東京新旧写真比較(1988/2015) No.057 霞が関ビルから
四半世紀のうちにビルがかなり増えて、東京タワーもビル街の中の塔になってしまった。
霞が関ビルから 芝公園・東京タワー方面
所在地:千代田区霞が関3-2
Photo 1988.12.19(マウスオフ)36Fの展望室から
Photo 2015.12.7(マウスオン)35Fの東海大学校友会館から
(画像にポインターを重ねると画像が切り替わります。)
最上階の展望室がなくなってしまったので、全く同じ場所からは撮影できない。1フロア下の少し東側から撮って画角などを後で調整したが、どうしても建物相互の位置関係はずれてしまった。
1988年の写真は夕暮れなのでぼんやりしている。
中央の建設中のビルはNEC本社。その手前の緑は芝公園と芝ゴルフ場。手前左が愛宕山で、山頂にNHKの放送博物館が見えている。
新旧の写真を見比べると、手前に愛宕グリーンヒルズができたのと、周辺に超高層ビルがかなり増えたので印象がかなり変わっている。
NECの本社ビルも東京タワーもビル群の間に埋もれ、芝ゴルフ場はなくなり、芝公園もあまりよく見えなくなった。ただ愛宕山やNHK放送博物館は近くにあることもあってまだ見えている。また左端には東京港の水面が幸運にもまだわずかに見えている。
また、東京タワーは塗り分けのパターンが変更された。1988年当時、大展望台は赤だったが、現在は白。そして特別展望台上部にデジタル系の送信アンテナを設置したため、現在は上の方が太くなっている。見比べてみると、昔の方が尖っていたかんじ。
そして実はこの写真の画角左外には虎ノ門ヒルズが画面上端を突き抜けて聳えている。
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