ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

農作業は待ってくれず

2021-06-16 | 日々の農作業
今年は記憶にも無い5月の中旬という
ジャガイモの収穫の真っ只中の梅雨入りでした。

雨で収穫が例年に比べて大幅に遅れたこともありますが、
注文が届いているか心配された会員様からはお電話を頂戴する始末。

毎回、ご注文いただいた会員様へは
都度お礼を兼ねた確認のお電話を差し上げているのですが
今回はそれさえ出来ていなかった方がほとんど。

ジャガイモの収獲作業が終わってからというもの
事務局長ひとりに任せっきりだったジャガイモの発送準備。

気にはなりながらも
こちらの農作業も待ってはくれないのです。

貴重な晴天が続いているうちに
ジャガイモ畑の後始末と田植えを控えた田んぼの準備です。







ジャガイモの茎葉の撤去ですが、
雨が多かっために早かったところは雑草も我が物顔に。







畑から茎葉の撤去が終わると
ペーハーが酸性になった土壌を中和するために苦土石灰の投入。

そのあと梅雨時期の土壌流出防止も兼ねて緑肥の種蒔きです。







最後に浅めにトラクターで鋤き込んだら畑の後始末は終了。





次は田んぼへ元肥の投入ですが
これがまた機械化されていないために
田んぼの中を行ったり来たりでそれはもう大変。

1日にゴルフの1ラウンド以上は歩き回るでしょう。
しかも20㎏の肥料を背負って。







この元肥の投入ですが、
土が乾いているうちでないと余計大変で
雨で足がぬかるむようになってしまうともう涙、涙・・・

よって最優先にしている作業です。





元肥の投入が終わると
最後はこちらもトラクターで鋤き込んで終了。

朝4時起床、朝食、昼食はそこそこに夜は暗くなるまで。

この時期の長崎は夜8時までは明るいので、
日勤に止まるどころか早番、遅番の毎日でした。

ただ、令和の神様も見捨てられることはなさらなかったようで
ここにきて晴天をもたらして下さいました。

お陰で先日の雨が降り出す前までには
すべての田んぼを耕起まで済ませて、
会員様への発送も無事終えることが出来たという訳です。

ハアー! ため息です。





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