06/03 富士ビル
06/07 江戸源
06/11 葺手町アパート
06/15 里水
06/19 東京都交通局 大塚営業所
06/23 東京都金物協同組合倉庫?
06/26 七夕に神楽坂の階段まちあるき
06/27 スミノ近江屋
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06/03 富士ビル
06/07 江戸源
06/11 葺手町アパート
06/15 里水
06/19 東京都交通局 大塚営業所
06/23 東京都金物協同組合倉庫?
06/26 七夕に神楽坂の階段まちあるき
06/27 スミノ近江屋
スミノ近江屋
所在地:墨田区東向島5-32
構造・階数:木造・3F
建設年:戦後まもなく
解体年:2006(平成18)
Photo 1995.6.11
玉ノ井いろは通りの東端近くの角地にあったお店。1階が普通の店舗だったため、看板建築状だった2階だけを撮ってしまい、そのため何のお店だったか分からなくなってしまっていたが、ネット情報によれば呉服店だったそうだ。
私の写真で見ると3階建てのビルのように見えるが、同記事には斜め横からの写真があり、屋根裏3階のようないわゆる看板建築的な建物だったことがわかる。
近江屋という店名は主人の祖父の出身地が近江だったからという。ならばスミノは名字だろうか?、それとも角地にあったから「隅の」が元だろうか。
同記事にもあるようにこの建物は2006年に解体された。跡地にはマンションが2007年に竣工している。
玉乃井の呉服店 - Kai-Wai 散策( ← 2022年時点でサイト消失)
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 墨田区 #商業系 #看板建築
#モルタル看板建築 ブログ内タグ一覧
夜の階段まちあるき・神楽坂編
07/07(土)
東西線 神楽坂駅 2番出口(矢来口)を出て、la kagu 前に18:30集合。
終了予定は20:30〜21:00。終了場所未定(周辺のいずれかの駅)。
写真を撮ったりしながら、階段と街を2時間ほどゆるゆる歩く予定です。
申込不要(現地集合)。無料。
解説ほぼなし。解説資料なし。コースの詳細未定。
雨天でも実施(台風などの荒天で交通機関が止まるような場合は中止)
地図は下記に置きますので、希望者は各自ダウンロードして下さい(当日配布なし)。
神楽坂地図
宵の刻に階段を歩くとなると、やはり最初は神楽坂あたりになるのかなぁ、ということでいちど実施しようとしましたが、主催者(私)が体調不良でキャンセルしてしまったため、再度企画致しました。
東京都金物協同組合倉庫?
所在地:台東区松が谷2-22
構造・階数:石造・2F+RF
備考 :解体
Photo 1992.8.14
石造で内部は2階(2層)だったようだ。またトタン張りで3階が増築されていた。
撮影場所をメモしておかなかったので、場所が分からなくなっていたが、最近になってGoogle Street Viewの映像と照合して所在地が分かった物件。
昔の住宅地図では「東京都金物協同組合」となっているが、窓がなくどう見ても蔵や倉庫の類で、どうやら写真右端にわずかに見えているのが組合のオフィスだったらしい。だとするとこれは組合所有の倉庫とかだったのだろうか。
しかしネットでこの組合名で検索しても該当するものがない。似たような名前のものとしては東京金物卸商協同組合があるが、これは昔から日本橋浜町のようなので、そうなると見当がつかない。そのへんよく分からないが、まあそれはわきへ置くとして、妙に迫力のある石造倉庫があった、ということに留める。
この建物がいつ頃まであったのかはわからない。ただ、跡地に建っている松が谷レジデンスが1996年2月竣工なので、1995年頃までには解体されたのではないかと思う。下町エリアには頻繁には訪れていないため、この建物を見たのはこの写真を撮ったいちどだけだった。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 台東区 #倉庫・蔵
東京都交通局 大塚営業所
所在地:文京区大塚1-4
建設年:1925(大正14)
構造・階数:RC・2F
備考 :2016〜17に解体
Photo 2006.3.24
もともと東京市電の車庫として1925年に開設されたものだったそうだ。
1928(昭和3)年に市バスの営業所になり、その後、都バスの大塚営業所になった。
2008年に大塚営業所から巣鴨自動車営業所大塚支所となり、更に2015年に巣鴨営業所に統合され、閉鎖されたそうだ。
Photo 2011.9.27
道路に近い場所の2階建ては事務所。装飾がほとんど無いモダンデザインのオフィスだが、一番手前の1階部分だけ、張り出した小部屋が付いている。案内所か守衛室だったのだろうか。
Photo 2011.9.27
敷地の奥の方にはRC造平屋の車庫建物が建っていた。
Photo 2016.4.20
2016年4月時点で建物は存在していたが、既に工事用囲いで囲われていた。
2017年10月時点のGoogle S.V.では既に解体されており、現在は更地の模様。
Photo 2016.4.20
東側に隣接するアトラスタワー茗荷谷の低層部2階からは閉鎖後も敷地内を覗き見ることができていた。バスがいなくなった駐車場はがらんとしていた。
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#失われた建物 文京区 #近代建築 #自動車 #オフィス #公共施設
里水
所在地:新宿区市谷田町3-13
構造・階数:木・2F
備考 :解体・建て替え
Photo 2000.11.15
写真の時点で既に営業はしていなかったようで、なんのお店だったのかよく分からないままに終わってしまった。ただ写真を詳細に見ると、店先にポカリの自販機があり、雪印のビンケースが積まれている。また、手前下の腰壁にはタイルで牧場と牛の絵柄が描かれている。どうも牛乳か飲み物などを販売している店だったようだ。
それと軒上には「申込は(260)05××へ」とも書かれている。牛乳配達とかの申込受付をしているということだったのだろうか。その時に確かめなかったので、現在ではこれもよくわからない。
2009年11月のGoogle Street Viewでは既に建て替えられているので、遅くとも2008年末頃までには解体されたと思われる。
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#失われた建物 新宿区 #看板建築
葺手町アパート
所在地:港区虎ノ門4-1
構造・階数:RC・3F
備考 :2011年に解体
Photo 2008.5.21
アパートの名は、現在の虎ノ門4丁目の一部がかつては芝葺手町という名だったことからだろう。
どのような共同住宅だったかは分からない。場所柄、社員寮の類だったのかもしれないが詳細は知らず。2008年時点で既に住人はおらずフェンスで囲まれた廃墟状態だった。
周辺の再開発が次第に進み、真新しいビルがかなり増えるなかで、コンクリート打ち放しの低層アパートは妙な存在感を醸しだしていた。
Photo 2008.5.21
現在この東南側で、虎ノ門トラストシティ ワールドゲート計画と、気象庁虎ノ門庁舎・港区立教育センター整備が行われているが、この2つの再開発事業敷地の間には新しく道路が造られる予定で、葺手町アパートの敷地はこの道路予定地となっている。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 港区 #住宅系 #集合住宅
江戸源
所在地:中央区銀座7-2
構造・階数:木造・2F
備考 :2007(平成19)年8月閉店、その後解体
Photo 2008.1.26
江戸源は1955(昭和30)年創業のおでん屋で、元は芸者置屋の建物だったという。木造モルタルの建物でややくたびれていたが、窓外に目隠し板があるなど、単なる日本家屋とは少々異なる雰囲気の建物だった。
2007年8月に閉店したそうなので写真はその数ヶ月後のもの。中央通りとJRの間の賑やかな一角に残っている数少ない木造家屋だったが、その後、解体されたらしく、現在は3階建てのビルになっている。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 中央区 #商業系
富士ビル
所在地:千代田区丸の内3-2
建設年:1962(昭和37)
構造 :SRC
階数 :10F+R2F+B4F
備考 :2015(平成27)に解体。建て替え
Photo 2010.9.15 丸の内仲通りから
富士ビルは、東西は40m弱だったが、南北方向は100m程度あり、丸の内仲通りに面して長く連なる壁面を持つビルだった。
同じ街区内にあった東京會舘ビル、東京商工会議所ビルとほぼ同時期に解体され、「(仮称)丸の内3-2計画」として、現在、30階建て、高さ約150mの超高層ビルが建設されている。
Photo 2014.4.6 丸の内仲通り側の様子
丸の内仲通りに面した1階はもともとはなんの変哲もないデザインで、単にオフィスが並ぶだけだったが、仲通りに面した他のビルと同様、ファッションや飲食系の店舗が並ぶようになり、近年はお洒落な感じの街並みになっていた。
富士ビルの奥は、帝国劇場がある国際ビルディングがほぼ同じ高さで連なっていた。写真奥の高層ビルはDNタワー21。再開発後はここも超高層オフィスが林立することになる模様。
Tokyo Lost Architecture
#失われた建物 千代田区 #オフィス #モダニズム