日本時間から英国時間に時計を直し、18:00頃、ヒースロー空港に無事到着。 (Google Map) 簡単に入国手続きを済ませた後、両替をする。ロシアの入国手続きとは異なり、このへんはあっという間だ。
次のロンドン~パリをリコンファームしようとしたら、BAの到着カウンターの女性がNot Neccessaryと言ったのでちょっと混乱してしまう。近くにたまたま居たJALの職員に尋ねたところ、念のため、Terminal4に行ってやっておいたらどうですかというので、そちらに行こうとしたのだが、今度はバスが全く出る気配がない。そこで電話でのリコンファームにいきなりトライすることになり、私が電話をすることになってしまった。しかし事はうまく運ばないもので、なかなか氏名と人数が伝わらなくて参った。正確に伝わったかどうかは怪しかったが、ともかく一応、名前が伝わり、3人が3月4日に314便で発つということが伝わったようなのでホッとして、地下鉄でホテルへ行くことにする。
地下鉄へはかなり長い通路を通らなければならなかった。降車駅までは2ポンド80ペンス。500円程度。小銭での釣り銭がうまく出せない機械が多く、結局窓口で買った。変な話だ。
地下鉄は第三軌条による受電(Four-rail systemという電化方式で、走行レールとは別に2本の電力用レールが敷かれているのだそうだ。)。車輌の下部にスパークが飛ぶ。Tubeとも呼ばれ、トンネルの形状に合わせて丸っこいデザインになっているのがちょっと可愛い。車中では新聞を読むインテリ、ギターを弾くジプシー?などさまざま。アフリカ系だかアラブ系の人が意外に多い。空港の警備関係者もアフリカ系の背の高い人が多かった。
途中のEarl's Court駅で乗り換え。少しややこしかったが、これを無難にクリアし、20時頃にNotting Hill Gate駅で降りたまでは良かった。だが、その後、ホテルが見つからず非常に苦労した。はっきり言って、事前に渡されていた見取り図的な案内図はない方がマシなものだった。
気温は+1℃、小雪が舞う寒い夜の中、僕らは30分以上探し回る結果となってしまった。その挙げ句、通りがかりの女性らに聞いて、21時前にようやくホテルに辿り着いたのだった。
Hyde Park West Hotel夜景 Google Map
到着後、何か食べようと言っていたが、その気力も失せて、みなそのまま寝てしまう。かくして長い一日目が終わったのだった。
ヨーロッパ旅行記 1993.2.28〜3.21
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