北口本宮冨士浅間神社
所在地:山梨県富士吉田市上吉田 Google Map
Photo 2012.8.13
美しい杉林の中を行く参道。
日本武尊が東征の際に立ち寄り、富士を仰ぎ見る場所と言ったことから創建されたといわれ、境内には吉田口の登山道入口もある。
北口本宮冨士浅間神社
高さ17.5mの大鳥居は、木造鳥居としては日本最大という。
8月下旬の「鎮火祭・吉田の火祭り」を前に大松明が奉納されていた。火祭りの際には数十本の大松明が街中の通りに掲げられる。
忍野八海の一つの泉水から流れ出す御手洗川を渡って随神門をくぐり、拝殿前へ。
1688年に造られた立派な社殿(拝殿・重文)の左前には、樹高約45mで、樹齢約1000年とも云われる、富士太郎杉が聳える。境内にはこの他にも次郎杉や夫婦桧、大銀杏などの大木が。
参道入口は国道138号に面しており、夏場は中央道から山中湖へ向かう車がひっきりなしに通っている。写真を撮っていたら、通り掛かりの観光客の中年夫婦も写真を撮っていて、だんなに声を掛けられた。「この神社、有名なんですかね~?、なんか御利益とかはあるんですか?」
あやうくずっこけそうになった・・・。写真をパシャパシャ撮っておきながら、全然分かってないのがなんだか逆にスゴイ。神社と見ると御利益を軸に考えるあたりも、俗っぽいな・・・。霊山の遙拝所で、富士周辺の浅間神社の中でも歴史や規模の面で一二を争うものだと思うが、私も観光客なので説明もそこそこに退散。
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