05/02 辰巳庵・キク薬局・松井歯科(ちょっとモダンな歯科医院)
05/11 朝日新聞マリオン(階段で健康に)
朝日新聞5月12日(火)夕刊 マリオン情報頁で階段の話が取り上げられる予定です。その中で、ちょっとだけ私も登場(談話のみ)の予定。
GWは過ぎちゃったけど、健康のためにも皆様階段を歩きませう、といいつつ、私自身は記者さんに、駅やビルのつまらない階段は使わないことも多いです、などと答えてしまいました。ビルの非常階段なんてのは苦痛なだけのこともあるからな。ビルに行けばエレベーターも使うし、駅ではエスカレーターも使う。階段ファンと聞いて、階段を見れば、せっせとどこでも上り下りしてると記者さんは思ってたかもしれない。その意味ではガッカリさせちゃったかも。でも現代人は、エスカレーターもエレベーターも使うし、どこでも徒歩で行くわけではなく、車にも乗る。
渋谷駅・東横店2F、JR中央改札西側の階段
エスカレーターがないので、ここを通るなら階段を使わないわけにはいかない。
きれいではないけれど、なぜか妙に気になる階段。
私自身は「楽しい階段」を歩いてるわけで、楽しくない階段はどちらかというとあまり歩きたくない。ただ、外の階段はいろんな景色があったりするので、だいたいどこも楽しい。もちろん屋内の階段でも美しい階段や、楽しい階段はたくさんあるけど、体力づくりや健康を第一に考えて階段を歩いているわけではないので、階段ならなんでもかんでも歩くわけではない。実際、変な歩き方をしてたりすると、膝や腰を悪くしたりさえするので注意も必要。
私の階段歩きは訓練や修行ではなく、むしろ体験的階段鑑賞に近い。だから、場合によってはエスカレーターやエレベーターの方が美しく見えたり、楽しいこともある。今回も、愛宕神社男坂が登場するが、愛宕山では、愛宕トンネル脇のエレベーターを使うのも、体験としては面白いと思っている。もちろん、愛宕男坂は皆さんに是非上って欲しいけど、あそこはエレベーターもなんだか面白いです。
ただ、人々の中には、そこそこ健康なのに、車にばかり乗ったり、エスカレーターやエレベーターばかり使っている方もおられるかもしれない。体に障害があったり、ベビーカーを押しているなど、なんらかのハンディがある場合は仕方がないが、もう少し歩いて階段や坂を上り下りする方が良い人も多いかもしれないなとは思う。
というわけで、皆様、階段を歩きませう。
#階段・坂 渋谷区 #マスメディア
3月中旬に近所の蕎麦屋さんが解体された。
解体される辰巳庵
所在地:中野区松が丘1-15
Photo 2009.3.18
気づいた時には既に解体が始まっていて、店内はまっさら。2階の窓も外されていて、その後は、一日か二日で建物全体がすっかりなくなってしまった。
さて、蕎麦屋さんの北隣は、以前にも取りあげたことがある木造洋風建物。隣が取り壊されたら、一時的に南側側面が見えるようになった。
1階:キク薬局、2階:松井歯科。
Photo 2009.4.18
小さな交差点に面した建物で、2階の松井歯科は交差する道路の両方に縦長のガラス窓があるちょっとモダンな建物だと思っていたら、道路に面していない側にも同じ上げ下げ窓があった。以前の写真を見返すと確かに隙間に窓が少しだけ写っているのだが、今までずーっと気がつかなかった。隣地に建物が建っている状態では、このようにしないだろう。そう考えると隣の蕎麦屋さんより古い建物なのかもしれない。
Photo 2006.1.27 以前の様子
他の木造の古い洋風商店建築ではあまり見掛けないデザインだ。玄関部分に小さな切妻屋根が付いているが、特に2階の窓廻りがいいかんじ。
1階のキク薬局は3年前には営業していたが、少し前に廃業。2階も営業してるかどうか判らない状態が続く。この建物もあと何年存続し続けられるか気になる。
Tokyo Lost Architecture
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