ランチも済ませて元気良くレストランを飛び出し、
タリンの街歩きを始めましょう。
午前中はガイドさんの案内のもと歩いているので
アバウトながら地図を頭に入れてあり、
まだ見ていないところやもっとゆっくり
見たかったというところに行くつもりです。
編み物屋台の「セーターの壁」の前を通ります。
北欧のセーターが温かいのは
着用した経験で分かっていますが、
嵩張るし、重量感があって私はパス。
危険も潜んでいそうな路地を撮るのも楽しいです。
「セーターの壁」から北上しています。
まるで顔の中の口に吸いこまれていくような城の北門。
砲塔には「ふとっちょマルガレータ」という
ユーモラスな名前がついています。
ここが監獄として使われていた頃、
囚人の食事を切り盛りする
太ったおかみさんの名前がマルガレータとか。
囚人からも慕われていたのでしょうね。
タリンの最も重要な出入り口を守るために
1592年に建造された砲塔で、
直径24m、壁の厚さは4.7mです。
砲弾が発射されなくなると倉庫や兵舎、
監獄として使用され、
現在は、海洋博物館になっています。
城壁を出てしまうと旧市街ではなくなるので
この辺りでUターンしましょうか。
こちらにはエストニアのモニュメント。
1994年9月28日にバルト海で沈没したフェリー事故。
この事故は平時において852人の犠牲者を出した
20世紀最悪の海難事故の一つだそうです。
エストニア・タリン
2016.9.25