都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

2013年5月 記事一覧

2013-05-31 | 記事一覧 
05/18 富士見の木造家屋群
05/23 新宿地下探索
05/24 新宿サブナード駐車場
05/25 新宿地下探索・西新宿編
05/26 新宿力「新宿の地下街を歩く」
05/27 花園神社・唐組の紅テント
05/28 スリバチフィールドワーク・横浜山手
05/29 大塚の階段再訪
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大塚の階段再訪

2013-05-29 | 文京区  
大塚5丁目のジグザグ階段
Photo 2013.5.14
東京の階段 DBNo.0379 大塚5丁目・ジグザグな階段

 大塚5丁目のジグザグ階段を2年ぶりに訪問。2年前に下水道工事が行われて、階段が全面的に直された。
 段数としては、途中が1段だけ増えたようだ。
 平場も石畳+コンクリートモルタルから、透水性アスファルト舗装に替えられていた。
 近代化というか進化なんだが、ちょっと普通っぽくなってしまって残念。。

大塚5丁目のクランクした階段
Photo 2013.5.14
東京の階段 DBNo.0359 大塚5丁目・木の下を上る階段

 少し北側のややクランクした階段では、途中の沿道建物が建て替え中で、細街路拡幅のため、塀の位置が後退して、道が少し広がっていた。災害時の危険性を考えて拡幅してるので、これもある意味では正常な?変化だが、路地や細い抜け道を歩いて喜んでいるような私みたいな人にとってはやや残念な変化。

大塚6丁目・豊島が岡へ上る階段
Photo 2013.5.14
東京の階段 DBNo.0375 豊島が岡へ上る階段 下

 坂下通りの南側の斜面にある階段では、階段下部の右側に車庫ができたため、階段幅が半分になって、オレンジ色の車止め兼手摺が設置されていた。取り外し可能なようで、車の出し入れの時には外すのかもしれない。
 しかし道のどまんなかだ。携帯とか見ながら、ぼんやり歩いていたら股間をぶつけそうだ。

#階段・坂 文京区
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スリバチフィールドワーク・横浜山手

2013-05-28 | 神奈川県 

 スリバチフィールドワーク・横浜山手に参加。

横浜・山手駅東側から
Photo 2013.4.28

 山手の起伏はやはりスゴイ。谷地のパノラマ、階段、階段、坂、暗渠、階段、眺望、細い道、擁壁、曲がりくねった道・・・。うわーとか言いながら写真を撮ったりしてると、置いてけぼりになって、迷子。

 長い階段の途中に公衆電話。東京にはこういうのはたぶんないなぁ。

 暗渠沿いの電気屋さんで聞き込み。深さはあまり無いようだが、今も下水として流れてるらしい。

 根岸森林公園。左側は根岸競馬場の堤。谷を横切る形で堤を造り、楕円形っぽいコースを造った。それでもこの部分はコースの他の部分より10mほど低いらしい。堰堤の上には上らなかったが、これ上れたのだろうか。

 南区平楽、中丸バス停付近から北方向。眼下の下り坂は、蓮池坂。東京都心にはこんなに分かり易い谷地景色は少ない。

 南区中村町1丁目。高い擁壁の上に建つ住宅。画面右の坂は、東坂(あずまざか)。

 中区打越48と50の間の階段。この道には坂名は付いていないが、周辺は階段だらけ。右手の高台は牛島山と呼ばれている模様。

 打越橋。橋の下を通る牛島坂は、1928(昭和3)に 市電(長者町線)を通すために造られた切通し坂で、打越橋はその時に丘の上の道路が分断されないように架けられたものだそうだ。
 土木学会に投稿された論文には、震災復興の一環で造られた道路と橋だと記されていたが、親柱や橋台はネオゴシック調となっていた。個人的にはアールデコ系のような気がするが、よくわからん。アーチは放物線状だそうだ。下からも改めて見てみたい。
 幽霊が出るとか、自殺の名所などという有り難くない話がある橋でもあるそうで、このフェンスの高さはそのあたりとも関係がありそうだ。

#階段・坂 神奈川県  #街並み 神奈川県  #地形 
#パノラマ  #眺望  #海・川・池  #橋  #公園 
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花園神社・唐組の紅テント

2013-05-27 | 新宿区  
花園神社境内に仮設された劇団唐組のテント
所在地:新宿区新宿5-17   Google Map
Photo 2013.5.17

 花園神社に行ったら偶然、唐十郎の唐組・紅テントの興行が行われていた。話にはいつも聞いていたが、実際にテントを見たのは初めて。

 5/10~19の週末だけ上演されていたようだ。

#街並み 新宿区  #夕景・夜景  #神社  #広場 
コメント (2)
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新宿力「新宿の地下街を歩く」

2013-05-26 | Weblog 

新宿力「新宿の地下街を歩く」
新宿区立戸山図書館×早稲田大学学生 共同企画

開催日 :2013年6月9日(日)
時間  :東口コース(10:30~12:00)
    :西口コース(13:00~15:00)

募集人数:各コース先着 20名(両コース参加も可)
参加費 :無料
申し込み・問い合わせ:新宿区立戸山図書館 03-3207-1191
     午前9時~午後7時
     (月曜休館・5/29~31特別図書整理のため休館)
     新宿区立戸山図書館 案内

主催  :新宿区立戸山図書館(指定管理者 (株)図書館流通センター)
企画協力:早稲田大学教育学部 生涯教育学専修学生
講師  :松本泰生(早稲田大学理工学術院客員講師)

 なお本企画は、早稲田大学教育学部・生涯教育学専修の授業内で行われた企画コンペティションで、最優秀を受賞した企画をもとに実施するものです。

 


 

企画の顛末

 昨年秋に実施された早稲田大学教育学部で生涯教育学の授業の中で、生涯教育の企画を作るコンペが行われたという。数十人が授業を受講していてその中から、「新宿の地下街を歩く」という企画が最優秀として選ばれた。このコンペは新宿区立戸山図書館とのタイアップで行われており、最優秀企画は戸山図書館のイベント企画として実現することになった。

 この企画を提案した学生は、早大オープンカレッジ講座のパンフレットを見たりして、オープンカレッジ早稲田校で行われている「新宿学」という講座(2013年春は休講)の存在を知っていたそうだ。そこで企画を実施するにあたり、「新宿学」の講師の一人である私に、戸山図書館がまちあるきの講師を依頼して下さったというわけ。

 しかし実は今まで私は、この生涯教育学の授業や戸山図書館には接点がなく、「新宿の地下街を歩く」という講座企画が最優秀に選ばれたこと、それを実施する方向で話が動いていたことなども全く知らなかった。だからいつのまにか企画ができていて、講師候補に据えられていたのには、最初はちょっと面食らった。

 地下街とか地下空間とか、本当はもっとマニアさんはいるのではないかと思う。設計や建設に関与したわけでもないので、見えない部分の設備やら、構造、規模などについて、詳細を知っているわけではない。ただ一応、「新宿学」という講座に関わっている手前、講師依頼が来ているのにお断りするのもなんなので、私などで良ければという感じで講師をお引き受けすることにした。

 申し込みは、上記、戸山図書館の電話のみで可能です。残念ながら私にお返事頂いても申し込んだことにはなりませんので、悪しからず。ご関心のある方は、図書館の方まで随時御電話下さいませ。

#地下  #道  #講座 
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新宿地下探索・西新宿編

2013-05-25 | 新宿区  
丸ノ内線 西新宿駅近くの地下通路   Google Map
Photo 2013.5.17

 丸ノ内線の西新宿駅ができたのは1996年だそうだ。その翌年の1997年に都庁~西新宿駅間の地下通路(タイムズアベニュー1期)が完成。2011年には青梅街道の下を野村ビルまで延伸された(タイムズアベニュー2期)。将来的には大江戸線の新宿西口駅や、さらには東口側のサブナードまでつなぐ計画があるようだが、そちらの完成は未定とのこと。

 あまり行く用事があるエリアではないので今まで知らなかったのだが、行ってみてびっくり。迷路のように地下道と地下街が次々につながっている。

 ところどころには地下広場のようなものも。いまいち何のためのデザインなのか分からなかったが。

 センタービルから野村ビルは昔からつながっていたが、その先、西新宿駅を経て、ヒルトン、ハイアット、都庁というルートで、地下でぐるっと廻れるなんて知らなかった・・・。

 金曜の夜、駅周辺や東口側の丸ノ内線コンコースは混雑していたが、こちらにはほとんど人が居ない。
 SF映画のロケなんかがすぐにでもできそうだ。

 しかしなんなんでしょう、これ。便利なのは分かるし、恐らく朝夕は多くのサラリーマンが通るのだろうけれど、この感じ、大丈夫だろうか。

#地下  #道  #広場 
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新宿サブナード駐車場

2013-05-24 | 新宿区  
新宿サブナード駐車場   Google Map
所在地:新宿区新宿3丁目と歌舞伎町1丁目の間・靖国通り地下
Photo 2013.4.27

 新宿サブナードは1973(昭和48)年に完成。靖国通りとモア4番街の地下にT字型に広がる地下街で、地下1階が商店街、そして地下2階は駐車場になっている。

 そもそもは都市計画駐車場として、路上駐車等による交通渋滞を解消すべく地下に駐車場を造ろうとしたのが始まりで、そこに地下街が併設されているというのが基本。サブナードの場合、現在は新宿サブナード株式会社という会社が、地下街と地下駐車場を経営している。

 ただ歩行者的には、サブナード地下街は知っていても駐車場の方はあまり知らない。私自身、都内では運転をしないので、サブナード駐車場には行ったことがなかった。

 サブナード地下街を歩くと、目立たないがあちこちに地下駐車場への階段がある。400台収容の駐車場が地下街の真下にやはりT字型に広がっているのだが、東西の長さは300m以上あるようで、向こうの端は遙か彼方だ。車の出入口は、東端のピカデリー付近に入口、新宿区役所前に出口、そして西端のプリンスホテル近くに出入口と、各2ヶ所がある。

 金曜の夜に訪れてみたら、東側の伊勢丹近辺には多くの車が停まっていたが、西端の方はがらがらだった。駐車場としては便利なはずで、穴場的な存在のはずだが、酒を飲んでしまったら運転ができなくなるので、そういう向きには使えないということなのだろうか。

新宿サブナード駐車場
新宿サブナード オフィシャルWebサイト
新宿サブナード - Wikipedia
#地下  #自動車 
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新宿地下探索

2013-05-23 | 新宿区  
花園神社北側・E1出口付近
所在地:新宿区新宿5-17   Google Map
Photo 2013.5.17

 副都心線の改札は伊勢丹前交差点あたりの直下だが、そこから明治通りの下に、地下通路が300m近く北方へ靖国通りも越えて花園神社の先まで延びている。この通路、途中から緩やかな下り坂になっているが、なぜわざわざ下り坂にしたのか?

 一つ考えられるのは、この下を通る地下鉄副都心線本体が東新宿駅へ向かって潜行しているため。ただ、地下鉄の本線はシールド工法で建設されているのに対して、駅の通路は恐らく地上から開削して造られている。だとすると本線トンネルに沿う必要はあまりない。

 もう一つ考えられるのは、地上の傾斜に合わせて設計した結果、そうなったということ。改札のある新宿通りは尾根道だが、花園神社の北側は昔、蟹川という神田川支流の上流部だった場所で、歌舞伎町1丁目と2丁目の境の花道通りは、谷道にあたる。新宿通りと花園神社あたりでは4m程度の高低差があり、地下通路を水平にすると次第に地表面に近づいていく。出口として出る際には便利だが、地中にはガスやら上下水道などのインフラが埋設されているわけで、それを避け、地表面から一定の深さを確保するために、後から出来た地下通路は地形に合わせて傾斜しているということ。

 副都心線の線路部分はシールド工法で造られているが、それほど深くない位置にある地下鉄駅などは、実際はほとんど全部をいちど掘り返していて、そこに通路を造ってから周辺を埋め戻す開削工法で造られているので、新宿駅の諸々の施設をわざわざシールドに沿って造るのはやや考えにくい。

 将来的にはサブナードを東に延伸させて、この地下通路に繋ぐことも検討されているとかいないとか。サブナードは丸ノ内線コンコースより一段深い場所にあるので、徐々に通路を深くしておくことはそれを検討する上でも有効なことかもしれない。

#地下  #道
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富士見の木造家屋群

2013-05-18 | 千代田区 

東京新旧写真比較(1994/2012) No.048 千代田区富士見の木造家屋群

木造家屋群
所在地:千代田区富士見2-1
構造・階数:木2
備考 :2008年に再開発により解体
Photo 1994.7.16(ノーマル)、 Photo 2012.12.8(マウスオン)

 東京大神宮のそばに、木造2階建て家屋ばかりが数棟建つ一角が数年前まであった。2007年にはまだ全ての建物が残っていたが、2008年4月頃から順次解体されて、2009年にはそれらの跡地に一棟の9階建ての共同住宅が造られた。

 その後、一連の工事が終わったので、以前と同じ所からの撮影を試みた。画面内に残る建物がほとんど無いので位置取りが難航したが、だいたいこのような感じではないかと思う。

大木がある木造家屋
Photo 2006.5.14(ノーマル)、 Photo 2009.11.28(マウスオン)

 黒い板塀に囲まれた住宅には大木があり、家屋がその陰にひっそりと建っていたのが印象的だった。家の解体時には枝が全て落とされて幹だけになったが、伐採はされず一本だけ残された。木造住居の街並みが完全に消えたのは残念だったが、樹木が残されたのは、この大木が保存樹などになっていて、自治体が保存を要請したり指導したのかもしれない。もしくは、開発者が環境や歴史について少し考えたのか、その緑がウリになると考えたからか・・・。

Tokyo Lost Architecture
#東京新旧写真比較 千代田区  #失われた建物 千代田区  #街並み 千代田区  #和風住宅 
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