竹田ビル
所在地:中央区 銀座2-11
構造 :RC
階数 :6+B1
竣工年:1932/33(昭和7/8)
解体年:2016(平成28)
Photo 2007.5.26
昭和通り沿いに建っていたビル。竣工年は1932年もしくは1933年。当初は1階がオフィスで、2〜6階はアパートメントだったそうで、住居部分にはエレベーターがあったという。また、戦後の昭和21年〜昭和50年頃までは、4〜6階が「銀座ホテル」というホテルだったという。
Photo 2006.4.7
このビルは昭和通りのひとつ西側の通りにも面していて、私は写真を撮っていないが、下記サイトにはそちらの写真も載っている。竹田ビルは6階が増築という話があるが、この西側はやはり当初は5階で、6階は増築のようだ。
Photo 2006.4.7
一方、昭和通り側から見ると、6階だけ壁面の様子が異なり、屋上には緑色の瓦屋根が載っている。この部分も増築かとも思われるが、側面が見える写真の様子からすると、一体的なデザインのようにも思われる。
この建物も5年ほど前までは店舗が入って使われていたが、現在は建て替えられている。
銀座レトロⅣ☆〜竹田ビル〜: MAKOTOLAW STAFF REPORT
竹田ビル、横田ビル/銀座2丁目 - ぼくの近代建築コレクション
環境デザインマニアック・Environmental Design Maniac > 竹田ビル
Tokyo Lost Architecture
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日紫ビル
所在地:中央区 銀座2-8
構造/階数:SRC/5+B1+R
建設年:1969(昭和44)?
解体年:2016(平成28)
Photo 2006.4.7
なにかの本か資料で戦前の建物だと読んだような記憶があったが、改めて調べたら戦後の建物だったようだ。テナント募集の不動産サイトでは1969年竣工と記載されていたりする。ただ、そのわりに階数が少ないし、軒先に庇が出ていて、それらを新しいパネルで覆っているようでもあり、もっと古い建物だった可能性もやはり捨てきれない。もしかすると大改築したのが1969年だったのかもしれないなどとも考えている。
右隣の米井ビルは1929(昭和4)年築で現存しているが、日紫ビルの方は5年前に解体され、既に新しいビルが完成している。
日柴ビル、泰明商会/銀座2丁目 - ぼくの近代建築コレクション
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東京電機大学 1号館(本館)
所在地:千代田区 神田錦町2-2
構造・階数:RC?・5F
建設年:昭和初期頃?
解体年:2012〜13(平成24〜25)
Photo 2005.3.25
1926年に錦町2丁目の土地を取得して校舎を建設したようなので、建物のデザインからみても恐らく昭和初期に建てられたものだったのではないかと思うが、Websiteなどには記載がないため、詳細は不明。創立100年史などを見てみないと分からなそうだ。
東京電機大学は2012年に北千住駅東口側に神田キャンパスの全てが移転。跡地にはKANDA SQUARE(神田スクエア)が2020年に完成している。
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旧村木商店
所在地:千代田区 神田須田町1-10
構造・階数:木/3F(屋根裏)
建設年:昭和初期頃
解体年:2013(平成25)年1月
設計 :岡田信一郎
Photo 1996.2.20
1990年代の住宅地図では佐山商事と記されていた建物。最初は「村木商店」という問屋として建てられたものだそうだ。
「★近代建築探訪★」というブログ内の記事には、側面の写真と立面図が、また「ぼくの近代建築コレクション」内の記事にも、側面の写真が掲載されている。
正面からだと分かりにくいが、それらの写真や図面を見ると、この建物はドーマー窓付きのギャンブレル屋根が2階に載った屋根裏3階の建物だったようだ。数回通り掛かってはいたのだが、通るのが毎回夜間で、ほとんど写真を撮らずに終わったのは残念。
1980年代にはまだ正面にネットが掛けられていなかったが、私が訪れた頃には既にネットで覆われていた。南側の隣接地がコインパーキングになって側面が見えるようになったのは解体の前年。その後この並びの建物は全て解体され、2016年に13階建てのマンションとなった。
OSN076看板建築(村木商店): ★近代建築探訪★
旧村木商店、びいんず/神田須田町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
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都ビル
所在地:千代田区 神田須田町1-8
構造・階数:RC・4F
設計 :千葉利智
建設年:1929(昭和4)
解体年:2009(平成21)
Photo 2005.3.25
靖国通りの南側、須田町交差点と淡路町交差点の間に建っていたビル。写真は歩道橋上から撮ったもの。住宅地図では2006〜2008にはビル名の記載がなく、廃屋扱いになっていた模様。写真の4年後に解体され、跡地には新しいビルが建てられている。
下記リンク先には1980年代の写真と、解体直前の写真が載っている。その写真と記事を見て初めて、スクラッチタイル張りだったことや上部に緑色の瓦屋根が載っていたことに気がついた。
「ぼくの近代建築コレクション」の記事内の写真は1985、86年。たまたま休みだったのかもしれないが、この時点でもシャッターは閉まっていて、4階の窓際や屋上には草木が生えている。袖看板はないが、2階の窓際には花も咲いているので、なんらかの形で使われていたのかもしれない。また外壁にネットは掛けられていなかった。
上写真は2005年だが、この時は既にネットが掛けられていた。また2階から上の壁面はツタかなにかで全面が覆われてしまっていた。
そして、「アクトデザイン凛太郎のブログ」の記事内の写真は2008年。ネットが掛けられているのは変わりがないが、ネットの下のツタは一掃されていた。また、ブラインドの上下の状態が2005年とは異なる。廃屋だったのかと思っていたが、最後の頃まで何らかの形で管理されてはいたようだ。
アクトデザイン凛太郎のブログ 都ビル
田丸電機、都ビル/須田町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
フィールドノート Level チラシの裏 都ビル解体その1
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久保田織物
所在地:千代田区 神田須田町1-6
構造・階数:木・3F(ギャンブレル屋根)
解体年:2009(平成21)
Photo 2005.3.25
木造モルタル2階にギャンブレル屋根の3階が前半分にだけ付いた建物。
1階に窓が無くシャッターがあることからすると、1階は作業場か車庫だったようだ。
吉川商店、他/神田須田町1丁目 - ぼくの近代建築コレクション
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