都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

東京聖三一教会

2015-02-13 | 世田谷区 
東京聖三一教会
所在地:世田谷区代沢2-10
設計 :石本喜久治(石本建築事務所)
竣工年:1961(昭和36)
Photo 2015.2.10

 某講座の階段まちあるきで、北沢川支流の谷を巡り、北沢・代沢あたりをぐるぐる。 で、下見の時には見逃していた東京聖三一教会という教会に遭遇。

 帰宅後、改めて調べてみたら、白木屋百貨店(後の日本橋東急の建物)や昔の朝日新聞社の建物を設計した、建築家石本喜久治(石本建築事務所)の作品と知る。

 あまり有名ではないようだが、良い感じの空間だった。。なんだか掘り出し物を発見したような気分。

 1階が事務所になっているようだったが、なぜか不在で、コンタクトが取れず。 右の階段を上って2階へ行くと、ご自由にお入り下さいと書いてあり、外扉が開け放たれていた。

 ちょっとした丘の上にあり、なおかつ、2階建てになっているので、高さがあり、塔がそびえる形になっていて美しい。

 上に行くに従って段階的に細くなり、高さ感がある塔。白一色に塗られ、清新なイメージ。壁面にちょっとした装飾があるのが可愛らしく、一方でスリット状の窓はモダンでかっこいい。

 堂内にはコンクリートでアーチと梁を架けている。アーチだけにせず、梁を渡した理由は、構造的なものなのか、デザイン上のことなのか私にはわからず。。壁や天井はどうやら折板状になっているようだ。

 パイプオルガンが設置されている、堂内入口上の3Fフロアへの螺旋階段。シンプルだけれどきれい。

#古い建物  #古い建物 世田谷区  #モダニズム  #教会  #石本喜久治 
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成城学園前

2014-12-10 | 世田谷区 
成城大学正門前の銀杏並木
世田谷区成城6−13
Photo 2014.11.23

 成城学園前駅周辺の住宅地は、成城大学建設の捻出のために学園が土地を購入して住宅地として販売したものだという。地区内には銀杏並木や桜並木があり、秋になると美しい紅葉を見せるが、これは昭和初期の分譲の頃に、成城学園の生徒も参加して植樹されたものだそうだ。

 

成城学園前駅入口
世田谷区成城6−14・19
#街並み 世田谷区  #ヴィスタ  #道  #花・紅葉
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瀬田4丁目あたり

2014-07-07 | 世田谷区 
瀬田玉川神社参道
所在地:世田谷区瀬田4-11   Google Map
段数 :49段(下から2・25・13・9段)
傾斜 :35°
Photo 2013.11.13

 神社の階段はどこのものも良い感じのものが多い。写真の部分は25段で、奥の方で更に上っている。

 瀬田玉川神社は江戸時代初期までは多摩川のそばにあったそうだが、1626(寛永3)年に現在地に遷座したとのこと。

瀬田玉川神社拝殿
所在地:世田谷区瀬田4-11   Google Map
Photo 2013.11.13

 ここの社殿には軒先に綱と鈴がない。 お神楽の時に巫女さんが振る神楽鈴が、賽銭箱の前に置かれており、お賽銭を入れたらこれを振ることになってるようだ。 こういうスタイルもおもしろい。

瀬田玉川神社境内から
Photo 2013.11.13

 境内の片隅からは二子玉川駅東側の再開発エリアが遠くに見える。 境内周辺にマンションが建ってしまって、眺望の良いポイントがわずかしかないのが残念。

慈眼寺 寺務所と門
所在地:世田谷区瀬田4-10   Google Map
Photo 2013.11.13

 江戸期には玉川神社(当時は御嶽神社)の別当寺だった慈眼寺。

 本堂はRCだが、山門は最近、木造で再建されたものらしい。山門わきに建つ、寺務所・会館はRCで前面に木製ルーバーが張られていてモダン。 駐まっている車も電気自動車、i-MiEVだった。 伝統的なものと、ハイテクモダンなものたちが併存するのが、現代のお寺さん。

#新しい建物 世田谷区  #眺望  #神社  #寺院  #高層ビル 
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瀬田1丁目の坂と階段

2014-07-05 | 世田谷区 
行善寺坂
所在地:世田谷区瀬田1-12と13の間   Google Map
Photo 2013.11.13

 大山詣での人々が行き交った大山道の一部だった旧街道。
 世田谷あたりは緑が多く良い景色の坂が多い。 緩やかに蛇行して奥へと人を誘う道筋もいい。

行火坂(あんかざか)
所在地:世田谷区瀬田1-8と9の間   Google Map
Photo 2013.11.13

 行善寺坂の途中から東へ上る坂。 その昔、急坂で、上るとあんかを持ってるかのように暖かくなった、とかいう謂われが坂名の由来とか。 こちらも緑が多くて癒される。

行善寺北側で西へ下る階段
所在地:世田谷区瀬田1-12と29の間   Google Map
段数 :39段(下から19・20段)
Photo 2013.11.13

 正面に見えているのは、二子玉川駅北側の玉川4丁目界隈。横切っているのはR246の高架橋。 多摩川方面の低地の見晴らしが良い、印象的な階段。

跨線橋から東急田園都市線
所在地:世田谷区瀬田1-30付近   Google Map
Photo 2013.11.13

 渋谷からやってくる東急田園都市線は、二子玉川駅の直前で地上に出る。 しかしそれは岡本あたりの高台の斜面から電車が低地側に飛び出しているというのが実態に近く、坂をぐいっと上って外に出ているわけではないようだ。

#階段・坂 世田谷区  #眺望  #鉄道  #旧街道 
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二子玉川

2014-06-27 | 世田谷区 

 蔵出しまちあるき写真。二子玉川 2013.11

玉川高島屋SC南館と本館
所在地:世田谷区玉川3-17   Google Map
開業年:本館 1969年、南館 1977年
Photo 2013.11.9

 中野区や新宿区あたりで生活しているので、二子玉川はあまり馴染みがない。なんだかかなりおしゃれな雰囲気を醸し出している街なのだな。

二子玉川ライズ
所在地:世田谷区玉川2-21   Google Map
開業年:2011年
Photo 2013.11.9

 都心から見て西南の郊外って、こんな感じなのか・・・。 二子玉川には階段調査のために訪ねたわけなのだが、ショッピングをあまりしない私には駅周辺は御縁が無さそうだ。

瀬田アートトンネル
所在地:世田谷区瀬田4-1   Google Map
備考 :1993(平成5)年整備
Photo 2013.11.9

 トンネル上をR246・厚木街道が横切っている。

 武蔵野台地、瀬田の高台は標高35mほど。一方、多摩川べりの二子玉川駅前あたりの標高は15m程度。 両者を結ぶ厚木街道は、昔は急坂だったようだが、そのままでは幹線道路としては問題なので、盛り土をして坂の傾斜を緩くしている。 このため高島屋SCガーデンアイランドのあたりでは、丸子川沿いの道とR246の間にかなりの高低差があり、東西道路はトンネルでR246をくぐっている。

#街並み 世田谷区  #夕景・夜景  #商業系  #トンネル 
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丸子川そばの階段

2014-06-25 | 世田谷区 

 蔵出しまちあるき写真。上野毛・瀬田あたり。その3

丸子川そばから上る階段
所在地:世田谷区瀬田1-2と9の間   Google Map
段数 :61段(下から15・19・17・10段)
Photo 2013.11.9

 丸子川を渡ったところにある階段。 瀬田のあたりでは丸子川(六郷用水)は高台に沿うように流れている。このため川を渡ってすぐのところから始まる階段に出会うこともある。

 階段を上って行くと、道はL字型に折れて更に上へと続く。 途中や上の方には大きな木が生えている。 緑や紅葉の下を上るのも気持ちいい。

 上部から。下から見るのと上からでは見えるものも異なり、印象も異なる。 木が生い茂ってやや薄暗いため、夕方早い時間から門灯が点いていたりするのも印象的。

#階段・坂 世田谷区  #海・川・池  #橋 
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まむし坂

2014-06-23 | 世田谷区 

 蔵出しまちあるき写真。上野毛・瀬田あたり。その2

まむし坂
所在地:世田谷区上野毛3丁目と瀬田1丁目の境   Google Map
Photo 2013.11.9

 多摩美術大学前からS字型に多摩川方面まで下る駒沢通りの坂道。 世田谷の方の坂は緑の多い道がまだ多い。 ただこの道、都市計画道路として16m幅に拡幅する事業が実施中であるそうなので、そうなるとこの雰囲気も交通量も変わってしまうのかもしれない。。

瀬田隧道のトンネル入口
所在地:世田谷区瀬田1-3   Google Map
Photo 2013.11.9

 まむし坂の途中には瀬田隧道というトンネルの口が坂のわきにある。 人や車のためのものではなく、送水管が中に通されているそうだ。 丸子川北側の小さな丘を貫通しているもので、丸子川沿いの瀬田1-9に反対側の入口がある。 多摩川で取水した水を世田谷・渋谷方面へ送るものだったらしく、ということは、こちら側は出口側。

瀬田隧道わきの階段
所在地:世田谷区瀬田1-2と3の間   Google Map
型  :S字クランク型
段数 :51段(下から7・2・11・2・15・14段)
Photo 2013.11.9

 駒沢通り・まむし坂から瀬田隧道のトンネルわきで上る階段。写真右下側が瀬田隧道のトンネル入口。隧道を巻き込むように屈折しながら丘の上に上って行く。

瀬田隧道わきの階段
Photo 2013.11.9

 同じ階段を上から。 S字クランク型で、上り下りすると次第に景色が変わっていく。 小さな緑地の中で樹木の間を行くのはなかなか気持ちよい。

#階段・坂 世田谷区  #トンネル 
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上野毛あたり

2014-06-21 | 世田谷区 

 蔵出しまちあるき写真。上野毛界隈。

東急大井町線上野毛駅
所在地:世田谷区上野毛1丁目   Google Map
竣工年:2007年
設計 :安藤忠雄
Photo 2013.11.9

 道路を跨いで穴開き屋根を架けることには、たぶん機能的必然性はない。役割としては駅前のバス停の雨除けぐらい。
 鉄道が地下部分(切通しの中)を走っているので、ここが駅であることをはっきりさせ、景観的なランドマークにする意味はあるのだろう。

稲荷坂
所在地:世田谷区上野毛2丁目と3丁目の境   Google Map
Photo 2013.11.9

 画面中央右側に稲荷神社があることから名が付いた坂。遠方の超高層マンションは多摩川河川敷近くに造られた、二子玉川ライズタワー&レジデンス

五島美術館北側・富士見橋から東急大井町線
所在地:世田谷区上野毛3丁目   Google Map
Photo 2013.11.9

 二子玉川駅を出た電車は、台地にさしかかると上野毛駅の少し先までは切通を走っていく。格好の電車見物ポイントだ。

#階段・坂 世田谷区  #鉄道  #高層ビル  #安藤忠雄 
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等々力の坂

2012-03-11 | 世田谷区 

 世田谷区の等々力、尾山台、大田区の田園調布は多摩川に南面しており、武蔵野台地の南端部にあたる。

向田坂東側の坂
所在地:世田谷区等々力1-15と27の間
Photo 2012.2.26

 全体としては多摩川へ向かって下る斜面だが、ところどころに多摩川へ流れ込む小さな川によってできた谷があり、斜面上を東西に歩くとかなりアップダウンがある。

向田坂(写真奥の階段)を望む
所在地:世田谷区等々力1-16と26の間(向田坂)   Google Map
Photo 2012.2.26

 現在、この界隈はおよそ格子状に道がつくられている。ただ宅地化が始まる前の明治末期の地図には、谷を強引に横切るこのような道は少ない。昔の道は少し北側の台地上と、少し南側の低地側にあり、両方ともアップダウンは少ない。宅地化の過程で自動車を前提としたのか、急坂を含んだ格子状の街区が造られたようだ。

狐塚古墳(尾山台クラブ広場)から川崎・武蔵小杉方面を望む
所在地:世田谷区尾山台2-17   Google Map
Photo 2012.2.26

 それから、この多摩川を望む武蔵野台地南端部には多くの古墳がある(荏原台古墳群)。集落じたいはこのそばではなかったらしいというが、南面して日当たりが良い高台の端は、古代の人にとって、族長などを祀るのに相応しい場所だったのだろうか。上野毛のあたりから田園調布のあたりまで、点々と古墳が並んでいるのは、東京の中ではかなり異色で印象的だ。

埼玉古墳軍~埼玉および関東・東北の古墳を歩く
 > 荏原台古墳群(東京都大田区・世田谷区)
#階段・坂 世田谷区  #公園  #眺望  #パノラマ  #高層ビル
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環八沿いの階段

2012-03-10 | 世田谷区 

 等々力渓谷の遊歩道を下流に向けて歩き、環状八号線をくぐるとイタリア料理店の案内看板が置かれている。

環状八号線・玉沢橋ぎわの階段(下段)
所在地:世田谷区等々力2丁目   Google Map
段数 :71段
内訳 :下段 37段(下16、上21)・遊歩道~ビル下・木製
    中段 23段(下8、上15)・ビル外階段・鉄製梯子段
    上段 11段 ・店舗入口~環八・タイル張り
Photo 2012.2.26

 川沿いの下部はハイキング道のような木製の段々なので、その先にお店があるとはやや想像しにくいが、休日などは食後に散歩をしようと階段を下りてくる人がときどきいる。

環状八号線・玉沢橋ぎわの階段(中段・23段)
イタリア料理店玄関前から斜面へ下る鉄製梯子段
Photo 2012.2.26

 木製段々の先は通り沿いに建つビルに設置された鉄製の外階段、建物の角を巡るようにL字型に曲がったやや急な階段を上ると、環状八号線から少し下りた地下1階部分にあるイタリア料理店の玄関に辿り着く。

玉沢橋のたもとにあるイタリア料理店「OTTO」の入口
写真右側の階段を下りると店舗玄関
Photo 2012.2.26

 玄関前から環八の道路までは建物と一体化したタイル張りの階段。階段上からは店の玄関先を通って川沿いにまで下りられることは想像しにくい。門扉などがないので、店の休業日や夜間でもこの階段は通行できるようだ。

#階段・坂 世田谷区  #道
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