まるみのあっちこっち巡り

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バルト三国 ラトビアのスイス スィグルダへ ガウヤ川国立公園

2017-06-13 15:16:49 | 2016 バルト三国



リガを離れて約50㎞、ラトビアのスイスと呼ばれる 
深い渓谷と豊かな緑のスィグルダへ。

スィグルダは、19世紀末からリゾートタウンとして
賑わいを見せてきた場所で、新緑、紅葉、スキー、
季節を問わず静かで魅力的な雰囲気がします。







1207年に要塞陣地として建てられたリヴォニア騎士団の
古城であるスィグルダ城は、後に修道院として
改築されましたが、度重なる戦争で破壊されました。

写真はスィグルダ新城で、1878年に新ゴシック様式で
荘園領主クロポトキン家の居宅として建てられたのもので、
現在はスィグルダ県庁舎となっており見学はできません。







見どころとなる古城や景観は、ガウヤ川に点在しています。
このガウヤ川両岸周辺に見受けられたデポン紀からの
数多くの砂岩露頭を保護すべく、バルト三国最大で
ラトビア最古のガウヤ川国立公園が誕生しました。







こちらはグートマニャ洞窟、バルト三国最大の洞窟で、
最古の観光地ともなっているようです。

多くの出来事を目撃してきた赤砂岩の洞窟には
びっしりと落書きで埋め尽くされています。
中には16世紀の恋人達の名前もあるとか。







これは何だか新しそうですが・・・。







トゥライダの薔薇と呼ばれた美女が
洞窟前で恋人のヴィクトルと
会っていたという物語の舞台とか。







お土産よりシーソーが気になるまるみでした。







驚いたことに日本語の「おすすめ観光ルート」という
地図と案内が製作されていました。
(この記事作成にも利用しています)
スマホアプリで英語音声ガイドも利用できます。

右側は化粧室です。

ラトビア・スィグルダ市

2016.9.25
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