現しようとしたミッチーの表現力に感服。

声量といい、衰え知らずとはこの人をいうんだろうな。



男性声の雄々しいスキャットなら『秘密戦隊ゴレンジャー』。
「バンバラバンバンバン・・・」は代名詞となった。。

ここで「私が歌います!」と石丸幹二がマイクを握り、
『進め!ゴレンジャー』と2曲を歌い上げる。
合の手は水木のアニキ。



そして俊幸さんの曲。
大河や朝ドラ、映画などは幅広い作品中、演奏されたのはアニメ
『宇宙兄弟』から、『宇宙兄弟のテーマ』と『ロケットロード』
含む『We are 宇宙兄弟』。

横浜シンフォニエッタの、まさにシンフォニックな演奏と、曲
その物の良さが合わさり「米バークレー」で学んだという大きな
スケール感が実感できた。



レジェンド作曲家と、そのご子息でこれまた実績を積み重ねる
俊幸センセ。

素晴らしい回でした。



毎週録画設定のレートでは最初に少し流れた『劇場版マジンガーZ
INFINITY』の画像密度を捉えきれずブロックノイズになってたゆえ
翌日のBS朝日版を高レートで録画する事に決めました。

また何度か観る事になりそうです。
色々言いましたが、番組制作の皆様に感謝です。

「元祖 ここまで調べた『この世界の片隅に』平成30年正月編」チケット発券

2017年12月17日 | アニメ・特撮
2017年1月14日、東京・阿佐ヶ谷ロフトAにて開催されるトークイベント、
「元祖 ここまで調べた『この世界の片隅に』平成30年正月編」。

「この世界の片隅に」の制作過程で調査・研究された時代風俗や地域の
情報などに関してトークを行う同企画。

同映画が公開される2年以上前から行われているのだが、私も遂に
チケット購入する事が出来ましたよ。

※前回も2分かそこらで売り切れ。今回は先に回線を繋いで先にe+の
 ログインも済ませ、万全の体制でGETしましたよ。



そもそもは、映画完成前の応援期間に集まった仲間感覚イベントと
言っては、語弊があるかも知れないが。

まさに初期から応援されている方々に交じってイベントを見る事に
なるワケですわ。(よろしくお願い致します)

遂に片渕監督私物PCのフォルダ捌きを見る事が出来るのです。
色んな意味で楽しみで御座います。



先日、チケットも発券いたしました。
券を手にすると「ああ、行くんだ」と、実感わきますねぇ…。

イベントには片渕須直監督とアニメスタイルの編集長・小黒祐一郎
さんが登壇予定。追加ゲストもいらっしゃるのかな?

なお、同イベントの一部はニコニコ動画アニメスタイルチャンネル
にて配信されるとのこと。

楽しみで御座います。

「この世界の片隅に」特製てぬぐい+フレーム切手セットが届いた!

2017年12月16日 | 生活
2017年8月14日から、全国の(一部除く)郵便局と
郵便局のネットショップで申込受付された一品。



私も予約していた「この世界の片隅に」グッズ
『特製手ぬぐいとフレーム切手セット』が・・・



届きましたよ。
郵便局の段ボールに梱包されて来ましたよ。



商品内容
・フレーム切手 1シート(62円切手×10枚)
・特製てぬぐい 2枚(2種)
・特製ホルダー 1個
・ポストカード 2枚(2種)



カタログ販売商品で、1セット 4,800円(送料込み)

9月に注文して12月中旬に到着。
少し待ったけど、嬉しい到着です。



切手には登場人物がいっぱい。
「ばけもん」まで居ましたよ。

手ぬぐいもキレイ。また、使うのが惜しい記念品が
増えたねぇ・・・。

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」大ヒット記念イベントにのんちゃん登場!

2017年12月16日 | アニメ・特撮
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」大ヒット記念イベント決定!
…という事で。

12月20日(水)ゲストに「のんちゃん」を迎え、大ヒット・
イベントが実施される。



【日時】12月20日(水)18:00の回 上映前に登壇
【会場】新宿バルト9
【上映バージョン】日本語吹替版
【登壇者(予定)】のん

料金:1800円均一
※前売券、ムビチケは使用できないとの事。
※各種割引適用なし



チケット購入方法①:インターネット
 12月16日(土)00:00~
チケット購入方法②:劇場窓口
 12月16日(土)劇場オープン時から
 ※残席のある場合のみ



「映画秘宝」でクボのコスプレやって巻頭を飾ったのんちゃん。
大ヒットの一躍を担ったんじゃないかという声もあり。

まぁ、私は行けない日なんで諦めてますが、バルト6といえば
先日「KUBO」を見に行った映画館なんでねぇ。



9FロビーにはKUBO人形も飾ってあったし、写真も撮ったし、
そのへん考えると、感無量ですわ。

最初は「うぎゃああああああ」となったけど。
※のんちゃんが映画に因んだ和装で登場するとか、ファン
 クラブのメールで紹介されてたからねぇ。



行ける時は行ける、行けない時は行けない。
ファンは皆そんな感じですよね。

行ける人、目の保養が出来て羨ましいですが。
トークのやりとりも含め、楽しんできて下さいね。

のんちゃんが「生賴範義展」の公式ナビゲーターに就任

2017年12月15日 | 芸能
またドギモ抜かされた!

のんちゃんが、あの「生賴範義 展 THE ILLUSTRATOR」の
公式ナビゲーターに就任したというのだ!

しかも、音声ガイドのナレーションも担当。
のんヴォイスでナビされる生賴ワールド。

どんな事になるか予想がつかない!
超時空要塞マクロスのイラストで何を語るのか?

「201☓年…」とかマクロスOPナレーション語り始められ
たら、私は悶絶するぞ!!



2018年1月6日(土)から上野の森美術館で開催される、
「生賴範義 展 THE ILLUSTRATOR」

2015年10月27日に79歳で亡くなられた、孤高のイラスト
レーター生賴範義さん。
※文字変換できない事もあるので「生頼範義」さん表記
 させていただきます。

音声ガイドのナレーション録音は既に行われており、
のんちゃんは展覧会にむけて、「生賴さんの展覧会が、
やっと東京で見られます。私もスゴク楽しみにしてい
ます」とメッセージを公開した。

スタジオには「シンゴジラ」の樋口真嗣監督も駆けつけ、
「生賴範義展」応援団の団長就任を快諾。
「これを見ないと一生後悔しますよ」と熱弁。

※「シンゴジラ上映トークショー」でもイラストレーター
 開田裕治氏と今回の事を熱く語ってましたもんね。

なお、この録音風景を記録した動画は展覧会公式HPにて、
12月13日(水)18時から視聴可能。

のんちゃんナレーションの音声ガイドは会場にて、利用料
550 円(税込み)で貸し出されるとの事。



一定の層にとっては「偉人」といえる生賴さんだが(私から
すると手塚、円谷、冨田勲に匹敵する)…

果たして今の世間でどの程度の扱いなのかは分からない。
※死去された時も「誰だ?」みたいなネットの反応あった
 からね…。

 ただ、若い層からはゲーム「信長の野望」イラストへの
 反応があり、作品自体の浸透度は凄いと感じました。

若い女性の声で広い対象にアピールしてくれるのならば、
それはそれで嬉しい。

※ひょっとして「生頼氏のナレーションを小娘なんかに」
 ~とかいう声も出るかも知れないが。
 そこはミスマッチぎりぎりを狙う冒険の醍醐味と思い
 ますよ、私はね。

のんちゃんの声の仕事といえば、
説明するまでもなく「この世界の片隅に」だけど。

すずさんの真剣な口調も凄みをもって演じた彼女なら、美術
展のナレーションも大丈夫だと思える。

ただね、
生頼範義という人は、本当に、本当に、特別な存在だから…
(充分知ってると思うけど)よろしくね、のんちゃん。

たくさんの人に、あの人の偉大さを届けてね…。



http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/ed75b582f700a0daf2b1438693d566c8
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/07682bae56cb51f283d7c98d0143416c
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/09133d9eb56d89505b19c940a08f4177
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/9eb9e4100d7fc466b35d33cd917b56f4

リンクは私がこれまで弊ブログで書き連ねてきた生頼さんに
関する記事。

トチ狂ったくらいの思い入れを語ってますよ…。
ただ「有名」「技術的に優れてる」とか、そんなレベルじゃ
無いんです。
創作に向かう姿勢、矜持が凄まじいのです。

全てのクリエイターが敬意を示し、目標とする…そんな人なの
です、生頼範義という人は…。

のんちゃんパリに行っていた

2017年12月15日 | 芸能
のんちゃんの公式SNSに載ってましたが

日本学生油絵会(学展)は、12 月 7 日(木)~10 日(日)
パリ・カルーゼル・デュ・ルーブルにて、『Salon des Beaux
Arts 2017』に、ゲストアーティスト・のんちゃんと共に参加
する事を発表したんですよね。

「学展」とは:
1950年設立の学生アート&デザイン・コンクール。

「フランス美術協会」とは:
150年を超える歴史を持つフランスの美術団体。

パリ・カルーゼル・デュ・ルーブルで絵筆持ったり、若い日本
アーティストと並んで写真を取られる「創作あーちすと」のん
ちゃんの画像UPされていたが。

「おお、スゴイ!」と思いつつ…

「パリ・カルーゼル・デュ・ルーブルっていう画廊が銀座等に
あって、のんちゃんは仏アーティストや学展の皆さんと交流を
持ってるんじゃないの?」

…なんて思ってたりしてたんですよ。

でも、続いてパリのカフェにいる「のんちゃん」の姿がUPされ
たりして、「わあああ、ホントに行ってるんだ」と感激。

変な考えを頭に浮かべたことを激しく謝罪したのでした。

「ゴメン!のんちゃん!!」



治安の点で心配だったが(過保護かなぁ。でも心配だよね…)、
最終日を前に建物の一部が火災になったりして、期間が短縮。

無事戻ってきた「のんちゃん」だが、アート分野での渡仏って
のがスゴイなぁ~と感じいる。

「のんちゃん」とフランスは相性バツグンだと思ってたけど
※不思議系の黒髪っ子「アメリ」は、少し「のんちゃん」に
 通じるし。(アメリちゃんほど醒めてないけど)

まず芸術や趣味を優先し、可愛い女の子を好む国民性を考慮
すると、なぜこれまで連れて行かれてないのか不思議な程で
したよ。

「この世界の片隅に」関連で片渕監督が同伴して、「こんな
可愛らしい子がすずさんの声を!?」なんて評判になって、
いっそフランス映画界から声掛かって、映画出演して欲しい
…なんて事まで妄想していた私なのです。

今回の渡仏も、もちろん根回しあっての事だと思うけど。
※北野武監督の映画だって森社長の根回しあった上で評価
 得ている部分あるだろうし。

まったく無からの出発じゃないと思うけど。
それでも大感激ですよ。
 
今後のフランス行きも期待したいですよ。

井上尚弥と拳四郎は12/30にダブル世界戦

2017年12月15日 | ボクシング
2017年12月30日 横浜文化体育館
プロボクシング・ダブル世界戦

【WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ】
井上尚弥 vs ヨアン・ボワイヨ

【WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ】
拳四朗 vs ヒルベルト・ペドロサ



井上尚弥(24才/大橋、14戦全勝12KO)は
7度目の防衛戦。

相手は同級7位ヨアン・ボワイヨ(29才/仏)で、
その戦績は46戦41勝26KO4敗1無効試合。
元フランス・バンタム級王者で右のボクサー型。
現在30連勝中で世界初挑戦。

普通なら十分に強敵だが、統一戦や海外進出が期待
される井上からすれば圧倒的に勝たねばならぬ相手。
快勝に期待したい。

WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25才/
BMB、11戦全勝5KO)は2度目の防衛戦。

相手は同級8位のヒルベルト・ペドロサ(25才/
パナマ、23戦18勝8KO3敗2分け)。

王者には集中打によるストップ勝ちなど、戦力に
あった勝ち方を模索して欲しい。



試合はフジテレビ系列で全国ネット生中継の予定。  

同興行の前座では東洋太平洋フェザー級王者の清水
聡(31才/大橋、4戦全勝4KO)の初防衛戦も。

相手は同級14位エドワード・マンシト(25才/
フィリピン、24戦15勝9KO7敗2分け)。

さらに、井上尚弥の弟でWBC世界バンタム級9位
井上拓真(21才/大橋、9戦全勝2KO)も登場の
予定。ノンタイトル10回戦を戦う。

清水には翌年の世界王座を期待させる勝ち方に期待。
各選手よい新年を迎えられることを祈ります。

ワタナベジム大晦日興行は田口の統一戦と京田の防衛戦

2017年12月15日 | ボクシング
ボクシングのワタナベジムは、同ジムの所属選手・田口良一と
京口紘人が大晦日にダブル世界戦を行うことを発表した。

田口良一は7度目の世界戦として、IBF王者ミラン・メリンドと
WBA・IBF世界ライトフライ級統一戦に臨むことに。

また、IBFミニマム級王者の京口紘人は、同級3位のカルロス・
ブイトラゴ(ニカラグア)を迎えた初防衛戦。

さらに青木ジムの木村翔が五十嵐俊幸(帝拳)の挑戦を受ける
WBOフライ級タイトル戦を加え、トリプルタイトル興行となる。



◆2017年12月31日
 東京・大田区総合体育館

【WBA・IBF世界ライトフライ級統一戦】
 田口良一 vs ミラン・メリンド

【IBF世界ミニマム級タイトルマッチ】
 京口紘人 vs カルロス・ブイトラゴ

【WBO世界フライ級タイトルマッチ】
 木村翔 vs 五十嵐俊幸

田口は7度目の世界戦で初の統一戦。
日本のボクシング史上、他団体との世界王座統一戦は3度目。

相手のミラン・メリンド(比国)は、今年5月に八重樫東の
IBF世界ライトフライ級王座に挑み、初回TKO勝利で新王者と
なった選手。
思い切りの良いパンチは強烈で、見切れぬ内に食ってしまっ
た八重樫は成す術なく倒された印象だった。

もっともメリンドは防衛戦では僅差の判定勝ち。
IBFから再戦指令が下されているが、ダイレクトのリマッチ
とはならず、大晦日に田口との統一戦が決定した。

なかなか展開の読めないカード。
田口には相手を追い込む粘り、ジャブを中心に距離と掴んで
ストレートを打ち込む上手さの両方がある。
常に挑戦者のつもりで臨む田口に期待。

言うまでもなく年末世界戦のベストカードだ。



一方、初防衛戦を迎える京田は「デビューからの期間では
最短の」記録で世界王者になった選手。
苦しい場面もあったが、それを経て世界王者になったから
それが糧になっている筈。

それを防衛戦に活かし、左アッパーの顔面・レバー打ちの
得意パンチを見せて欲しい。

WBO世界フライ級王者の木村翔(28才/青木)も初防衛戦。
相手は元WBC世界フライ級王者で現1位の五十嵐俊幸(33才
/帝拳)。

木村は中国の英雄ゾウ・シミンを倒しセンセーショナルな
世界奪取を果たした。
一方、五十嵐はアマ時代ゾウに2度完敗を喫している。



もっともゾウもピークを越えた感あり、素晴らしい出来で
勝った木村とはいえ、やはり防衛戦で真価が問われる部分
あり・・・だ。
序盤ペースを狂わされれば、そのままズルズル行く可能性
だってある。
一見して淡白な五十嵐にそれが出来るか?

その辺も注目です。

ワタナベジムの大晦日興行はTBSが放送

2017年12月15日 | ボクシング
ボクシングのワタナベジムは、田口良一や京口紘人が
登場する大晦日の世界戦興行(大田区総合体育館)の
TV放送局が、これまでのテレビ東京からTBSへ変わった
事を発表した。

※すいません、発表自体は先月されています・・・。
 相変わらず速報性ゼロのブログです。



ワタナベジムの試合といえば、看板選手だった元WBA
世界Sフェザー級王者・内山高志、及び田口と京口のW
世界戦も、すべてテレ東が放送していたのだ。



地方では視聴出来ないので有名なテレ東。
内山の試合もホープ時代は日テレが放送していたのだが、
いざ世界戦となると「枠」が必要。

日テレ世界戦枠の「ザ・リアル」も長谷川穂積や山中
慎介らの試合で埋まっていた。

よって「駆け込み寺」的存在にしてボクシングに理解が
ある放送局=テレビ東京が内山の奪取試合を放送するに
至ったと考えてイイだろう。



そこで生まれた義理と縁。
内山の防衛戦が引き続きテレ東で流されたのは理解でき
るが、ファンの希望である「全国で視聴可能な(テレ東
の衛星チャンネル)BSジャパン」での放送は実現しな
かった。
※これは渡辺会長もテレ東側に希望してたというが・・・。



だからといって内山の試合の放送権が他局に移動する事も
なく、海外進出に至る事も無く内山は現役生活を終えた。

それが2017年末、急にワタナベジムの世界戦興行が他
局のTBSに移るというのだから、そりゃ「ファンの声」だけ
じゃないでしょ。



単純に、毎年TBSの大晦日放送で起用されてきた井岡一翔が
「プライベートな理由で」試合できる状態にない為、声が
掛かったんじゃないかって気もする。

もっとも降って湧いたような話でも無い。
田口は次戦でWBOライトフライ級王者・田中恒成(22才
畑中ジム)と統一戦を行ない、実況はTBSという事だった
から、まあ理解は出来ます。

※田中の試合を田口が訪れ、勝利を祝福しつつ「次やろう」
 ・・・」という流れだったが、田中の負傷でお流れ。

そんな経緯もあり、渡辺会長言うには「この世界は義理と
人情なので、十分に話し合いをして円満な」移籍が決定し
たという。



義理人情とともに「資金力とタイミング、巡り合わせ」。
そんな気もするが、あとは選手が結果を出すかですね。

年末出場する選手の健闘を祈ります。

今年の大晦日ボクシングに井岡一翔の姿なし

2017年12月14日 | ボクシング
毎年恒例になっている年末のボクシング興行。
いつもはダブル世界タイトル戦、トリプルマッチも当たり
前な慌ただしさなのだが、今年は何か違う雰囲気。

TBSの大晦日世界の常連・井岡一翔の試合予定が無いのだ。

それどころか、引退の話まで出ているのだから「どうなっ
ているの?」と言いたくなる。



それに関しては井岡ジムから先月発表あり。
父親の井岡一法会長(50才)が大阪市内で記者会見。
井岡一翔(28才)の大晦日試合が無い事と、さらに5
度防衛したWBA世界フライ級の王座を返上した事が
公にされた。

しかも、2011年から恒例の年末試合どころか、この
まま引退する可能性さえあるとの事。

会見には一翔選手の姿もなし。
「結婚以降、東京に生活の拠点を移して(大阪の)ジムに
コンスタントに来ていない」と語り始めた会長は重い口調。

「東京の練習を見ていないし、スパーリングもしていない。
一翔本人も『準備が大みそかに間に合わない』と言ってる
ので王座返上を決めた」とコメント。

WBA1位アルテム・ダラキアン(30才/ウクライナ)
との対戦指令にも応じられず、返上しかない状況な模様。

プライベートの変化が今回に繋がったと説明する井岡父。

今年4月にノクノイ・シットプラサート(タイ)を判定で
下して同王座V5を達成し、その直後の5月に歌手の谷村
奈南さん(30才)と結婚したが、「いろいろとある中、
今までみたいに切磋琢磨、コンスタントに練習ができてい
ない」と続けたという。

一部では取り沙汰されてる父子の不仲は否定。
「やる気あるなら協力するし、モチベーションが無いなら
辞めるしかない」ともコメントしたとの事。



最低限のロードワークと体重管理は果たしているそうで、
再びリングに上がるためには「仮住まい、単身赴任でも
いいから、大阪で練習に集中できる環境をつくるよう」
条件を挙げ、リスタートの道は残してある意向は伝えた。
※八重樫東のように試合前の単身赴任方式ですね…。

4月の試合以降、公の場に姿を見せていない一翔。
SNSで楽しげな新婚生活はUPしているし、選手としても
満足いく実績は残したとして、現役続行の意志を失った
のかも知れない。

ただし、数字だけで記憶に残る実績とは思えないので、
いざ東京で生活を送ったら予想以上に知名度なくて
ガッカリした可能性もあるね。

キャリアにおいてで酷く打たれてもいないから、まだ
充分に現役続行可能と思うし、そういう意味では残念
なのだが、そこはあくまで本人の意思。
そうなても仕方ない。

そんな感じですなぁ…。

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」を見た

2017年12月14日 | アニメ・特撮
噂の映画。
2016年、アメリカ合衆国の3Dストップモーション・アニメ。
LAIKA制作のファンタジー・アクション冒険映画。



舞台は昔の日本。
主人公は、魔法の三味線と折り紙を操る片目の少年KUBO。

クボは身を守るため、出自の秘密を探るため、壮大な冒険の
旅に出る。

人形を1コマずつ動かして作り上げたという、繊細な映像美や、
映画への愛情溢れる出来栄えに、多くの映画ファンから絶賛が
送られており、鑑賞前からワクワク致しましたよ。



あらすじ

クボは不思議な力を持つ少年で、三味線を奏でることで折り紙を
自由に操ることができる。

かつて闇の魔力を持つ祖父に狙われた際に父を亡くし、片目を
奪われたクボ。
最果ての地にて大道芸で得た収入で母と過ごしていた。

しかし、闇の刺客に母までも奪われたクボは刺客から逃れつつ、
伝説といわれる3種の武具を探す旅に出る。

両親のあだ討ちを心に誓いつつ、面倒見のいいサルと弓と剣の
名手であるクワガタを仲間にした旅は続く…。



※画像はアニメーションスーパーバイザーのブラッド・シフが
 自ら新宿バルト9に飾った人形。

実際、本編映画を見て…ね。

やっぱ良かったですよ。日本への愛を感じましたよ。

バルト9に飾られたクワガタのフォルムを見た時は「おお、東映
動画初期作のへの敬意が見て取れる!」と思いましたが。



途中からもう「新八犬伝か!?」「真田十勇士か!」みたいな
感激さえ覚え始めましたよ。

そして、何と言っても日本語吹替版。
字幕版も良いという話ですが、やっぱり矢島晶子さんですよ!

少年声といえば、このヒトですよ!



「ウテナ」で、七実に仕える初等部の生徒・石蕗美蔓役!
そして、絶望先生の糸色交!

※つか、クレヨンしんちゃんの主人公が最初だろ!

ホント、しんちゃんが「うんこ」だ「おしり」だ言っても許せ
ちゃうのは、キャラの無邪気さだけじゃなく、矢島さんの声の
透明感に依る部分も大きいと思いますよ!



その矢島さんの声でKUBOが叫び、嘆き、吠える。
素晴らしすぎますわ!

泣きますわ!

そして安定の田中敦子さん。

そしてピエール瀧!!
今回は最後の字幕見なきゃ分からなかった!それくらいクワガタ
していた!

アナ雪のオラフは、まだピエール声でオチャラケてる部分も感じ
られたが、今回は完全にクワガタ、サムライ!



エンディングで字幕が英文字で改めて「海外映画だったんだ」と
思い出した。

それくらい日本らしい映画だった。
ありがとう、LAIKAのみんな!

(そりゃ細かく見りゃアラは見えるけど)古き良き日本を描き、
その文化に寄り添う気持ちを抱いてくれている。

そして普遍的要素(家族愛などなど…)。



エンディング曲もグッと来ました。
「While My Guitar Gently Weeps」。ジョージ・ハリスンの名曲。

シーケンサー的な音に混じり、主題メロディから三味線の音色が
加わっていく…。



『夜明け告げるルーのうた』の「歌うたいのバラッド」にも通じる
メロディ。
※ビートルズから受けた良質な影響を隠さない斉藤和義さんだから
 当然なんだけど…。

よいものが見れました。

Twitterなどで、この映画をオススメされていた全ての皆様、深く
感謝致します。

チャールズ・ジェンキンスさん死去

2017年12月13日 | 生活
北朝鮮拉致被害者・曽我ひとみさんの夫=元米国兵士
チャールズ・ジェンキンスさんが死去された。

12/11夜、新潟県佐渡市の自宅玄関先に倒れているのが
見つかり、市内の病院に搬送されたが、致死性不整脈で
亡くなったとの事。享年77。

ジェンキンスさんは曽我ひとみさんの故郷である佐渡島の
土産物店で働き、佐渡観光にも寄与されていた。

米ノースカロライナ州出身のジェンキンスさん。
在韓米軍の陸軍軍曹だったが、1965年に軍を離れて、
北朝鮮へ。

その後、北朝鮮当局の指示で曽我さんに英語を教える
ようになり、その年のうちに結婚。

2002年に曽我さんが日本へ帰国を果たしてあと2年後
2人の娘とともに来日した。

その時の夫婦再会と抱擁&KISSには度肝抜かされました。
「やっぱガイジンさんや!ガイジンさん夫婦や!」…と。

米軍法会議で禁錮されながら、模範囚として刑期を短縮
されたジェンキンスさん。

その後、曽我さんの故郷佐渡市内で曽我さんや娘さん2人と
暮らし、地元の土産物屋店で働いていた。

忘れられないのは、電気グルーヴのピエール瀧とスチャダラ
ANIが出演する、スペースシャワーの「アニタキCAMP」。

「バイク買いたいんですけど何がイイっすかね~?」と尋ねる
だけのために、海を渡り佐渡島へ渡った回がありまして。

佐渡島の土産物店であっさり見つかったジェンキンスさん。

子供の頃から好きだったというバイクで通勤する姿が評判で、
オートバイ専門誌の「ミスター・バイク」の2006年11月号の
表紙まで飾られていたのだ。



「ホンダかスズキか」で迷ったのを相談しようと、佐渡島に
会いに行ったアニに、まずジェンキンスさんは、土産物の
営業トーク。

館内で売っていたセンベイを「センベェイ、イチバ~ン!」
「アマクナーイ シカモヤスーイ」と宣伝。
かなり気さくだった。

アニ瀧の来訪を快く受け入れ、格好良くバイクを乗り回す姿も
披露し、バイクの相談にも「こっちがイイ」とアッサリ乗って
くれてました。

マシン部が剥き出しかどうか、見た目&安全性を指摘した彼は
やはりバイク好きの目をしておられました。

少し前には「ファンシー絵みやげ」で有名な山下メロ院長の
訪問を快く受け入れ、昭和の珍しい絵みやげ採集に協力されて
おいででした。
※そこでも名産せんべいの宣伝を忘れない郷土愛…。

晩年は、すごい親しみやすい方という印象でしたよ。

死去について、拉致被害者で妻の曽我ひとみさん(58才)は
12日、佐渡市を通じて悲しみを語られている。

本当に愛し合う夫妻という感じでしたからねぇ…。
喪失感は如何ほどかとお察し致します。

波乱万丈の生涯を生きたジェンキンスさん。
晩年を穏やかに暮らされたのは、せめてもの慰めだったのでは
ないでしょうか…。

心よりお悔やみ申し上げます。

伊藤園さん次は「グリーンティーSparkling」を発売

2017年12月13日 | 生活
伊藤園さんの「TEAs’TEA NEW AUTHENTIC」シリーズですが
次は「グリーンティー・スパークリング」が登場です。

少し前にローソンで見つけて購入しました。

メーカー公式によると…

「11月20日(月)より販売開始。
 緑茶の「渋み」と柑橘の「甘み」「苦み」がクセになる、
冬期限定の緑茶炭酸飲料」

「緑茶にミントジュレップの甘く爽やかな清涼感を合わせ、
 すっきりとした味わいに仕上げた緑茶炭酸飲料」

「緑茶の渋みにレモンとライムの爽やかな香り、自然な
 甘さですっきりと飲みやすい」



※ミントジュレップとは:砂糖とミント、ライムやレモンの
 柑橘を軽く潰しシロップにしたもの。
 甘く爽やかな清涼感が特長。

「TEAs’TEA NEW AUTHENTIC グリーンティー Sparkling」
450mlペットボトル 炭酸飲料
小売価格(税別)140円

~で、飲んだ印象で言いますとね。

「炭酸緑茶」! そのまんま!!

ほうじ茶ラテといい、そのまんまが得意です、伊藤園さん。
今回は甘みすら微妙でした。

攻める姿勢は素晴らしい。あとは私に嵌まるかどうかだ!

マウスピースを作った

2017年12月13日 | 生活
ここ数年で奥歯やそれに近い位置の歯を「ガキン」とやって。

1本分でウン十万と、結構な値段の治療代を費やす事になって
しまったのだが。

以前に治療した歯や歯根の劣化、寝ている間の噛み締めなど、
色々と指摘されまして。

※特に食いしばりに関しては歯を痛める要素と言われて、
 さらに歯並びの悪さも拍車を掛けている…と。

そんなこんなで自分専用マウスピースを作ることを勧められ、
「もうこれ以上、歯が折れたり割れたりしたらカネがもたん」

…と半分泣きが入ってる私は藁をもすがる思いでお願いした
のでした。

まずは型取り。樹脂を噛み締め、歯型を残す。
※ああ、これでどこかで変死体になって見つかっても私と
 確認してもらえるぞ…

一週間後に型が出来、後は調整。
改めて樹脂流し込んで成形、または削って形を整える。

しかし、その際の薬臭さはどうだ!?
臭い、苦い…。



でも、なんとか出来上がった我がマウスピース。
生涯初のマウスピース作りだ。

結構固い。外すときキツい。
カパッと音がするような印象。歯が付いてくるんじゃないか。
※慣れたら大丈夫って話だが。

個人に合わせた適切な噛み合わせ。まさにピッタリ。
初日の睡眠は…違和感あって寝付きは良くなかったが。

眠っちまえば関係ないのが私の強み。
起きたら…意外と頭がスッキリしてるぞ!

マウスピース効果か!?
市販のものには「日々のくいしばりによる歯の劣化、不眠症、
頭痛等も改善されます」なんて書いてあるから、そっちも効果
ありそうです。

市販のものに比べ「5千幾ら」するのだから効果ないと困ります。



あとは手入れだな。
朝、外したら水で洗ってブラッシングするんだそうな。

カビやすいから気をつけて…と。
※え、そうなの?

時々ポリデントに浸けるのも良いとの事。
うわぁ、一気に年寄りになった気分だ…。

持ち歩き用にケースも貰った。
無くさないように目立つ黄色にしてもらった。

長い付き合いになりそう…かな。

尾川堅一が米国で世界王座獲得

2017年12月12日 | ボクシング
おおっ、快挙!
・・・と思ったが、決定戦での獲得なのね。

36年前の三原正さんも決定戦だったが、会場のロチェスターは
完全に相手のホーム。場内の雰囲気は随分違ったなぁ・・・。

12/ 9 米ネバダ州ラスベガス マンダレイ・ベイ・イベンツセンター
プロボクシング 
【IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦】 
尾川堅一 判定(2-1)テビン・ファーマー

IBF同級4位・尾川堅一(29才/帝拳)が、初の世界戦での王座
獲得に成功した。



同級5位ファーマー(27才/米)に右ストレートをヒットして
グラつかせ、スプリットデシジョンの判定勝ち。

ダウンシーンは無く、相手のアウトボクシングに手数で劣る回も
あって判定は際どいと思われたが、それなりに手数を伴った前進が
功を奏したようだ。

ラスベガスで日本選手が世界王座を手にするのは初。
帝拳ジム初のIBF王者。

日本拳法出身の世界王者。無差別級で戦ってきた経験も生きただろう。
※こうなると、関西初の世界王者の経歴を語りたくなるが、TVじゃ
 言えない様子だったなぁ・・・。

プロボクシング転向後、挫折もあったが内藤律樹に勝って日本王座を
獲得した尾川。

正直、ファーマーは怖さのないサウスポーで、世界のトップを争う
選手同士の戦いとしては物足りなかったが。
海外の、ラスベガスのリングで堂々と戦う姿は頼もしかった。

決定戦王者の宿命、防衛戦で強敵と戦って実力の証明が必要になる。
次戦に注目ですね。