いろは通り
所在地:青森市 古川1-13-12
構造・階数:木・2
解体年代:2018〜22(平成30〜令和4)
Photo 1998.8.24
こちらは少し前まで建物が残っていてGoogleストリートビューでも確認できたもの。店先の通りに商品を山積みしたりしていて、撮影時は賑やかな市場といった雰囲気だった。
現在、Googleストリートビューで見られるのは2014年以降の画像だが、この頃になると閉じてしまっている店も増えていて賑やかさはあまりない。それでも2018年までは建物が残っていた。だが、2022年の画像では写真中央の三浦商店(青い建物)の左側の阿保商店(茶色の建物)までが解体されて、駐車場になっている。
私が訪れたのは午後〜夕方の時間帯で、ストリートビューの撮影時間帯とは異なっているかもしれないので一概には言えないが、ストリートビューの画像では人通りも少なく、閑散とした印象。
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青森公益魚菜市場?
所在地:青森市 古川1-12-4
解体年代:1998〜2014(平成10〜26)
Photo 1998.8.24
建物の外観や看板を撮らずに入口と内部だけを撮ったため、正確な場所や施設名がはっきりしない。
Google ストリートビューで駅周辺のある程度大きな市場の建物を探してみたところ、似ているものはあったが同じものは現存しないようだった。そこで現存しない市場系の建物を90年代の住宅地図で探したところ、青森公益魚菜市場が候補として残った次第。ただ、改装されて現存している可能性もあるので、結局のところ確証はない。
よく見ると1枚目の写真と2枚目では売場のしつらえが少し異なっている。もしかするとこの2枚の写真も別々の建物だったのかもしれない。四半世紀経っているので当時の記憶はやはり曖昧になってしまっている。
2023.3.19追記
Facebookサイトにリンクしてこの記事を公開したところ、2枚目の方は「青食センター」ではないか、という御指摘があった。青食センターの内部の様子をネットで発見できていなかったため、2枚目も青森公益魚菜市場としていたが、御教示頂いた下記サイトの写真を見ると、2枚目は青食センターのようだ。
通称、青食センター(協同組合青森生鮮食品センター)は青森公益魚菜市場の南隣で、Googleストリートビューで見ると建物は2022年9月時点で残っている。ただ、2018年5月のストリートビュー写真ではまだ市場として営業していたが、4年後の2022年では1階がコインパーキングになっており、上の階も空き家になっているようだ。
懐かしい風景を求めて 2014.7 鉄旅北東北 第22回 青森レトロ市場めぐり
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鈴蘭通飲食街
所在地:青森市 新町1-6-25
構造・階数:木・3
解体年代:2011〜14(平成23〜26)
Photo 1998.8.24
青森駅の駅前、現在アウガが建っている街区の東側の一角にあった袋小路の飲食店街。写真左側の建物群はこの裏側の通りにも建物が面しているので、こちら側は店の裏側だったのかもしれず、看板も出ていなかった。
1993年の住宅地図では、写真右側奥の一角が鈴蘭通飲食街とされている。写真の時点で看板が掲げられていたのは、みゆき、レインボー、スナック凡の3軒のみ。老朽化していて周辺も含めての再開発がそのうちされるかもしれないと思ったが、すぐにはなくならず、Googleストリートビューで確認したところでは、2010年代前半まで建物が残っていたようだ(店が営業していたかは不明)。
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長澤商店/五番軒
所在地:青森市 新町1-4-4
構造・階数:木・3/木・2
解体年代:1998〜99(平成10〜11)
Photo 1998.8.24
前項の徳永りんご商店の少し南側に建っていたモルタル看板建築と2階建ての木造商店。左側の木造モルタル3階建てには上部に「長澤商店」の文字があるが、撮影時は既に別の店舗になっていたようだ。1993年の住宅地図には、ますや・東京ギフト・コータリーの3店の名が見られる。
この二つの建物も前項の徳永りんご商店などと共に解体され、跡地にはFestivalcity AUGA(アウガ)が完成した。また、ここの住所も新町1-3に替わっている。
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徳永りんご商店
所在地:青森市 新町1-4-3
構造・階数:木・2
解体年代:1998〜99(平成10〜11)
Photo 1998.8.24
JR青森駅のそばにあったモルタル看板建築商店。妻入りの店舗だったようで中央部の壁が高くされていた。ただ、再開発目前の時期だったようで、周辺には空地が多くこの店も営業しているかどうか判らなかった。
この年か翌年に、右端、左端の建物と共に解体され、跡地では1999年9月に工事が始まり。2001年1月にFestivalcity AUGA(アウガ)が竣工した。徳永商店の西側の小路も廃止され、一角の住所は新町1-3に替わっている。
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JR青森駅 駅前広場
所在地:青森市 新町1-3
Photo 1998.8.24
JR青森駅の駅舎前から駅前広場を北東方向に見た写真。1998年のこの撮影以後は訪れていないが、四半世紀が経過しているので、Googleストリートビューで確認してみると駅前広場の町並みの様子はかなり変わっているようだ。
写真奥の斜張橋は青森ベイブリッジ。その右側のホテルニュームラコシと左側の小田島ビルは2022年9月時点で現存している。ただ小田島ビル上部の広告塔には広告が付いておらず、小田島歯科の看板も現在はない。
一方、小田島ビルの左側の伯養軒は2011年時点で既に消失。写真右側奥の青森グランドホテルも2015〜17年に解体されている。
広場内のレイアウトも変わったようで、現在は広場の北側はタクシープールとされているようだ。
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船水冷蔵庫/ニッポンレンタカー青森駅前営業所
所在地:青森市 安方1-6
構造 :石造
解体年代:1998〜2011(平成10〜23)
Photo 1998.8.24
1993年の住宅地図ではこの石造の蔵は「船水冷蔵庫」で、北側にレンタカーの事務所と駐車場があったことになっている。ただ撮影時にこの建物がまだ冷蔵庫として使われていたかどうかは不明。ちょっと不思議なのは、この建物の屋上や壁面にレンタカー会社の看板が取り付けられていたこと。
2011年8月時点のGoogle ストリートビューの画像では、石蔵は既に消失していてその跡地もレンタカーの駐車場になっている。そしてこの営業所は2022年9月時点でも同所で存続している。
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