まるみのあっちこっち巡り

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バルト三国 世界遺産リガ旧市街巡り① リガ大聖堂

2017-06-05 15:10:51 | 2016 バルト三国



13世紀からハンザ同盟の港町として繁栄したリガに戻り、
世界遺産に登録されている旧市街を巡ります。

リガの旧市街は、ダウガヴァ川と堀に囲まれた
0.5㎢ほどの地域で中世と近代の
二つの街並みが調和する古都。

旧市街北側の中心は、リガ大聖堂がある
ドゥァマ広場周辺の通りはほとんどが
この広場を始点にして四方に伸びています。







現存するバルト三国最古の建築の一つで、
1211年から建設が始まり、
その後何度も増改築がなされ、
18世紀後半に現在のような姿になったとか。

そのため、ロマネスクからバロックにいたる
様々なスタイルが混在している教会です。







高さ90mの現在の塔は1776年に建て直されましたが、
以前の塔はさらに50m高かったのだそうです。







美しいステンドグラスなどの装飾も見どころです。
聖堂内に響き渡るオルガンコンサートも有名で、
この日の夜の日程に入っていました。







騎士団が占領したリヴォニア
(現在のラトビアと南部エストニア)の
宗教的中心をなした教会です。







1883年に造られた重厚なパイプオルガン。
木彫りの彫像で装飾された
フレームは16世紀以来のものが
慎重に保存され、使用されています。

パイプは6718本、長いものは10mにも達するとか。
造られた当時は世界に並ぶものがない
最大級のオルガンであったのです。







教会の内部には墓碑銘や、
司祭やギルドの墓石などが展示、
やはり目をひくのは、
美しいステンドグラスの数々です。







現在は教会としての活動の他、
博物館ともなっています。
大聖堂南側にはかつての修道院の
回廊があります。

ラトビア・リガ

2016.9.23
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