川越城二の丸跡あたりにあるのが川越市立博物館。
物資の集散地として繁栄した川越は、
新河岸川の舟運や川越街道により江戸と深く繋がり、
江戸の文化の影響を強く受けた街であることが
よくわかる展示をしています。
この日は、「むかしの勉強むかしの遊び」展が
行われており、見学しました。
おじいさんやおばあさんが子どもだった頃や
お父さんやお母さんが子どもだった頃の暮らしの様子を
見てみようという子ども向けの展示ではありますが、
大人の方がテンションが高くなる展示です。
家族が食事をしたり、テレビを見る居間。
黒電話や足踏みミシンもありますよ。
私の家にも展示品のような物もありました。
ステンレスの流し台、電気冷蔵庫や炊飯器などの
家電製品も揃っていますが、
電子レンジの登場はまだですね。
教室は「二十四の瞳」の時代のような机まであります。
懐かしい駄菓子屋さんですよ。
お金を握りしめ、何を買おうかと
悩んだ記憶が蘇えってきます。
あっ、家にあった電子レンジと色まで一緒
今の子ども達にとってはひいおじさん、
ひいおばあさんの時代という気もするけれど・・・。
昭和の香りがするものばかりです。
小学生の頃、プールの帰りに必ず寄った店の
テーブルと椅子と同じみたいだわ。
あの頃は焼きそばをよく食べていたのよね。
テンションマックスとなったのは、このペンケース。
埼玉西武ライオンズ渡辺久信シニアディレクター兼編成部長が
人気絶頂の頃、もう、博物館ものなのね。
それを知っているだけに複雑な気分。
小江戸七福神めぐりでも七寺の境内に
水琴窟があるのですが、博物館の中庭にもあります。
水滴の音を楽しむ水琴窟の音色に癒されます。
川越市立博物館
埼玉県川越市郭町2-30-1
2017.1.28