04/03 静岡市役所 静岡庁舎 本館
04/06 静岡県庁 本館
04/09 静岡銀行 本店(旧三十五銀行本店・静岡三十五銀行本店)
04/12 安倍川橋
04/15 平和生命ビル
04/18 東海軒
04/21 静岡カトリック教会 谷津巡回教会堂
04/24 旧エンバーソン住宅(旧日本キリスト教団静岡教会記念館)
04/27 旧マッケンジー邸
旧マッケンジー邸
所在地:静岡市駿河区高松2852
建設年:1940(昭和15)
構造・階数:木・2+塔屋
設計 :W.M.ヴォーリズ
備考 :国登録有形文化財
Photo 2011.2.22
旧外人茶商住宅。駿河湾にほど近い場所に建つスペイン風の洋館。
現在は静岡市が管理。室内楽のサロンコンサートなどの催し物にも利用されている。
国登録有形文化財 旧マッケンジー住宅:静岡市
旧マッケンジー住宅 文化遺産オンライン
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旧エンバーソン住宅(旧日本キリスト教団静岡教会記念館)
所在地 :静岡市駿河区池田2864
建設年 :1904(明治37)
構造・階数:木・2
備考 :静岡市指定有形文化財
Photo 1991.1.7
キリスト教伝道のためカナダから日本に派遣されたロバート・エンバーソンの自邸。かつては静岡市中心部の西草深にあった。同氏が帰国した後は、代々の宣教師や牧師の住宅となっていた。
住宅は老朽化のため建て替えられることになり、その際、旧エンバーソン住宅は1986(昭和61)に静岡市に寄贈され、池田山自然公園内に移築された。1987(昭和62)から現在地で公開。
木造2階、屋根は寄棟造瓦葺き、外壁は下見板張りで、ポーチやバルコニーを持つ明治の洋館(擬洋風建築)。
市指定有形文化財 旧エンバーソン住宅:静岡市
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静岡カトリック教会 谷津巡回教会堂
所在地 :静岡市葵区谷津
構造・階数:木・1
建設年 :1917(大正6)頃
備考 :2012(平成24)に焼失
Photo 1989.3.23
静岡市中心部から30分程の郊外、藁科川中流にある小さな巡回教会堂。
木造平屋瓦葺き下見板張り。右側に司祭館が付く。内部は畳敷きだったという。
残念ながら2012.5.24に放火とみられる火災で焼失。
国指定の登録有形文化財だったが、同年中に登録が抹消された。
流れ星コレクション > 失われた名建築(中部1)
> 谷津カトリック巡回教会堂
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東海軒
所在地 :静岡市葵区紺屋町17
建設年 :1929(昭和4)
構造・階数:RC・3F
Photo 1995.4.15
静岡駅前の国道一号線沿いに建っていた、駅弁の東海軒の本社ビル。2007年1月で閉鎖。同年5月に解体され、跡地には紺屋町再開発ビル(葵タワー)が建設された。
1階は店舗と工場、2階は工場と事務所、3階は社員食堂などとして使われていたという。写真でもなんとなく分かるが、当初は角部分のみが3階建てだったらしく、後年、全体を3階建てに増築したという。
流れ星コレクション > 失われた名建築(中部1) > 東海軒
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平和生命ビル・平和生命静岡支店
所在地 :静岡市葵区御幸町6-11
竣工年 :不明
構造・階数:RC・5F
解体年 :1990年代前半
Photo 1989.3.28
無装飾のモダンなオフィスビル建築。階段室最上部に塔状の意匠がつく。
1978年のゼンリン住宅地図では、1Fは田中屋マートと江崎書店駅前店、シャンソン駅前営業所、2Fはシャンソン不動産・静岡情報処理センター、3〜5Fが平和生命静岡支社だった。
なお、このビルは90年代前半に解体された。住宅地図によれば、1995年までに8F建ての新しいビル、イチセビルディングに建て替えられていた。また、同ビルでは7〜8Fに平和生命静岡支社があった。
その後については詳細を調べていない。平和生命は2000年にエトナヘイワ生命に社名変更、現在はニッセイ・ウェルス生命保険となっている。
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安倍川橋
建設年:1923(大正12)
構造 :S造・ボーストリングトラス橋×12連+ローゼ橋×1
長さ :490m(35m×12+70m)
幅 :7m
備考 :英国から輸入した鋼材を使っている
Photo 1995.5.5(写真は東詰)
安倍川に架かる14連(当初)の曲弦トラス橋。
1990(平成2)年に、右折レーンを設置するために西詰の2連トラスが架け替えられた。
薄緑色をした鉄骨がトラスに組まれた橋。最初の部分にはゲート状の装飾看板が取り付けられている。ブレス材の鉄骨は細く、昔風の橋であることが見て取れる。車で渡ると鉄の籠に次から次へと入っていくような感じ。新しく大きな橋で得られるダイナミックな風景体験とはまた異なるクラシックで繊細な印象の空間体験。
静岡県/土木遺産(道路橋)
土木学会選奨土木遺産 中部 / 安倍川橋
歴史的鋼橋: T8-003 安倍川橋
安倍川橋の解説シート | 土木学会 選奨土木遺産
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静岡銀行本店(旧三十五銀行本店・静岡三十五銀行本店)
所在地:静岡市葵区呉服町1-10
建設年:1931(昭和6)
構造・階数:SRC・3F
設計 :中村與資平
備考 :国登録有形文化財
Photo 2009.2.8
呉服町通り・本通交差点に建つ様式的銀行建築。各面に4本のドリス式の柱が付けられている。1980年代に隣接地に新館(写真後方)が建設され、本館も保存しながら利用されている。
三十五銀行は、1897(明治30)年に浜松の第二十八国立銀行と静岡の第三十五国立銀行が合併して成立。1937(昭和12)年に旧静岡銀行と合併して静岡三十五銀行となった。更に1943(昭和18)年に浜松の遠州銀行と合併して静岡銀行となった。
呉服町通り側のファサード Photo 2012.1.5
旧静岡三十五銀行本店(静岡銀行本店)|ふじのくに文化資源データベース
中村與資平記念館新館 > 三十五銀行本店
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静岡県庁 本館
所在地:静岡市葵区追手町9-6
建設年:1937(昭和12)
構造 :RC
階数 :4+塔屋
設計 :中村與資平
Photo 2012.1.5
塔屋は方形造で、玄関庇や軒庇に赤い瓦が載り、戦前に広まったいわゆる帝冠様式となっている。追手町通りを挟んで市役所と対峙しており、優美なデザインの市役所と堅牢な印象の県庁という形で対をなしている。
左右に東館(18F)・西館(10F)、更に右後方に新館(20F)が建設され、本館は主に議会棟として保存・利用されている。
Photo 2011.9.22
建物に近づくと、頂部の三角屋根の屋根面は見えなくなってしまう。
中村與資平記念館新館 > 静岡県庁
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静岡市役所本館 奥は静岡中央署 Photo 2000.11.1
静岡市役所
所在地:静岡市葵区追手町5
建設年:1934(昭和9)
構造 :RC
階数 :4F+塔屋
設計 :中村與資平
備考 :国登録有形文化財
浜松出身の中村與資平の設計により建てられた、明るい洋風建築。モザイクタイルを貼った塔屋のドームが印象的で、静岡市のシンボルとなっている。隣接地に高層の新館が建てられたのを機に修復され、議会棟、市民ギャラリーとして利用されている。随所にテラコッタによる華やかな装飾が施されている。
中庭側から塔屋 Photo 1989.8.21
改修前の平面型はコの字型をしていたが、新館が完成して、本館の保存措置を講じる際、一部は取り壊されL字型にされた。建物裏側の中庭部分は駐輪場を下に持つ人工地盤の公園として整備された。修復によってところどころ剥がれ落ちていたモザイクタイルも復旧し、華やかなドームが復活した。
ドーム部分の詳細 Photo 2009.2.8
かなり凝った装飾で、またドーム表面にはモザイクタイルで細かな模様が施されている。
玄関ホールと中央階段室 Photo 1995.4.15
正面の扉を開けると人工地盤の中庭に出る。
玄関正面階段上のステンドグラス Photo 2012.1.5
中央階段上部より玄関ホール Photo 1995.4.15
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静岡市役所 静岡庁舎本館
静岡市役所本館・ あおい塔|ふじのくに文化資源データベース
中村與資平記念館新館 > 静岡市役所
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