都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

帰国

1993-03-21 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.21 Sun 〜Bangkok〜Narita Japan

08:30(日本時間)朝食。アテネを離陸して、夜の食事をしてから5時間半しか経っていないのだが、もう朝食の時間。西から東へは1日のペースが早くなるのでやりにくい。夜の間、あまり眠れなかった。だが、横に乗っている田舎もんのおやじはぐっすり狸のように寝ている。夕食時には日本酒を飲んで酔っ払い、くちゃくちゃ音を立てて食べ、楊枝をくわえたまま寝てしまうなど、最低のふるまい。おまけに足まで臭いときている。どうにかならんのだろうか。日本人の恥さらしだな。

09:00 朝食終了。朝食中に空が明るくなり、朝日が機内にも差してくる。

10:40 タイ上空に到達。飛行機が着陸する直前、タイの農村風景が上空から見えた。運河だか河川が曲がりくねって家々の間を流れている。短冊形の田圃も並んで見えた。

11:00(タイ時間で09:00) バンコク国際空港到着。50分でトランジット。バンコクは薄曇り。気温26℃で飛行機から降りるとモアーッと暖かい。空港内は冷房が掛かっている。タイの通貨はバーツ。Bahtという表示が免税店などで出ている。ギリシャの通貨ドラクマはここではもう使えない。日本まではあと7時間あまり。

13:30(タイ時間で11:30) タイ空港から離陸。飛行機に乗り込んでから1時間あまり、離陸許可が下りず、離陸まで相当待たされた。日本まではあと5時間半だという。

14:30 昼食。またしても食事。確かに6時間は経過しているのだが、座席に座りっぱなしで何もしておらず、うとうとしたりしてるだけで、ほとんどエネルギーを消費していないため、ほとんどお腹は空いていないのだった。でももったいないから食べてしまう。

15:30 昼食終了。隣の席の人と少しお話。福井工業大学で運転手をしているという。今回はエジプト旅行だったそうだ。今まで、中国、インドと行ったけど、言葉が分からなくって云々と言っていたが、それでもまだツアーは気楽だなと感じる。

18:50 成田空港着。着陸後、滑走路からエプロンまでずるずる走り回り、それに結構時間が掛かる。
19:40 再入国を済ませ、荷物を受け取る。実家に電話。
20:06 京成特急に乗る。

21:12 日暮里駅着。ここでK氏、S君ともお別れ。長くもあり、短くもあった3週間だった。でもまあ3人で行って良かったんじゃないのかなと思う。京浜東北線で東京駅へ向かう。

21:30 東京駅着。21:31の静岡行きには乗れず。
22:07 新幹線こだま静岡行き最終列車に乗る。

23:29 静岡着。
24:00 実家着。3週間の旅行は楽しかったし、非常に面白かったが、最終的にはやはり疲れたかな。

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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帰国へ

1993-03-20 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.20 Sat Athene〜

13:00 プラカ地区へ舞い戻り、喫茶店でカプチーノを飲む。540Drsとここは割合に高い。その後、先程のネックレスを売っていた店を探してプラカ地区を歩くが、なぜか店が見つからず、14時過ぎになり焦る。14:20にようやくお店を発見。12,000Drs、日本円にして6,700円程度で18Kネックレスを購入。

14:30 K氏、S君とホテルの前で落ち合う。荷物を持ってシンタグマ広場へ向かう。

15:00 シンタグマ広場でバスを待つ。15:20過ぎにWest Air Terminal行きが通りかかったが、止まってくれなかった。この間にもバスを待つ客が増えていく。
15:40 ようやくバスをつかまえる。160Drs。

16:10 空港到着。バスに乗る時、日本人の奥さんを持つイスラエルの人と一緒になる。彼は同じ便でバンコクへ行くらしい。 チェックイン。チケットを貰ってようやくホッとする。

17:00 出国。免税店で研究室用にOuzo(ギリシャのお酒)を買う。家にはピスタチオのチョコレートを買った。
18:30 飛行機に搭乗。窓際の席になる。夕暮れが近い。

19:20 離陸。アテネの夜景がとてもきれいだった。ウォークマンで曲を聴きながら外を眺める。オリンピック航空という会社の飛行機だったが、機内サービスは割合によい。しかし音楽の聞こえ方が今ひとつさえない。日本時間に時計を合わせる。

20:00 機内食が出る。バンコク到着はバンコク時間で朝の8時半頃の見込み。これから8時間程度の飛行だという。

20:50(+7h、日本時間で21日03:50) どこでもそうだが、機内食のペースはやけに速い。とっとと食べないと片づけに間に合わず、トレーが長いこと残ってしまう。それに次々にいろんなことが行われて意外なほど忙しい。はい、次は映画、軽食、といった具合である。慣れてしまうとどれかをパスしてしまうのだろうが、貧乏性なので全部対応しようとしてしまうと落ち着く暇がない。

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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アクロポリスの丘周辺

1993-03-20 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.20 Sat Athene〜

09:30 起床。最後の2、3日はスケジュールをゆったりさせて、のんびり起きた。
10:30 ホテルをチェックアウト。昼過ぎまで荷物をホテルの1Fで預かって貰う。

11:00 朝食。今日も例のお店にお世話になる。790Drs。本当に美味しい。

11:30 市内を散歩。金のネックレスに出会う。

 また昨日の丘の方へ向かう。破れた柵の間から入り込んだら、絵はがきでも見たアクロポリスの丘の景色に出会えて感激する。

 アクロポリスの丘を南側へ回り込み、劇場跡へ向かう。

12:00 200Drsを払って見学。今日も日差しは強く、暖かい。

 劇場跡の上段から(2枚の画像を合成)。

 最前列の座席部分

 劇場後方の丘から。菜の花?がたくさん咲いていた。

 劇場後方の丘からフィロハポス記念碑のある丘方面遠望

#街並み 海外  #眺望  #パノラマ  #山  #公園  #塔 
#ギリシャ  #野外劇場・スタジアム  #神殿  #世界遺産 
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ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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リカヴィトスの丘からの夜景

1993-03-19 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.19 Fri Athene

20:00 ホテルをまた出て、一人でリカヴィトスの丘のケーブルカーに乗りに行く。

20:30 ケーブルカー(350Drs)に乗る。夜だが、結構観光客が来ている。日本人は全然いなかったが、上に行ってからしばらくしたら2人の日本人がやってきた。

 やはり夜景はきれいだ。アクロポリスの丘がライトアップされていた。残念ながらパルテノン神殿はライトアップされていなかったが、エレクティオン神殿が光を浴びて輝いていた。この丘じたいも照らし出されていたので、やや手前が眩しかったが・・・。

21:00 ケーブルカーで下山。麓の雑貨店で700Drsで小さな瓶を買う。ちまちました買い方が多いけれどまあよい。そのままホテルへ戻ろうとしたのだが、夜だったのでちょっと道に迷ってしまった。

21:40 ホテルに戻ってシャワーを浴びる。後半になったらぬるくなってしまった。途中、せかすように「Finished?」と聞いてきた奴がいた。

22:30 明日は帰国だ。荷物をまとめて寝る。

#街並み 海外  #眺望  #山  #夕景・夜景   タグ一覧

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フィロハポス記念碑のある丘

1993-03-19 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.19 Fri Athene

15:00 フィラパポス記念碑のある丘へ上る。絵はがきそのままの風景が見えて感動する。もう一つの絵はがき風景の場所は遺跡公園の中で見ることができなかったが・・・。

アテナ・アルケゲテス門(Gate of Athena Archegetis)

16:30 プラカ地区の土産物屋街へ行く。結局、オニキスの箱、Tシャツ×2枚、ギリシャ音楽のテープ。銀細工、地図、ペーパーナイフを買う。いろんなものを買ったなぁ。

18:00 アギオスエレフテリオス教会近くの喫茶店でカプチーノダブルを飲む。結局今日も結構疲れてしまった。

18:30 ホテルに戻ろうとしてK氏に出会い、今日も例のレストランへ行く。行ってみたらS君が既に食べ始めていた。席について注文してから話などをしていたら、突然S君が不調を訴え、席を立ちホテルに戻って行ってしまった。後で聞いたところでは、店のすぐ外でめまいを起こして倒れ、隣の雑貨屋さんの人に水を貰ったという。私はミートボールを食べ、野菜スープを飲む。

19:30 ホテルに戻る。

#街並み 海外  #眺望  #山  #教会  #モニュメント 
#門・ゲート  #ギリシャ  #神殿  #世界遺産  タグ一覧

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古代アゴラ

1993-03-19 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.19 Fri Athene

13:30 古代アゴラ見学。

 柱廊(昔の市場)、オーディトリアム、柱廊の跡などを見る。どれも面白いが、割合ここは空いている。

 復元されたアッタロスの柱廊(昔の市場)

 域内にはレストアされたビザンティン教会(聖使徒聖堂)などがある。

 ヘーパイストス神殿はかなり保存状態が良いようにも見えた。

 一人でのんびり見るとぼんやりして気が休まる。オリエンテーリングのようにあちこち見て回るのも良いが、この程度ゆっくりした方が旅行としては気分がいい。

14:30 この前行った喫茶店が気に入ったのでもう一度行き、サンドイッチを食べてコーヒーを飲む。この店はいいロケーションにあるが、値段が高いわけではない。

#街並み 海外  #パノラマ  #眺望  #教会  #公園 
#ギリシャ  #ビザンティン  #神殿  #公共施設  #世界遺産  タグ一覧

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アテネ市内

1993-03-19 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.19 Fri Athene

13:00 博物館を出て古代アゴラへむかう。道すがらアテネ市内の街を眺める。

 街角の交差点でビールケースの上に揚げパン(チュロスだろうか)を並べて売るおばちゃん。

 豆か何かを路上で売ってるわきで、顔を突き合わせて話しているおじさん二人。この顔の近さは喧嘩してるみたいに見えるが、実は普通に話してるだけ。街角で大声で話さず、普通の声量で会話するため、かなり近寄ってるらしい。あちらではこれは普通なのだろうか。

 歩いていたら市場があった。野菜や肉が売られている。海外に行くとつい立派な建物や史跡を巡ってしまうのだが、意外に市場とかがいい感じの景色になっているし、記憶にも残る。

 結局スニオン岬へは行かず。後で聞いたところ、S君は行ったようだ。

#街並み 海外  #商業系  #アーケード  #道   タグ一覧

ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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国立考古学博物館

1993-03-19 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.19 Fri Athene

09:30 起床。ギリシャではやることが少ないので、ゆっくり起きてゆるりと市内を見て回ることにする。
10:00 朝食。もはや馴染みになってしまったレストラン Williams Of Orangeで、朝食。790Drsも払うと、ベーコンポテトに目玉焼き2つ、コーヒー、フレッシュオレンジジュースが飲める。非常に安く、かつ美味しい。

11:00 朝食をゆっくり終えて、空港行きのバスを確認。K氏と別れて、一人で国立考古学博物館へ行く。

 途中の通りは排気ガスがひどくてノドが痛くなる。だからジュースや食べ物が欲しくなってしまうのだろうか。まあいい。焼き栗を買い、歩きながら食べる。

11:30 国立考古学博物館到着。

 相変わらず学校の団体での見学が多く、中は混雑していた。学生が大して熱心ではなく、関係ないことをしているのはどこも同じ。

 博物館は日本人の目からすると地味ではあったが、内容はなかなかのものだった。日本なら一級品として扱われるであろうものが、ゴロゴロと並べられている。

#街並み 海外  #自動車  #鉄道  #ミュージアム  タグ一覧

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Sea Cruise イドラ島 2

1993-03-18 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.18 Thu Athens Sea Cruise

 イドラ島のフェリーターミナル。中央が乗って来たHermes号。

 西側の桟橋と船溜まり

 埠頭沿いに商店などが建ち並び、その中にシンボリックに時計塔が建っている。

 少し丘の中腹の住宅地へ行ってみる。

 今回のクルーズにはアメリカ人とおぼしき、白いひげの初老の男性が赤いジャンパーを着て乗船していた。彼は一人で写真を撮りつつ見て回っているらしく、土産物屋をのぞいたりはあまりしていなかった。3つの島で必ず住宅地などの奥へ入り込んだところで出会ってしまっていた。最後にイドラ島では、お互いを撮ることになった。感じのいい人だった。

 岬の上の砦のような場所に行って、停泊している船と街を眺める。

 最後は港のそばで猫を眺めて終了。

16:30 イドラ島出発。帰りは夕暮れになり、寒くなりそうなので、下のデッキに行ってゆっくりする。

 船には日本人が多い。ツアー客が大半のようだ。このほかに私たち同様、『地球の歩き方』を読んで乗船したとおぼしき日本人グループが数組だった。ツアー客は、団体、新婚旅行など。『地球の歩き方』の方は、男同士、女同士がほとんど。

 ツアー客はとにかくどこでも騒々しい。そしてワガママ。日本人に限らずアメリカ人、イタリア人、フランス人、みんなすごい。でも団体旅行は旅がらくちんで、これも意外に楽しいかもしれない。場合によっては友達もできるだろうし・・・。

17:00 私たちが寛いでいた船内のA-Deckで、ギリシャの音楽が演奏される。クラリネットブズキというバンジョーみたいなやつで、踊り手は男ばかり3人。まあまあ良いサービスと言えるんじゃないでしょうか・・・。

19:00 ピレウス港に帰着。シンタグマ広場を通るバスに乗る。

19:30 シンタグマ広場付近に到着。

 今日も例のレストランで、夕食。ムサカ(ジャガイモ・挽肉・なすを合わせて焼いたもの)を食べる。ベイクトポテトパイのギリシャ版と言ったところか。それに本日のスープ(豆類のスープだった)、あとはサラダ。正直言って日本にいる時よりずっと食事は豪華だ。まあ、間食が少ない分、三食しっかり食べないとお腹が空いてしまうわけなのだが。
 毎日通っていたので、食事の後、美味しいケーキをサービスしてくれた。うれしいね。

21:00 ホテルに戻る。明日、どうしようかと考える。考古学博物館へ行った後、昨日入れなかった古代アゴラへ行って、もう一度パルテノンにでも行こうかしらと思う。天気が良くて、暖かかったら絵を描いて一日のんびりするのもいいかもしれない。

22:00 シャワー。夜10時頃になると、シャワーが少しぬるくなってしまう。
23:00 就寝。

#街並み 海外  #眺望  #海・川・池  #教会  #塔 
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Sea Cruise イドラ島 1

1993-03-18 | ギリシャ 

1993 Europe日記
1993.3.18 Thu Athens Sea Cruise

15:00 イドラ島到着。 イドラ島 - Wikipedia

 ここでの自由時間も1時間ほど。じっくり見れば、一つ一つの島の様子はいろいろ異なるのだが、短時間の滞在ではそれほどの違いを感じることはなかなか難しい。クルーズの楽しみ方もいろいろだとは思う。私たちのように街をいろいろ探索したい観光客はそれほど多いわけではないので、日帰りクルーズも後半になってくると、自由時間が長くあっても時間を持てあます人も出てくるのかもしれない。それはそれで仕方ないことだ。限られた時間内で何をするのが楽しいか考えることにする。

 フェリーターミナル手前の岬

 停泊した船内から、山腹に広がる町

 イドラ島の中心部(船内から)

 下船しようとして多くの人が埠頭側に集まるため、船が傾く。

 下船しようとすると、猫が一斉に桟橋に集まってきた。なにか食べ物が貰えるとでも思ったのだろう。20匹以上の猫がやってきて、私たちの顔を見上げている。日頃から可愛がられているのか、警戒心があまりないようだ。みんなすり寄るようにやってくる。中には後足で立って、膝に上ろうとする奴までいる。だがあまり太った猫はいない。適当に可愛がられている感じ。

 島内の道は幅も狭く急で、階段も多い。今でもロバなどを用いて荷物を運んだりしているようだ。

 港のそばには、ここでも土産屋が多い。絵はがきをまたしても購入。ここが一番ギリシャらしい島ではないかとK氏は喜んでいた。金細工が安い。しかし輝きがなんだか鈍い。おそらく14Kが多いため、あまりきれいに見えないのだろう。マーブル、オニキス細工も、アテネの店にあるものの方がきれいだ。

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