05/01 帝都地形図(敗戦後すぐの東京地図)
05/05 NTT中野統制無線中継所(無くなった鉄塔の話)
05/08 麻機遠望(Photolog・第二東名と農村風景)
05/10 愛宕(失われた界隈)
05/13 池袋の都営住宅(失われた建築)
05/15 それってどうなのよ(トラックバックについて)
05/16 品川(新しい風景・アレア品川)
05/17 港南1丁目(新しい風景・SONY CITY)
05/18 富士山が見える場所(都心で富士山は見えるのか)
05/20 新井(Photolog・中野新井町医院)
05/22 関邸(旧小石川歯科医院)(小石川・失われた近代洋風建築)
05/23 フォークリフト専用置き場(印刷製本の街の一コマ)
05/25 物干し台への階段(中野四十五番街)
05/27 国会議事堂前(東京新旧写真比較-No.8)
東京新旧写真比較(1981/2007) No.8 千代田区永田町1-3付近
Photo 1981(ノーマル時)、Photo 2007.1.28(マウスオン)
国会議事堂の正面左手、南側からの景色。下水道の工事中で、緑地の様子は一時的に変わっていたが、その他はほとんど変化なし。歩道の舗装や、街灯が変わり、植栽が伸び、銀杏の木がちょっと追加されたりと微妙な変化はあったが、景観構造というか、視界の構成には基本的に変化がなく、ほっとした。
国会議事堂を正面から見ると、後方にいろいろな建物がいつのまにか建って、様子がかなり変わっているのでビックリするのだが、こちらからの景色は静かな感じだった。ただしここでも、後ろを振り向くと文部科学省の建物群がドーンと立ち上がっているので、思わず後ずさりしてしまう。
国会議事堂まわりの風景が激変したりしたら、やはり違和感があるのだろうな。1981年の写真には、北側から議事堂を撮ったものはなかった。北側からの景色は、前述のように背後に文部科学省の建物ができたりして、かなり変わったのではないかと思う。
東京都の「眺望の保全に関する景観誘導指針」では、国会議事堂の正面に視点をとって、そこからの眺望を今後守ることになっているが、それ以外の方向からの景色もできれば何とかならないかなぁと、変わらなかった風景を見たら余計にそう思った。
Back To Tokyo 1981(東京新旧写真比較(1981/2007)について)
#東京新旧写真比較 千代田区
#古い建物 千代田区 #街並み 千代田区
窓から外に出て屋根の上へ
中野四十五番街のアパート
中野区中野5-51
Photo 2006.6.4
某所で、跳ね上げ式非常階段で盛り上がっているので、便乗して外階段を一つ。
後付けだと思うが、結構アクロバティックな外階段。木造の建物に取り付けた細い鉄製階段はかなり危うい感じで、外れて落ちてしまいそうだ。手摺が低いので窓から外へ出る時に落ちそうだし、タラップが狭く、一番上の段が無いのもやばい感じ。洗濯物を持って屋根上の物干し台に上がったのだろうか。途中から見たら、宙に浮いた感じなのだろう。足がすくんでしまいそうだが、ちょっと上ってみたい急階段。
Tokyo Lost Architecture #失われた建物 中野区
小石川1丁目、白山通りから西へ入ったところにあった木造3階建ての洋館。
関邸(旧小石川歯科医院)
所在地:文京区小石川1-28
構造・階数:木3
建設年:大正時代
2007年5月末 解体予定
Photo 1995.1.18
以前は歯科医院だったそうだが、10年ほど前に見たときには、既に店仕舞いして、ただの個人住宅になっていた。
奥行きがあまりない割に背が高いところが、ちょっと可愛らしかった建物で、また、玄関上の2階ベランダや、観音開きでアーチ型をした窓が印象的だった。そういいながら、昔の写真はこれ一枚しかないのだが・・・。
現在の様子 Photo 2007.5.20
数年前からはシートで覆われていて、いつ解体されてもおかしくない無人状態だった。だから、てっきり無くなったものと思っていたのだが、その後も何故か解体はされずに残されていたらしい。
側面見上げ Photo 2007.5.20
一昨日に訪れたところ、5月21日から解体を行う旨のお知らせが出ていた。今回は滑り込みで、前日に通りかかったことになる。最後の姿を見ることができたのは幸運かもしれないが、なくなってしまうのを知ることはやはり不幸せな気分。そうかぁ、この建物も明日には壊されちゃうんだなぁと思うと、またまた寂しい気分になってしまう。
背面 Photo 2007.5.20
背面などはトタン貼りで改装されており、物干し台があったりもして、そのへんは洋館としてはいまいちだったが、軒先のディテールなどは魅力的だった。
切妻部分 Photo 2007.5.20
関連記事:ニッポン懐景録 > 東京都 文京区小石川
Tokyo Lost Architecture #失われた建物 文京区 #医院
少し前から気になっているが、まだ答えが分からないことが一つある。それは「富士山が見える場所」についての問題。
新宿L-Tower南側デッキから、都庁のわきにわずかに見える富士山
新宿区西新宿1-6
Photo 2006.2.5
日暮里の富士見坂から富士山が見えることはよく知られている。江戸時代からある富士見坂で、現在もよく富士山が見えるのはここだけだという。そこで沸いてくる疑問。
富士見坂から見えるのはここだけかもしれないけど、他にはそういう場所は無いのかしら?
というわけで、なんとなく網を張っていたのだが、未だに分からないので、Blogにちょっと書いてみて、読者の方々からの情報をお待ちする次第。下記の4条件を全て満たす場所を御存知でしたら御一報を。
1.部分的でも良いので富士山が見える。
2.ビルなどからではなく、地上で見える。
3.山手線の内側の地域、もしくは隅田川の西側の中央区か台東区内であること。
4.日暮里富士見坂と、護国寺前の不忍通りの富士見坂は既知なので除外。
東京都庁、文京区役所など、高層ビルの展望台からならいくらでも見えるのだが、地上から見えるという情報はあまりない。一方、江東区の海沿いや、横浜、荒川の土手など、手前に水面などがあって遮るものがない場所では、よく見えることが知られている。それから、山手線より西側の地域、落合や中井の高台からは、今も富士山が見えているようだし、足立区など東京の北部でも、広い土地があるためか見えるらしい。
しかし、山手線の内側の地域や都心の下町となると、なかなかそのような場所がないのではないかと思われる。
少し前の新聞記事で、鈴木理生氏が、小さい頃の体験として、四谷の上智大学のグラウンドを囲む高みから、迎賓館(旧赤坂離宮)や絵画館の建物越しに富士山が見えた、と書いておられた。だが、その場所から現在も見えるかどうかは不明。
上記の条件を満たす場所が見つからない場合、条件を少し変えて、
1.部分的でも良いので富士山が見える。
2.山手線の内側の地域
3.橋、人工地盤上、鉄道車内、高速道路高架上のいずれかから見える。
の全てを満たす場所でも良いので、情報を募集致します。
ちなみに、山手線の外側ではありますが、新宿L-Towerの2F歩行者デッキ上からは、西新宿の超高層ビルの隙間を通して、ほんの少しだけ富士山が見えています(上の写真)。また、山手線の高田馬場~目白間において、電車が神田川を渡る瞬間に富士山が見えるという話もあります。もしこれ以外で、見えるところを知ってるぞ、見たことがあるぞ、という方は、是非情報をお寄せ下さい。
東京の富士見について
富士見坂眺望研究会
富士見坂通信
日暮里富士見坂からの眺望(Site.Y.M 建築・都市徘徊)
日暮里富士見坂(都市徘徊Blog)
平成「富士見坂」事情(坂学会)
#眺望 #山
Blogを書いている方なら、よく御存知のことかもしれないし、そういうことは当たり前で、いまさら書かんでも、と思われるかもしれないが。
開設から1年半ほど経ち、キーワード検索で引っ掛かることが多くなったためか、最近は週に一件程度は、Blog記事に対してトラックバックが送られてくる。拙Blogの記事と関連した記事をご紹介頂けるトラックバックは大歓迎なのだが、中にはこちらの意図とは異なるものもある。またどういう意図かさっぱり判らないものも。
試みに、以下に拙Blogの記事とトラックバック記事の組み合わせを、いくつか挙げてみる。ただし、これらのトラックバック自体は現在は機能していない。
1.銀座にて(DiorとGucci) →グッチの携帯ストラップならここ
2.初日(東京ミッドタウン) →東京ミッドタウン
このへんは、商業目的のTBなので、想定の範囲内。ブランド名や話題のスポットを示す単語が含まれる記事に対して、TBを送っているらしい。だが、こちらの記事の内容まで確認した上で送っておられるのだろうか? 批判していたりする場合でも「見てみてーっ!」とばかりに送ってくるのは不思議だ。
3.Google Mapで地図づくり2 →グーグル 地図 で京都 観光
4.墓地裏の小径を辿る →墓地にぼちぼちいこうかな
この二つは先方の内容次第では、こちらもTBさせていただこうかと思った。でもトラックバック先にほとんど記事が無い。しばらく待っても全然記事が増えない。内容が無いよう!。それなのになぜTBだけを送るの?。かなり意図が掴みかねるケース。
5.池袋の都営住宅 →都営住宅に住みたいと思っているあなたへ。
取り壊された廃墟風建物の話なのに、都営住宅入居の話って・・・。これもこちらの記事内容をろくに把握せず、単語レベルでの一致をもとにTBを送っている例。逆効果なんじゃないかと思うのだが。
6.越後屋ビル →デコとも 無料デコメ
これには大笑いした。越後屋ビルの外壁に、アール・デコの装飾があると書いたら、デコメールのご案内TBが届いた。デコの語源は一緒だけど、アール・デコとデコメじゃ話が全然違うじゃないか。
以上の例は、ほとんど全てが営業活動の一環で書かれたらしいBlogからのTB。お仕事でBlogを作ってる方、もう少しよく考えて書いた方がいいと思うよ。