10/20 スリープ解除(中断から徐々に復活・・・)
10/21 あの日の銀座・あの日の日本橋(地図本のご紹介)
10/28 決定版!神保町(雑誌記事のご紹介)
続いては、最近出た雑誌について
決定版!神保町 - 完全保存版“本の街”ディープガイド!! (にちぶんMOOK)(→Amazon.co.jp)
発行:日本文芸社、2007.10
A4・132p ¥1,200(税込)
このpp.130-131に、ちょっと記事を書かせて頂きました。タイトルからも分かるように、雑誌の主題は神保町なんですが、近辺ということで駿河台の男坂と女坂についてチョロッと・・・。でも、本Blogの以前の記事にちょっと似てしまってるんで、お恥ずかしい限り。
で、欄外にある「弊社より近日刊行」というものが曲者で、実はこれが、本Blog停止の最大の理由なんであります。Blogなんて書いてるヒマがあったら、原稿書いて下さいよーという、担当者の泣きが聞こえてくるような気がしてしまい、Blogを書くことが逃避のように感じられ、罪悪感があったので、止まってしまった・・・。ようやく、本編については原稿を入れられたので、こうして若干復活している次第。
また、一年近く東京の階段について書いていなかったのは、この本のお話があったからでもあります。
編集の方々の格別のお計らいで、PRも兼ねて神保町特集に入れて頂いたようなわけなんですが、近日刊行なんて書いてくれるなよなぁ。トホホ。まだぜんぜん形になってないんだからさ~。実はまだ写真選び真っ最中。更に、追加調査や校正、最終チェック等がまだ残ってるわけで、先方は年内に出しますっ、と仰っておられるが、こちらは全然自信なし。背水の陣を敷いて下さいねと、雑誌でも宣言されてしまったわけなんだな・・・。
#マスメディア
まずは、最近の書籍から。
「地図物語 あの日の銀座-昭和25年から30年代の思い出と出会う」
著者:佐藤洋一・武揚堂編集部 共著、発行社:武揚堂、2007.9
A4・80p+地図 ¥2,000+Tax
「地図物語 あの日の日本橋-昭和25年から30年代の思い出と出会う」
著者:佐藤洋一・武揚堂編集部 共著、発行社:武揚堂、2007.9
A4・80p+地図 ¥2,000+Tax
以前にもご紹介した本の続編が登場。この前は「あの日の浅草」でしたが、今回は「あの日の銀座」と「あの日の日本橋」。一挙に二冊刊行です。今回も、地図や写真が多数。資料としても読み物としても、一読の価値がある本です。既に大きな書店などでは平積みになっているので、見かけた方も多いかも。著者はこの本のために今年の夏、銀座、日本橋界隈を、くまなく歩いていたそうです。時間が無く、夜間にチェックして廻ったりもしたとか。相変わらず、すごい行動力と体力だなぁ。
さて、9月にこの本が刊行された際、私は著者と、この本を肴に、神田まつやで蕎麦を食べ、執筆時の苦労話などをお聞かせ頂いていた。出来上がったばかりの本を頂戴し、お蕎麦のつゆなどで汚れては大変と思いつつ、その時はチョロッと本を開いたりしていたのだが、なぜか机の反対側の対角線上に座った見知らぬ男性が、なにやら鋭い視線で私どもを見つめておられる。うむむ。なんか文句でもあんのかな、あのオヤジ・・・、といぶかしく思っていたのだが、しばらくすると、思い切ったようにオヤジさんが私たちに声を掛けてきた。「その本なぁに?」。あらら、そういうことだったのね、というわけで、著者はここにいるこの人でーすとご紹介。妙にお話が盛り上がって、ご相伴に預かったりもしてしまった。
いやいや、江戸・東京ファンというのはそこら中にいるもんだなぁ。しかし彼といると、今回に限らず、いろいろなハプニングがある。なんか、そういうものを呼び込むようなオーラがある人なんだよな。私は、あんま、そういうのがないので、羨ましく尊敬もしている。
話はちょっと脱線してしまったが、このシリーズ、知る人ぞ知る、火災保険特殊地図を核として、発行されている。で、付録というか、メインというか、その折り込み地図が毎回入っていて、なんか得した気分になるのだが、さて、路上でこれを使おうとすると、案外、面倒くさい。折り込み地図って、歩きながらはやっぱり広げられないんだよね~。街歩き的には、普通の地図のようなグリッド状の区分図の方が使い易い感じ。大判の本なので、家で広げて見てねってことなんだろうけど、外へ持ち出して、現場と見比べたくなるのも事実で、その辺が難しい。ビニールの外カバーも、目立つので販売上は有利なのかも知れないけど、ややハンドリングが・・・。勝手な意見だし、シリーズになっちゃってるんで変更はしにくいとは思うけど、ゆくゆくは火災保険特殊地図だけを集めた冊子を作って欲しいなと、私は思っている。
諸事情でしばらく中断しておりましたが、ぼちぼち再開しようかと考えております。
中断中に、コメントを頂いた方、お返事を致しませんで失礼致しました。
また、この間も御覧頂いていた方、ありがとうございます。
ペースはゆっくりですが、時々更新して参りますので、またよろしくお願いします。