オーストリア有数のバロック様式の建物が、
世界遺産のメルク修道院。
11世紀バーベンベルクのレオポルト2世の時代に
修道士たちが招かれ、その基礎を作りました。
付属庭園とパビリオンも全面的に改修され、
2000年から一般公開されました。

透かし模様の円蓋が覆う八角形の門番小屋を
通り過ぎると、広い前庭が開けます。
右手にバーベンベルグ塔、かつての要塞の一部です。
宮殿のような建物ですが
院長が客人を迎えた小さなバルコニーの下に
教会の守護聖人である二大使徒
ペテロとパウロの像が立っています。
皇帝の間は、その大部分が
博物室として整えられています。
メルク修道院の歴史的、美術的、
現在の姿が11室ほど展示されています。

大理石の間とは、食堂です。
本物の大理石は、扉の枠と扉の上部のみで、
壁は漆喰の擬似大理石。
大理石の間からは、巨大なバルコニーに抜けられます。
この建築こそが、他のバロック建築との差で、
宗教建築である理由です。

バルコニーから進むと、図書室があります。
はめ込み細工の本棚、本の背表紙と
天井のトロガーの絵画によって調和のとれた
ウットリする様な美しい部屋となっています。
ここには、約10万冊、9世紀から15世紀までの
1200の写本や750の古版本が収納されています。

バロック様式の構想そのものの教会の美しさを堪能。
室内の内装、聖歌隊席の色彩が
色と形のシンフォニーを奏でています。
修道士の生活と活動の中心はミサで、
見学中見かけることはありませんでした。
2010.9.21
世界遺産のメルク修道院。
11世紀バーベンベルクのレオポルト2世の時代に
修道士たちが招かれ、その基礎を作りました。
付属庭園とパビリオンも全面的に改修され、
2000年から一般公開されました。

透かし模様の円蓋が覆う八角形の門番小屋を
通り過ぎると、広い前庭が開けます。
右手にバーベンベルグ塔、かつての要塞の一部です。
宮殿のような建物ですが
院長が客人を迎えた小さなバルコニーの下に
教会の守護聖人である二大使徒
ペテロとパウロの像が立っています。
皇帝の間は、その大部分が
博物室として整えられています。
メルク修道院の歴史的、美術的、
現在の姿が11室ほど展示されています。

大理石の間とは、食堂です。
本物の大理石は、扉の枠と扉の上部のみで、
壁は漆喰の擬似大理石。
大理石の間からは、巨大なバルコニーに抜けられます。
この建築こそが、他のバロック建築との差で、
宗教建築である理由です。

バルコニーから進むと、図書室があります。
はめ込み細工の本棚、本の背表紙と
天井のトロガーの絵画によって調和のとれた
ウットリする様な美しい部屋となっています。
ここには、約10万冊、9世紀から15世紀までの
1200の写本や750の古版本が収納されています。

バロック様式の構想そのものの教会の美しさを堪能。
室内の内装、聖歌隊席の色彩が
色と形のシンフォニーを奏でています。
修道士の生活と活動の中心はミサで、
見学中見かけることはありませんでした。
2010.9.21