本日、国営諫早湾干拓事業が完工式を迎えた。
私が生まれる前の構想発表から55年、事業着手から21年の歳月を経て完了し、
来春から干拓地で営農が始まる予定である。
優良農地造成と低地部の防災を目的に諫早湾奥を延長約7kmの潮受け堤防で閉め切り、
内部に小江干拓地約110haと中央干拓地約700haが造成された。
私が子供の頃は有明海のむつごろう、あげまき貝、はぜ釣りによく出かけていた。
中学の時に、大潮の時は家の前の川まで潮が満ちてきていたので、
イカダを組んで引き潮に乗って大島へ渡り、翌日の満ち潮に乗って帰ってくる計画が
学校の先生にパレて、クラス全員の前で計画を発表させられただけで不発に終った。
干拓の是非については色々あるが、地元にとっては防災上必要で、
今まで干潟のほうが内陸部より高くなっており浸水被害も多かった。
有明海、特に諫早湾奥部においては干潟が堆積してくる為、明治以前から
少しずつ干拓が始まっており、一工区、二工区といった地名も残っている。
しかし、今回は国、県が広大な海を一気に締め切るという事業計画をぶち上げ
巨額の予算を費やし施工してしまったのはまずかった。
私が生まれる前の構想発表から55年、事業着手から21年の歳月を経て完了し、
来春から干拓地で営農が始まる予定である。
優良農地造成と低地部の防災を目的に諫早湾奥を延長約7kmの潮受け堤防で閉め切り、
内部に小江干拓地約110haと中央干拓地約700haが造成された。
私が子供の頃は有明海のむつごろう、あげまき貝、はぜ釣りによく出かけていた。
中学の時に、大潮の時は家の前の川まで潮が満ちてきていたので、
イカダを組んで引き潮に乗って大島へ渡り、翌日の満ち潮に乗って帰ってくる計画が
学校の先生にパレて、クラス全員の前で計画を発表させられただけで不発に終った。
干拓の是非については色々あるが、地元にとっては防災上必要で、
今まで干潟のほうが内陸部より高くなっており浸水被害も多かった。
有明海、特に諫早湾奥部においては干潟が堆積してくる為、明治以前から
少しずつ干拓が始まっており、一工区、二工区といった地名も残っている。
しかし、今回は国、県が広大な海を一気に締め切るという事業計画をぶち上げ
巨額の予算を費やし施工してしまったのはまずかった。